★(ご注意):このブログ記事の商業的窃用については厳にお断りしています
★絶対多数の方が最短でこの恩恵を得られる方法をShinはご紹介していますが世界では各種ご批判もあります。Shinのやりかたはガン細胞そのものを一気に取り去る方法をベースにしています、ご理解ください。
★この記事は2016年1月現在のものです。またAMAZONマイクの内容も決してギャランティされておらず、今後内容の変更は予想されます。
管理人Shin
お詫び:公表回路図の一部に誤りがありました(2月2日訂正済)
Amazon コンデンサマイクの回路図を公開します(BM800 現物基板トレースによる)
世の「普及型コンデンサマイク」とは一線を画すこの音、お試しあれ
(追記:1/30) YOUTUBE で試聴できるように致しました。
https://www.youtube.com/watch?v=xWYjaKBuzXI
あの話はウソじゃなかった。(第1編より)
2,380円の「超安物・駄モノマイク」と決めつけるには無理がある。
ちょっと手を加えればすごいパフォーマンス、もうあきれるしかない。
まるで砂漠で金鉱を掘りあてたような気持ちです
★ただしNEEWERブランドのモノは2016年1月現在、小さい10φカプセルです。
(基板構成は同一、基板材質は違う)これは避けてください、 これに似たモデファイは他にも否定できません。
(前編記事)
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12115618790.html
(本邦初公開)
現物(基板)から回路図を起こしました。
◎ 謎につつまれたこのマイクの実態を解明することでさらに先へとグレードアップさせるベース作りを行いました。
(改造前の回路図)
!回路図化するといろいろ見えてくる。本来は改善改良のスタート点です。
BM800、700の回路図(改造前)
Shinが必死で現物トレースで回路図化したものですが、もしお気づきの点がありましたらご指摘よろしくお願いします、正しい資料を共有しましょう。
注)同一機種名でもダミー基板の有り無し、ECM支持台の材質・色違いのあるのがこのシリーズの特徴です。
xx1500がBM800・700と同一基板だったりしています。
問題 は、①ツェナーダイオードを無条件に外して抵抗と入れ替える。
②3番HOTを2番HOTに配線替えを行う、の2点です。
解剖ついでに出力インピーダンスも実測。
このシリーズのスペック表記のいい加減さなのか、出力インピーダンスの項目に1500Ω±30% というのと150Ω±30% の2種類がみられる。
回路的にハイインピーダンスはあり得ないため実測を行い確認した。
Shinさん定番の抵抗置換法(電圧降下法)によるインピーダンス測定です。
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11461786363.html
結果はどちらも「♪ブブー」 の 255Ω(5回測定の平均値)でした。
インピーダンス値に心配だった方もこれで安心です、ごく一般的なローインピーダンスマイクの値です。(改造前・後とも変わらず)。
(回路からわかったこと)
中華製激安品とは思えない丁寧な設計が見えるのですが
①2個のケミコンと1本のFET以外すべてチップ部品であるが、そのためのオーディオ的マイナス要素は最小に抑えられている。
②マイクカプセルは16φECM (FET外付型)である。(2/3インチカプセルは設計次第で飛びぬけたパフォーマンスを示すことを経験的に得ている)
③ECMのOUT側FET-AMPはソース接地・ドレインOUTである、(ソースフォロワにすることで音質・耐SPL・ひずみ率の劇的改善が得られるだろう)
(改造 1st 後の回路図)
改造で変更するのはたった2か所です。
(考察)
・ このマイク、どこからどう見ても立派、回路的にも手抜きは見られないのがすごい、2000円、3000円のマイクとしては驚きの内容です。
・ 出力レベルのデカさは決してマイナス要因にはならない。
・ それでも、まだまだグレードUPの余地がそこかしこにある。
・本体の固体鳴き機械的防振+電気的要素両面から対策が必要。
★製品本体・付属品・セット内容の同一性・均一性は販売側でもギャランティーされていません、予定した商品と違う内容だった場合は購入先とご相談ください。
(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (オリジナル・パーツで製作)
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)
モノ作り日本もっと元気出せ!
【おことわり】
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