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例によってまたAMAZON?と言われそうですが・・・
このまま使うことはあり得ません。
なんといっても見どころはその金属ケースにあります。
いろいろなバージョンがありますが、ケースの種類は2つのようです。
前面に7つの小穴があいた写真のスタイルと、もう一つは大穴1個の2種類です、ここでは7つ穴のほうを使いました
(AMAZONのスマホ用ピンマイク)
このマイクはiphoneやアンドロイドスマホ向けの小型マイクですが、筆者は「ミニプラグ・ジャック」を全面否定しており、ケースのみ使います。
値幅がきわめて大きいので注意が必要です。
*同じものを求める場合、「これでいいや」は失敗のはじまり、とんでもないモノを購入してしまう前に内容を見ていただき、「同一物」を探し出してください。
(なぜこのマイク?)
無指向性ECMが入っているだけなのにケースには速度成分取り込み穴があることが特徴です。ケースが可哀そうなのでちゃんと「単一指向性」にしてあげました。
今までこのサイズでワイドレンジな指向性マイクは存在しなかった。MEMSマイクの組み合わせで音の良い単一指向性マイクとしてベストチューニングをはかりました。
AMAZONのピンマイクのケースを使った「単一指向性MEMS ラベリアマイク」試作品
もともとのケーブルは捨て、細3芯シールドの「mogami 2790」(外径2.45mm)を使用しました。
これは「2104 :MEMSマイク 単一指向性への進化 その2」にて
手作りケースでご紹介したものと同一方式(仮想圧力傾度型)です。
MEMSマイクで単一指向性を得る方法は記事:2104のラベリアマイクの完成度をUPさせたようなスタイルになりました。
MEMSマイク使用の単独「単一指向性マイク」がまだ存在しない中、この分野にて先んじておきましょう。
「2104」の自作ケースの単一指向性マイク(左(と今回のマイク(右)
記事:2104ではICS-40730とICS40740使用でしたが、今回Rear側のMEMSマイクはInvensense「INMP-411」=元Anarog deviceの「ADPM-411」、やや古いながら、優秀なMEMSマイクで現在でもTDK Invensenseのライナップにある品種、その優秀さは音を聴けば一発でわかります。
そしてマイク自作者にありがたいこの「外筐ケース」の利用」についてです、今回のマイクの構造図からご参考ください。
(ケース構造図)
(決め手)
「(疑似)音圧傾度型単一指向性」で良い結果を出すには1にヘッドホンモニター、2にも3にもヘッドホンモニターです。
音を聴きながらあらゆる事を決めていきます。
「マイボイス・リアルタイムモニター」にすべてをゆだねたチューニングこそが決め手です。
このサイトは「DIYブログ」ではありません。
単にこの通り作っても絶対に満足な「単一指向性マイクロホン」にはなりません。
Front MEMSマイクとRear MEMSマイクの相性、相互レベル差の調整やお互いの位置関係決めなど、音を出しながら探っています。
それ以外の方法で絶対に満足なマイクロホンにはならないことを保証します。
*マイク作り最大のキモは「音を聴きながら作りこむ」こと、これは楽器作りと共通しています。
以上
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おしらせ
fetⅡ、fetⅡi、fet3、LZⅡb など、読者のかたからのご注文により人気機種の製作領布を承っておりますのでお問い合わせください (いまや貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作します)
FetⅡmems、およびProbeⅡ(Mems)マイク使用も同様にリリースしています。
モノ作り日本もっと元気出せ!
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