情報化時代のリーダー【生物的組織デザイン】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

リーダーに
求められる資質は、
時代の変化に連動して
変わっていきます。
 
 
工業化社会の
機械的な構造の中で、
リーダーに求められた資質は、
およそ次のようなものでした。
 
 
■明確なビジョンが描ける
 
 
■具体的な指示が出せる
 
 
■自ら先頭に立って
 組織を率いることができる
 
 
外部環境の
動向が緩やかで、
将来をある程度
予測できた時代には、
社会構造とよく似た
中央集権的な
リーダーシップが
効果的に機能しました。
 
 
しかし、
ITの技術が進歩し、
世界中に張り巡らされた
インターネット環境と
特にスマートホンなどの
モバイル端末の普及によって、
リーダーに求められる資質が
大きく変わってきています。
 
 
情報化社会は、
有機的な構造になっており、
動きは複雑です。
 
 
このような中で、
リーダーに求められる資質は、
次のようなものであると
考えられています。
 
 
◎意味ある目的を共有すること
 
 
◎情報を分かち合うこと
 
 
◎対話と協働を生み出すこと
 
 
インターネットが
社会にもたらす影響が
高まれば高まるほど、
外部環境の動向は
予測困難になります。
 
 
すでに
パラレルワークを
認める企業組織が
増えはじめていることから
見て取れるように
多様な価値観を持つ
人たちとの活動が
一層求められるように
なるでしょう。



 
中央集権的な
リーダーシップでは
そうした複雑な変化に
対処することが
できなくなります。
 
 
したがって
情報化時代の
リーダーシップにおいては、
自律分散協調型の
生物的な組織づくりを
行うことが求められます。
 
 
社会構造の
変化に伴って、
組織構造も
変化が求められます。
 
 
そうした
組織構造の
変化に伴って、
リーダーシップも
変化が求められます。
 
 
これは
フラクタル(自己相似的)な
様相を呈します。
 
 
外部環境と
リーダーシップのあり方は
連動しています。
 
 
リーダーのあり方を
考える際には、
ステレオタイプに
リーダー像を
思い描くことなく、
外部環境と組織構造を
考慮した上で
十分に検討したいものです。

→関連する記事
「情報化時代に求められる能力と組織(前編)」
「情報化時代に求められる能力と組織(後編)」

 

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