茹でガエル【時事所感91】
職場の若い世代に話をしていて、
知っている人がいなかったので、
今回お話したいのは、
「茹でガエル理論」
「茹で蛙の法則」
御存知の方々も多数いらっしゃるとは思います。
ある程度加熱して温めた湯の入った容器に蛙を入れます。
蛙はその熱に耐えられずに慌てて容器の外へ飛び出します。
他方で、常温の水を容れた器に蛙を入れます。
常温の水なので、水の中の蛙は平然としています。
この器に下からゆっくりと加熱して温めます。
温度上昇はゆっくりなので、水の中の蛙はそのまま器の中を泳いでいます。
そのままゆっくりと継続して加熱していくと、
器の水はお湯になり、蛙はそのまま外へ逃げることなく、
そのまま茹で蛙になってしまう。
気が付いたときには逃げることが出来ずに茹で上がってしまう。
この言葉、メディアで特に報道関係者の間では使われていて、
今は一般企業でも使うこともあるようです。
因みに例を挙げれば、
大型間接税導入の必要性を発言した政治家がいる。反対意見の政治家、メディアから避難される。そこから世論も巻き込み大バッシングになり、その政治家が失墜する。
これを見ていた増税必要論派の政治家は、
時間をかけてテレビ等メディアを介して、少しずつ財源確保の必要性を話しながら、大衆の理解を得られるように段階を踏む。
そこから具体的な税制の話、そして例え話として消費税導入案を話してみる。
世論やメディアの反応を見ながら、
具体的に消費税導入を進めてみる。
税率3%で話が落ち着き、実際に消費税導入スタート。
次は消費税5%、次は8%、・・・。
といった具合です。
消費税が悪税と述べているわけではありませんので、誤解のないよう。
一般の生活のなかでは、
原材料費や人件費等々コスト上昇を理由に、
値上げ止む無しとなったとき、
突然に一気に内容量を減量すると消費者側に拒絶されて一気に販売が下降、メーカーに打撃が大きい。
これを回避するためにメーカーは、一旦期間限定で増量パックを発売して大きくします。
増量パック期間終了の際、通常サイズに戻しながら、内容量をほんの少しだけ削減する。
これを時間と回数をかけながら、
目標の削減内容量まで繰り返して達する。
消費者側はあまり気付きません。
全ての政治家、企業がそうだと述べているわけではありませんので語弊無きよう。
この「茹で蛙の法則」を知っておくと、
国内政治、社会問題、国際関係でも理解を深めることができます。
今回はこの辺りで。
イラク、シリア、イラン、【時事所感90】
「イラク」
「シリア」
「イラン」
この3つの国の名前が挙がって、
連想することは何でしょうか?
中東の国、そうですね。
イスラム圏の国、そうですね。
米国が対立して、紛争を吹っ掛けた国々。
そうですね。
この3カ国はイスラム教諸国のなかで、
イスラエルに対抗しうる軍事力を持つ国なのです。
イスラム教諸国に囲まれたユダヤ人、ユダヤ教の国・イスラエルは、
宗教や民族など歴史をみると、周辺地域イスラム教諸国と対立関係にあるため、
国家、民族の安全保障、独立性などの維持を考えると相応の軍事力増強、保有は必要。
イスラエルはユダヤ人やユダヤ系移民もいる米国との協力関係は必然です。
覇権国家・米国が中東地域諸国への影響力を高めようとしても、
宗教、経済システム、思想、文化、価値観などあらゆる面において違い、相当な乖離があるために中東地域進出は困難なのです。
米国にとってはイスラエルとの協力関係、これを利用しない手はありません。
世界覇権国家・米国の中東地域への影響力、覇権を成立させるためには、
イスラエルと協力関係にあることは最善なのです。
技術進歩は軍事技術の歴史【時事所感89】
私達の生活、暮らしを便利さや快適性など恩恵を与えてくれる技術進歩。
これに違う観点を付け加えると違うものが見えます。
「 軍事技術進歩≒人類技術進歩 」
因みに、
軍事技術を民政技術に転用できるものを
「スピンオフ」
民政技術を軍事技術に転用できるものを
「スピンオン」
始めから両方に利用可能な技術を
「デュアルユース」
と言います。
主だったものを挙げると、
スピンオフ技術の主だったものには、
・インターネット
・パソコン(パーソナルコンピュータ)
・IC(集積回路)
・原子炉
・電子レンジ
・無人航空機
・ロケット
・G.P.S.(測位)
これらは元々軍事技術として開発されたもので、そこから民生へと転換・応用されて私たちの生活に活かされています。
スピンオン技術には
・鉄条網
・合成繊維
・スマートフォン、タブレット機器
・飛行機
デュアルユースには
・塩素、フッ化水素、
・Holo scorp 2
・Playstation2(の高速画像処理技術)
・生物(微生物、細菌を含む)
戦争や軍備増強、軍事技術開発と進歩が人類の技術進歩を大きく牽引してきた。
人類の技術進歩と軍事技術開発は表裏一体ということは知っておいてよいでしょう。




