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2020年9月17日第1刷発行 講談社344ページ 書き下ろし
半沢直樹一作目「オレたちバブル入行組」 の感想はこちら
二作目 「オレたち花のバブル組」 の感想はこちら
三作目「ロスジェネの逆襲」の感想はこちら
四作目「銀翼のイカロス」の感想はこちら
○池井戸潤「半沢直樹 アルルカンと道化師」読みましたか
2020年初頭、半沢直樹は東京中央銀行大阪西支店の融資課長をしています。
取引先に、仙波工藝社という100年近く続く中堅出版社があります。現在、仙波工藝社は2期連続の赤字です。2億円の融資を大阪西支店に求めています。そんな仙波工藝社を買収できないか、という話が持ち上がりました。
経営改革がしっかりできれば仙波工藝社は立て直ると半沢は考えています。しかし会社では M & A を進めるという方針が打ち上がっており、なかなか、難癖をつけて、融資の話が進みません。何か裏がありそうです。。。
ということで池井戸潤「半沢直樹 アルルカンと道化師」読みました。半沢直樹シリーズ第5弾になります。
作中の半沢直樹が堺雅人、渡真利忍が、及川光博にしか思えないのが不思議です。キャラが立っています。
また、設定を今より20年くらい前にしたのも、いろいろな理不尽な出来事も然もありなんと思わせてくれて、成功しています。読み出したら一気に読んでしまいました。92422
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