松本清張「松本清張全集35 或る「小倉日記」伝」(後半)読みましたか | 親愛なる人に-読書の薦め

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松本清張「松本清張全集35 或る「小倉日記」伝」(文藝春秋)
☆☆☆+


前半はこちらです。

○松本清張「松本清張全集35 或る「小倉日記」伝」(後半)読みましたか
松本清張は、多作ですね。全集の短編集は時系列に並んでいるようですが、同時期にいくつも作品を発表しています。

 

では、後半の覚え書きです。(現在、読むことができる本の情報も付記しておきました)

16 面貌 (新潮文庫 傑作短編集3)小説公園 昭和30年5月
茶阿の局が生んだ家康の子、松平忠輝の生涯。

17 赤いくじ (新潮文庫 傑作短編集1)-オール讀物 昭和30年6月
太平洋戦争末期、備朝兵団の参謀長と軍医が、夫が戦地に出向いた婦人を巡って、争います。。。

18 笛壺 (新潮文庫 傑作短編集1)-文藝春秋 昭和30年6月
俺は考古学で名を馳せ、家族もいるのですが、貞代に惹かれていきます。。。

19 山師  (松本清張傑作選 黒い手帖からのサイン 新潮文庫)-別冊文藝春秋46号 昭和30年6月
徳川の金山等の採掘に携わった、大蔵藤十郎の生涯。

20 腹中の敵 (松本清張傑作選 黒い手帖からのサイン 新潮文庫)-小説新潮 昭和30年8月
織田信長の家来だった丹羽長秀の生涯。それは同じく織田の家来だった秀吉に対する複雑な思いが心の底にありました。。。

21 尊厳 (声―松本清張短編全集5 光文社文庫)-小説公園 昭和30年9月
宮が九州地方に来ることが決まり、多田はサイドカーの先導を任されました。しかし、本番中、緊張のあまり道を間違えてしまいます。。。

22 父系の指(新潮文庫 傑作短編集1)-新潮 昭和30年9月
父は幼い頃、里子に出されました。そのあと、弟が生まれ弟は学もつけ、事業に成功します。一方、父は貧乏暮らしのまま。あるとき、私は東京の出張の折りに、父の実家を訪ねますが。。。

23 石の骨(新潮文庫 傑作短編集1)-別冊文藝春秋48号 昭和30年10月
己は中学生の教師をやっていました。台風が過ぎて崖の崩れた場所に行くと、化石らしきものが落ちていました。妻に見せると、それは普通の石ではないと言います。。。

24 柳生一族 (松本清張ジャンル別作品集 1 武将列伝 双葉文庫) 小説公園 昭和30年10月
徳川家に仕えた、柳生一族の物語。 

25 廃物 (夜の足音 短篇時代小説選 角川文庫) 文藝 昭和30年10月
大久保彦左衛門が臨終の際に、生涯を振り返ります。。。

26 青のある断層  (松本清張ジャンル別作品集3 双葉文庫 美術ミステリ) オール讀物 昭和30年11月
奥野は画廊としては、名が知れた人物です。なので、画家志望の者たちが絵を売り込みに来るのですが、大抵断ります。あるとき、ひとりの青年が絵を持ってきました。稚拙な絵ですが、奥野はなぜか買い取りました。。。

27 奉公人組(増上寺刃傷 講談社文庫) 別冊文藝春秋49号 昭和30年12月
慶長年間の頃、旗本に仕える使用人は、主君の気のむくまま、手討ちをされることもしばしばでした。一兵衛はその待遇に不満を持ちます。。。

28 張込み 前回記事参照 (新潮文庫 傑作短編集5)
 

西郷札―傑作短編集(三)―(新潮文庫)

或る「小倉日記」伝 傑作短編集1 (新潮文庫)

 

松本清張傑作選 黒い手帖からのサイン: 佐藤優オリジナルセレクション (新潮文庫)

 

声―松本清張短編全集〈05〉 (光文社文庫)

 

松本清張ジャンル別作品集 : 1 武将列伝 (双葉文庫)

 

夜の足音 短篇時代小説選 (角川文庫)

 

松本清張ジャンル別作品集 : 3 美術ミステリ (双葉文庫)

 

増上寺刃傷 (講談社文庫)

 

張込み 傑作短編集5 (新潮文庫)

 

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