『史上初の偉業! 二度目の春夏連覇「大阪桐蔭高校」おめでとう!』
全国高校野球夏の甲子園第100回大会で、
北大阪の「大阪桐蔭高校」が史上初の二回目の
春夏連覇を達成した。
藤原、根尾を始めとするスター軍団の揃った今年の
「大阪桐蔭」は、いつにも増して強かった。
かつて甲子園には、同じ大阪の「PL学園」という常勝チームが
いたが、実績では負けてはいない。
今大会注目の「平成最後の怪物」吉田輝星投手から
六点を奪うのだから、たいしたものだ。
残念なのは、決勝の相手の「金足農」が、「公立」で「全員秋田出身のメンバー」
で「吉田輝星投手が一人でマウンドを守り抜いてきた」という、日本人が
応援したくなるパターンのチームということで、優勝した「大阪桐蔭」よりも
新聞やワイドショーでも「金足農」一色と大賛辞のオンパレードという
ことだ。
たしかに「金足農」も凄いが、エリート集団だからといって「勝って当たり前」の
環境の中で強豪ひしめく大阪予選を突破し、二度目の春夏連覇をする
というのは、並大抵のことしではないし、これが一番声を大にして言いたい
ことだが、「当たり前のことじゃない!」ということだ。
どこを見ても「金足農ナイン」「吉田輝星」の雑草軍団の美談ばかりでは、
血と汗の滲む練習を積んで頂点を極めた「大阪桐蔭ナイン」がかわいそうだ。
日本のマスコミのこういう感じが、俺はどうしても馴染めない。
「大阪桐蔭高校」のみなさん、大偉業、おめでとう!