☆☆☆+
2018年2月株式会社 KADOKAWA 305p
○京極夏彦「虚談」読みましたか
この本は、少し恐い話、不思議な話を集めた短編集です。そんな話など虚言だと、どの主人公も言うのです。でも、作中人物がそう言うことによって、よけい怖さが増すような感覚になるから、不思議です。以下は、覚え書きです。21122
レシピ 「幽」23号 2015年6月
同級生が突然連絡を寄こし、彼が高校時代に付き合っていた同級生の女の子の話をするのです。彼女の家は、卒業の頃に、火事に遭ったのですが。。。
ちくら 「幽」24号 2015年12月
桑島という70過ぎの男性は死ぬ間際まで、古い格好をした若い女性と一緒にいたようですが、その女性は、周りの人が話しかけても返事はしません。そして、その女性は桑島だけには、見えていないようでした。。。
ベンチ 「幽」25号 2016年6月
子どもの頃に我が家によく来た叔父さんは、新興宗教に凝っていて、さかんに祖母を勧誘するのです。。。
クラス 「怪」49号 2016年12月
学生の同級生が、死んだ妹の話をするのですが、彼には妹はいません。。。
キイロ 「幽」26号 2016年12月
子どもの頃に友人たちは、脚のとれたゴム消しを、木の洞に入れて、祭り立てて遊んでしました。。。
シノビ 「怪」50号 2017年3月
女優志望の女性が郊外の古い一軒家に引っ越したのですが、彼女は家に忍者がいるようだと、いうのです。。。
ムエン 「幽」27号 2017年6月
複雑な文筆業をする僕のところに、知らない男からあって話したいことがあると、突然葉書が届きました。。。
ハウス 「怪」51号 2017年10月
女性が話し出しました。友人が、死んだはずの父親が家の中をのぞいているというのです。。。
リアル 「幽」28号 2017年12月
夢の中で、僕は殺人を犯したようなのですが。。。
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