最後に
解決志向ブリーフセラピーの
解決志向ブリーフセラピーの
手法(やり方)について
考えていきましょう。
考えていきましょう。
解決志向ブリーフセラピー
代表的な手法としては、
以下のようなものが
挙げられます。
①リソース(資源/資質)探し
・“ないもの”ではなく”ある”ものに目を向ける
・内的リソースと外的リソースのたな卸しを行う
・”問題”の周囲に”能力”があると捉える
②例外探し
困難の中にあっても、
問題が起こらないですんだ時や、
すこしでもうまくやれたこと、
マシなことなどを探し、
そこから解決の兆しを見出す
③成功の責任追及
②で見つけた”例外”に対して、
成功をしたことの責任を追求し、
それに対して自己評価を促し、
その良い状態が繰り返し
起こせるように支援する
④リソースの肯定的なフィードバック
(コンプリメント)
(コンプリメント)
うまくやれたことや、
リソースに焦点を合わせ、
それらに対して
労いと賞賛を表す。
⑤機能する目標づくり
機能する目標には、
以下の3つの条件があると
言われている。
■大きな目標ではなく、小さな目標
■抽象的ではなく、具体的なもの
■「〜しない」というような
否定型ではなく、
「〜する」というような
肯定形で表現されるもの
⑥未来像・解決像の構築
・望む未来の姿や解決した状態、
もっとも望んでいること
(Best Hope)を尋ねる。
・リソースを確認し、
具体的でスモールステップの
目標を見出す
・代表的な質問技法としては、
「ミラクル・クエスチョン」、
「ベストホープ・クエスチョン」、
「タイムマシン・クエスチョン」、
「スケーリング・クエスチョン」などがある。
解決志向ブリーフセラピーは、
内発的動機付けを大事にし、
自己決定と自己選択を尊重し、
その人の意味づけを
重視した手法です。
こうしたことから
内的コントロール心理学の
視点に立った心理療法と
いうことができるでしょう。
参考文献
参考文献
森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー
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