“卵子の質”
よく出てくる言葉ですし、年齢のことを考えると、どうしても切り離されない問題です。
でも・・・ あまり難しく考えても、欲しくないんです。
◆まずは、AMHについて。
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アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。
その値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。その為、AMHは卵巣予備能(※)の目安となる評価指標で、不妊症治療領域では近年話題になり注目されてきております。
ただ・・・ AMH=妊娠率 ではありません!
ゼロに近い方でも、妊娠されている方は多くいらっしゃいますし、あまり、この数字に左右されないほうが良いです。
昨日いらした方も、落ち込んでいらっしゃいましたが・・・ 色々お話しを聞くと、それ以上にやるべきこと、改善してほしいことが、たくさんあります。そっちの方をやった方が、近道です。
数字で表現される分、ショックも大きいですが・・・ もともと、人間に数字なんてないんですよ^^; ですよね?数字で解決されるなら、不妊なんて存在しません。
◆卵子の質を上げるには?
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ここは、卵をイメージしてほしいです。
美味しそうですよね♪ 良い卵って、どういう卵でしょうか?
エサにこだわって、ストレスがない放し飼い、愛情をこめて育ている・・・
そんなイメージないですか?
放し飼いで、愛情込め、ストレスなく育つ鶏
大量生産のため、決められたゲージで、抗生剤やホルモン剤を混ぜたエサを食べる鶏
明らかに、違いますよね^^;
これって、人間も一緒だと思うんです。
食べるものは、お菓子やお弁当、出来合いのもので済ませ、仕事や不妊治療でストレスいっぱい・・・ ご主人との温度差、愛情が少ない・・・
良い卵子には・・・ なりませんよね^^;
AMHやその他の検査数値も大事ですが、それ以上に、いま置かれている生活環境を変えることの方が、大事だと思うんです。
それが、放し飼いの、良いエサを食べてストレスのない鶏を目指しませんか?
◆卵の成分ってなに?
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改めて考えてほしいです。ここでも、鶏の卵を例にします。
『卵の成分ってなんでしょうか?』
卵っていうと・・・ タンパク質、コレステロールをイメージしませんか?
そうです、卵の成分は、大部分が、タンパクであり、その他、良質な脂質、無機類・ビタミンを含みます。
ざっくり言うと、“栄養たっぷり♪”なわけです。特に、タンパク質が豊富!
先日いらした、42才、不妊治療中の方。
朝ごはん: パンにコーヒー
昼ごはん: コンビニ弁当、たまに自分で作る弁当(冷凍食品多い)
夜ごはん: ごはん、みそ汁、サラダ、豆腐、唐揚げ
まっ、今の時代に多い食生活ですよね^^;
この食事で・・・ タンパク質って取れてます?^^;
1日に必要なタンパク質量
卵の大部分がタンパク質 です。 しっかり食べなければ、良い卵はできませんよね。。。
また、脂質も一緒です。マーガリンや、乳製品などの悪い油ばかり取っていれば、質の悪い卵ができて当然です。
卵子の質の問題は、年齢が一番あげられますが、それ以上に、食事も大事なんですよ!
しかも、これは、自分自身で改善できること! 意識してみても良いんじゃないかな?
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