ウォーキングと背中のゆるめ方 | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


● ウォーキングと背中のゆるめ方

こんにちは、山崎です。

和身塾の募集は、6月25日(水)までです。

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最近、生徒さんたちは「歩く」ことにコミットしている人が増えてきました。

あべこべ体操の北洞さんは、おじさんですけど毎日1万歩をコミットするようになっていたのが最近は15000歩へと増やしたそうです。気持ちいいんでしょうね。

ある理学療法士は、毎日10kmをコミットして歩いているそうです。

今日は「5kmしか歩けていないから」といって、稽古が9時半に終了して、午後11時まで僕や他の生徒たちとカフェに行って、午前0時に帰宅して、午前1時からカレーを作って、午前2時から残り5kmのウォーキングをこなすとのこと。

翌日の仕事は朝からなので、若干眠たいみたいです(笑)


和身塾とセミナーシリーズでは、統一体(全身運動)として歩くための、ウォーキングを行いました。


【ウォーキングと背中のゆるめ方】




多くの人は、「重心」を高く上げて歩くことができません。

背中が丸いのです。

逆に、重心の高さを意識している人は、重心が高すぎる傾向にあって、腰が過度に反ってしまったり、頭から踵までを「繋げる」という意識はないため、真ん中で折れたような感じに見えてしまいます。

ウォーキングは統一体(全身運動)になっている必要があります。


・ウォーキングの問題点

多くの人に共通する、ウォーキングの問題点って何だと思いますか?

だいたい共通しているのは、

1)上体が前に突っ込む
2)胸椎が後方にある
3)下腹(骨盤)を前に出す
4)肋骨が後方に出っ張る
5)鎖骨の下がパンパンに張る

こんな感じの身体で歩いている人が多いので、当てはまっていないかをチェックしてくださいね。


1)上体が前に突っ込む

目は前についていますから、どうしても上体が前に突っ込みやすくなり、着地の時の衝撃が強い歩き方をしてしまう人が多いです。

ほぼ、このような歩き方をしています。

腰の筋肉を縮めて、胸を張って、上体を前に突っ込むように歩いてしまうという共通点があるんですけど、とにかく「顔」を前に出さないことです。

顔が前に出ないように注意して、地面をやさしく触ってあるいてください。


2)胸椎が後方にある

ほとんどの人が、胸椎が正常な状態よりも後方にあるという姿勢のまま、ウォーキングを行っています。

この場合、ウォーキングが問題ではなく、通常の姿勢に問題があります。

胸椎とは胸の裏側にある背骨ですが、胸椎が後方へ出っ張りすぎると、背中の筋膜が上の方向に引っ張ってしまって、背中や首、肩の筋肉が硬くなってしまうので、普段から胸椎の位置を前に修正してください。


3)下腹(骨盤)を前に出す

これはそこまで多くありませんが、腰を反らないよう注意している人は腰が反らない代わりに下腹(骨盤)を前に出す癖を持つ傾向にあります。

前と後ろのどちらにも注意を向けないといけないので大変ですけど、腰が反らない意識を持っている人は、下腹(骨盤)が前に出ていないか注意してみてください。


4)肋骨が後方に出る

これも普段の姿勢から、肋骨が後方に出っ張る人が多いです。

若い女性は、肋骨が後方に出っ張るより、前方に出っ張る傾向にあり、また「みぞおち」あたりのお腹の筋肉を緊張させる傾向があります。

若くない女性、男性の多くは、肋骨が後方に出っ張る傾向にあります。

この肋骨が後方に出っ張ると、様々な支障をきたすことがあるので、両手で肋骨の前と後ろを両方掴んでみて、どちらの出っ張りが強いかチェックして、出っ張りが強くならないように注意してください。


5)鎖骨の下がパンパンに張る

良い姿勢を意識していると、肋骨が前に出る傾向があります。

重心を高くしようと斜め上の意識を持っている人は、鎖骨の下がパンパンに張る傾向にあるので、この張りを注意してください。

大胸筋、筋膜、肋骨の骨が前に出過ぎているということです。


自分の身体を「観察」しながらウォーキングするのは大変ですが、どの箇所にストレスが掛かっているのかを把握してもらいたいので、観察しながら歩く癖をつけてくださいね。

僕もそういう理想の歩き方を目指しています。



【重心の高い姿勢と下半身の抜き】






追伸)

和身塾は、

・年齢を重ねても、動ける身体を作りたい
・誰から見ても、美しい動きを体現したい
・簡単にくじけない強い心を身につけたい
・対人関係が得意になって人から好かれたい
・自分の想いをハッキリ主張できるようになりたい
・健康産業で活躍して将来不安を払拭したい
・真剣に他人と関われる人間になりたい
・一家の大黒柱として自分を鍛えておきたい


など、このような目的を持っている人が、稽古に取り組み、目標を達成できる自分を作り上げるための講座です。


人間は、ほとんどの可能性を眠らせています。

外部からの情報を取り入れるのは「感覚」ですが、僕たち人間は頭ばかりを働かせ、身体の「体性感覚」を眠らせたままにしているのです。

その身体の感覚を目覚めさせ、あなたの可能性を開花させるワークが「和身塾」にあります。


和身塾の募集は、6月25日(水)までです。

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