『史上初の偉業! 二度目の春夏連覇「大阪桐蔭高校」おめでとう!』
全国高校野球夏の甲子園第100回大会で、
北大阪の「大阪桐蔭高校」が史上初の二回目の
春夏連覇を達成した。
藤原、根尾を始めとするスター軍団の揃った今年の
「大阪桐蔭」は、いつにも増して強かった。
かつて甲子園には、同じ大阪の「PL学園」という常勝チームが
いたが、実績では負けてはいない。
今大会注目の「平成最後の怪物」吉田輝星投手から
六点を奪うのだから、たいしたものだ。
残念なのは、決勝の相手の「金足農」が、「公立」で「全員秋田出身のメンバー」
で「吉田輝星投手が一人でマウンドを守り抜いてきた」という、日本人が
応援したくなるパターンのチームということで、優勝した「大阪桐蔭」よりも
新聞やワイドショーでも「金足農」一色と大賛辞のオンパレードという
ことだ。
たしかに「金足農」も凄いが、エリート集団だからといって「勝って当たり前」の
環境の中で強豪ひしめく大阪予選を突破し、二度目の春夏連覇をする
というのは、並大抵のことしではないし、これが一番声を大にして言いたい
ことだが、「当たり前のことじゃない!」ということだ。
どこを見ても「金足農ナイン」「吉田輝星」の雑草軍団の美談ばかりでは、
血と汗の滲む練習を積んで頂点を極めた「大阪桐蔭ナイン」がかわいそうだ。
日本のマスコミのこういう感じが、俺はどうしても馴染めない。
「大阪桐蔭高校」のみなさん、大偉業、おめでとう!
『日本ボクシング連盟不正疑惑 自称 世界のカリスマ 山根明氏』
知らない人が見たら、100人中100人がヤバイ筋の人だと思うだろう。
正体は、日本ボクシング連盟の元会長である山根明氏である。
連日ワイドショーが山根氏を取り上げているが、
とにかくこの人、キャラが強い(笑)
アクが強過ぎて、話が耳に入ってこないのだ(笑)
詳細はテレビや週刊誌に譲るが、オリンピックアマチュアボクシング
金メダリストで、現プロボクシングミドル級世界チャンピオンである
村田諒太選手のことでさえ、「生意気だよ! 村田君は、僕がルールを
変えなきゃメダルを取れなかったんだよ」というような爆弾発言をしたり、
生放送で現役暴力団の組織名や個人名を出して脅されてると
言ってみたり・・・いやいや、よくも悪くも「数字の取れる男」だ(笑)
ただし、純粋にスポーツに打ち込んでいる選手の芽を摘むような
ことはしないでほしいし、この機会に連盟に「溜まり切った膿」を
出したほうがいい。
またな!
『昭和の名優 津川雅彦さん逝く』
昭和の名優が逝った。
8月4日に、俳優の津川雅彦さんが急性心不全で亡くなった。
78歳だった。
若い方は好々爺のイメージの津川さんしか知らないかもしれないが、
俺の津川雅彦像は、「悪役が似合う男」「男女の情事を演じさせたら日本一」だ。
とにかく、演技幅の広い役者だった。
単なる二枚目、単なる悪役、単なる演技派、単なる優男なら
珍しくなかった。
だが、津川さんは、そのすべての「貌」を持ち合わせていた。
とにかく、津川さんほど記憶に残る役者さんもいない。
俺が10歳くらいの頃に津川さんは30代後半の、役者として
一番脂の乗った時期だったので、よくも悪くも心に刻まれたものだ(笑)
あと、津川さんは、男から見ても本当に色気のある役者さんだった。
もう、こんな「名優」は、出てこないかもしれない。
芸能界一のオシドリ夫婦として知られた妻であり女優の朝丘雪路さんが
亡くなってから約3ヵ月後に後を追うように旅だった津川さん。
天国できっと、仲睦まじく暮らしているに違いない。
合掌