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2020年3月 実業之日本社 451p 書き下ろし
母親を亡くなったあとは、祖母に育てられた、玲斗は、高校を卒業すると、仕事に着くのですが、長く勤まりません。
そんななんか、前に勤めていた工場に盗みに入ってしまうのですが、捕まってしまいます。
刑務所行きかと思っていたところ、会ったことがない伯母から突然連絡がありました。伯母のいうとおりにすれば、刑務所に行かなくてもすむようにしてやる、とのことでした。
伯母の条件は、神社のクスノキに祈祷に来る人の世話をして欲しいというものでした。その仕事は、伯母と血のつながりがある人でないとできないようで、クスノキの番人とも、通称で呼ぶようです。
クスノキで祈祷すると、願い事がかなうという、都市伝説があるようです。玲斗は、疑問はたくさんあるものの、その仕事に就くのでした。。。
ということで、東野圭吾「クスノキの番人」読みました。あり得ないような話が、著者の手にかかれば、リアリティのある物語になってしまうのだな、と思いました。ナミヤ雑貨店の奇蹟のような雰囲気のお話でした。010421
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