国を乗っ取り滅ぼす方法【時事所感82】
今回は、
⚫『国を滅ぼす方法』について、ひとつを御紹介します。
手順①・・「人手不足にする」
先進国をはじめ、ある程度発展を遂げた国家にみられる社会現象に「少子高齢化」があります。
合計特殊出生率が約2.1を、長年下回り続けている国は、
人口減少、就労者不足など多くの問題を抱えはじめます。
人手不足、人材不足と言われる問題です。
手順②・・「移民を積極的に受け容れる」
人口減少、人手不足、人材不足の解決策のなかに手っ取り早い解決策があります。
「移民の大量受け容れ」です。
これに大々的に賛成しましょう。
手順③・・「移民反対派を退ける、制限・抑圧する」
「移民反対=人種差別」だという考え方を世論で大々的にアピールしましょう。
テレビや新聞・雑誌・等マスメディアが取り上げたら、
それをネット等から拡散します。
政治家はメディア報道や加熱する世論を無視できなくなり、
移民受け容れを反映した政策を進めます。
移民受け容れに制限を設けようとする政治家や政党、言論界は「レイシスト・人種差別」「極右・ナショナリスト」等の批判にさらされます。
ポリティカル・コレクト色を醸しだせば、瞬く間に移民受け容れは推進され、
大挙の移民入国が始まるでしょう。
手順④・・「移民受け容れで人口増加を継続する」
先進国等の発展国の多くは、
少子高齢化問題を抱える国が多く、
合計特殊出生率の数値がなかなか改善されません。
移民の多くは、異国、異文化社会において、いち早く生活のための安定した収入源の確保に迫られるため、
低賃金の比較的単純労働に就く傾向にあります。
一方で企業経営者側、雇用者側にとっての
移民の低賃金就労者は、
企業経営上は合理的なため、積極的に職場採用します。
低賃金労働者を多く確保出来た企業経営者は、
これを最早手放せなくなります。
因みに、高所得者層と低所得者層を比較すると、
高所得者層は合計特殊出生率がなかなか改善されません。
比べて一方で低所得者層はこの出生率が高くなる傾向にあり、
移民の大量受け容れは人口増加に繋がります。
移民による人口増加は、移民の子供や孫が生まれて、
爆発的に急激な人口増加になります。
これは、その国の総人口に占める移民の割合も急激に増すことを意味しています。
手順⑤・・・「移民の参政権を認める」
ここまで移民の人口が増加して総人口に占める割合が増すと、
移民の人々から必然的に要求が出てくるのが
「移民の参政権」です。
民主制を政治制度としている国なら、
世論を無視できなくなります。
このときも、「移民参政権反対=人種差別」等のポリティカルコレクト色が出てきます。
移民参政権が認められる潮流となるでしょう。
以上の手順で事が運ばれ、
国民、総人口における移民の割合は、
ネイティブの国民に対抗できる移民社会が形成され、
時間の経過とともに、移民とネイティブ国民の比率は逆転、
政治、経済、社会全体への影響力は主流派になります。
最早後戻り、やり直しもきかず、
慣習や文化、宗教等の価値基準も、
社会・政治制度も様変わりし、
移民受け容れ前の国は無くなります。
以前とは異なる別の移民国家の成立です。
これらの移民問題に直面し、課題を多く抱えているイギリスやドイツ、スペイン等欧州諸国や米国の具体例は、
またの機会でお話ししましょう。
1億2000万↘8000万 【時事所感81】
1億3000万から8000万に減少。
これ、何の話でしょうか?
そう遠くはない将来の日本の総人口減少の話です。
合計特殊出生率※が現在の研究機関の算出値では2.07という数値を下回ると、
その国若しくはその民族の人口は減少します。
※合計特殊出生率・・・15歳~50歳の女性1人が一生涯の間に産む子供の平均数値
語弊を恐れずに話せば、
生まれてくる子供の平均が2.07人であれば、
その国その民族の人口をぎりぎりキープ、維持できるという数値。
お父さんお母さんは先に天寿を全うするので、
大人2人が先に亡くなって、
生まれてきた子供が2人未満ならば人口は減少します。
この数値を下回るというのは、
現在の日本の場合、
2021年6月に厚生労働省が発表した2020年度の合計特殊出生率は1.34。
長年、この出生率において、2.07を下回り続けている日本は着実に近い将来、総人口が劇的に減少します。
現在1億3千万人近い日本の総人口は、そう遠くはない将来、
8千万人を下回る可能性が高いそうです。
数年前の【多事争論・時事所感8】でも、
この合計特殊出生率について話をしました。
しかしながら現在もこの合計特殊出生率、改善されていないのです。
これに関連しているかもしれない話で、
次回はブラックジョークを。
首相の朝食風景【時事所感80】
自由民主党総裁選挙を観ていて思い出したことがあった、過去の総理の話を。
「現職総理大臣の普段の朝食風景を撮ろう」
何気ない映像でも、実際に取材撮影してみないと分からないこともある。
番組スタッフ会議の一提案、
それは面白いとなり、首相に取材撮影の申し出をしました。
【首相】「え?そんなものを撮るの?何かの取材じゃないの?何を話せばいいの?」
【テレビ制作】「いえ、特には何もありません。 普段のままの総理の朝ご飯の風景を撮影したいんです。」
【首相】「へえ。 そんなもの取材しても何もないよ。」
取材撮影を快諾され、数日後、朝早くに首相の自宅へ朝食風景を撮影することに。
ご飯、お味噌汁、魚、漬物、
至ってシンプルな和食。
ただ男性一人が黙々と朝食をとる風景。
朝ご飯も食べ終わる。
撮影もほぼ終了の時でした。
食べ終わったご飯茶碗に、湯呑みのお茶を少し移して、
茶碗の内側に付いた取れにくかった米粒を、
箸先と移したお茶で綺麗にして、
そのご飯茶碗のお茶を飲んだのです。
各方面や視聴者から、この映像の評価が高く話題になりました。
当時としては画期的だったと思います。
この何気ない振る舞いから、
その人の育った環境や考え方、人柄のような数字や言葉では表せない、
人物像が映し出されることがあるわけです。
その後、当の首相の政策や政治信条、手法をみていると、
成る程と納得がいくことが過去に実際にあったのです。
時代は現在になり、
当時のこの出来事を知るテレビ取材者も、
総裁選挙候補者を取材撮影する際、
これを実践しているわけです。
これを頭に入れてテレビを観ると、
新たな気付きや発見があるかもしれません。




