☆☆☆+
2021年9月 文藝春秋 書き下ろし301p
○東野圭吾「透明な螺旋」読みましたか
上辻という男が千葉県の海で、拳銃で撃たれて死亡していました。
殺されたと思われる時刻に、上辻と同棲していた島内園香は、友人と京都に一泊旅行で遊びに行っていて、アリバイがありましたが、京都から帰った後に、行方不明になってしまいました。
島内は、数年前に亡くなった母一人で育てられ、身内がありませんでした。しかし、島内の母と付き合いがあった、ナナという絵本作家も居場所がわからなくなっていました。
そのナナは、物理をテーマにした絵本を書いていました。そして、参考文献として、ガリレオこと、湯川学の著書が上げられていたのでした。。。
ということで、東野圭吾「透明な螺旋」読みました。「ガリレオ」シリーズの第10弾になります。前回の「沈黙のパレード」が2018年10月でしたから、3年ぶりの新刊です。このシリーズ、好きです。どんどん出して欲しいですね。
今回は湯川の現在の生活がどんな状況か、彼の育った家庭環境なども描かれていて、興味深かったです。21922
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