★(ご注意):このブログ記事の商業的窃用については厳にお断りしています
★絶対多数の方が最短でこの恩恵を得られる方法をShinはご紹介していますが世界では各種ご批判もあります。
Shinのやりかたはガン細胞そのものを一気に取り去る方法をベースにしています、ご理解ください。
★この記事は2016年2月現在のものです。またAMAZONマイクの内容も決してギャランティされておらず、今後内容の変更は予想されます。
管理人Shin
お詫び:公表回路図の一部に誤りがありました(2月2日訂正済)
カプセルのソースフォロワ改造回路や改造実体図を加えました。
★ただしNEEWERブランドのモノは2016年2月現在、小さい10φカプセルです。
(基板構成は同一、基板材質は違う)これは避けてください、 これに似たモデファイは他にも否定できません。
!音を磨く なに?それっ マジですか?
Amazonの超激安マイク 2,380円 、ダメ押しが効くヤツです。
生まれ育ちは闇の中、しかしB社のコンデンサーマイクの存在など一発で吹っ飛ばす俄然の実力を持つ怪しい安物マイクだ。
で・・・「常識」という言葉を持たないShinさん流ですので何をやるのか、乞うご期待。
この件はどうぞYOUTUBEでおたしかめください
https://www.youtube.com/watch?v=xWYjaKBuzXI
【改造3】 ECMカプセルのソースフォロワ出力。
世の「高級コンデンサマイク」並み、驚愕のクオリティ、ぜひおすすめです。
やはりこれが本命でしょう
まともなコンデンサマイク(ECM)なら、これだけは必須課題です。
どうやら核心に近づいた感じですね。
(効能):高音質・高品位マイクの必須条件、耐音圧の劇的UP・ひずみ率の低減・カプセル出力受けの標準方式である。
(副作用): めんどうくさい・・・(じゃあ改造ナシでどーぞ)
(実際問題は?):YOUTUBEでおわかりになりましたか?、フレッシュ感が加わり、ワイドレンジに変わりダイナミックレンジもUPして、聴き方。音源によってはリファレンス&先生であるC-38Bを超える勢いを見せています。
(回路図)
※ソースフォロワにした結果、出力XLRコネクタの②③は改造前と同一に。
改造は①②③の3か所です(さらに高品位をご希望の場合は本記事最後の「カップリングコンデンサ」交換の部分参照ください。
改造時、2SK596の脚を「ポッキリ」折らないよう注意が必要です
◎読者の皆様の中でも「FETの脚を折ってしまった」という例が報告されています。
(Shin提案)
2SK596のソース脚は半田付け出来る長さだけ残して基板に近い側をニッパーで切断してしまう方法をご紹介します。
これなら脚を無理に曲げる必要もありません。
自信のある方はパターンカットという手もあります。
改造実体図を記事の最後、「付録」の部分に追加しました。
初段の2SK596はソース出力することによって単にインピーダンス変換のみ行います。
入出力の位相は同じであるためXLR部の極性はドレイン出力の場合と180度変わり、改造前と同一になります。
ここまでやれば改造前とは月とスッポン、ここで手を打ってもさしつかえないですけど、もう少しおつきあいください。
【改造4】使用部品の再考、交換
①セラコン(積層セラミック)=「ピエゾ素子同然」の排除、音質対策コンデンサとの入れ替え。
(検証)
差動AMP入力部のカップリングコン1μFをつまようじの頭でコンコン叩いたときの波形(むき出しなので50HZのハムは手で抑制しながらですが)
やはり400HZの発生源はここでしたね。
②カップリングコンデンサ(積層セラコン?)の交換
Shinさんマイクで長く実績のある独Wima社のMKS-2シリーズで、今回は 63V1μFを写真のようにホットボンドで基板上に固定しました。
他のコンデンサを同じようにたたいてもショック音はほぼありません。
このコンデンサは指月、ニッセイ、パナのフィルムコン、ニチコンのオーディオ用電解」と差し替え比較しましたがやはりWIMAに軍配、採用に至りました。
図の中に「出力2・3は元のまま」とありますが
a. ソースフォロワ(ドレイン接地)の場合⇒元のまま
b. ドレイン出力(ソース接地)の場合 ⇒2・3入れ替える
これによって正規出力極性(位相)=2番HOTとなります。
WIMA MKS-2 63V1μFをホットボンドで基板上に固定しました。
コンデンサを叩いても静かになりました。
何よりもWIMAはマイクロホンでは鉄板的なパフォーマンスを見せます。
写真右側にFETのソースフォロワ改造が見えます。
欲を言えばキリがないが、読者の皆さまのご興味はこのあたりでしょうか。
以上
【付録】
1.改造実体写真
※! の部分のコンデンサ交換でさらに良い結果になります。
※ X のカット箇所は真裏と両面にある場合があります。
その場合両方ともカット、テスターで確認しながらやってください。
ただし、あまりやりすぎて基板のパターンをNGにしないようにご注意ください。
2.FET外付け型ECMについて
ECMには普通見られるFET内臓型と今回のような外付け型があります。
左は有名なWM-61A、右のUEM-16は音質まで今回のカプセルどそっくりですが、フロント面の構造がまったく異なりますので別物です。
★外付け型はDCバイアス型コンデンサマイクとなんら変わらない構造ですが電荷チャージされた「エレクトレット・コンデンサマイク」であります。
3.ECM用FETと一般FETとの違い
★ECM用はゲート抵抗(100MΩ~1GΩ)を内臓しており、通販を含め一般入手はまず困難です。
ただし、市販ECMをバラし、内部から取り出し使用は可能です。
・回路図上でFET内臓高抵抗が書かれることは絶対にない為、あたかも一般FETでゲートリーク抵抗がナシのように書かれます、しかし抵抗ナシでは動作いたしません、この辺で誤解が生じているようです。
一般用FET使用の場合はこれらの抵抗をゲートに外付する必要があります。
(千石電商などにあります、価格は1本300~1000円位で非常に高価、かつ素手で扱えないなど制約あり)
それなら市販ECM(10φ位の大きなもの)から専用FETを取り出すのがよい。
★製品本体・付属品・セット内容の同一性・均一性は販売側でもギャランティーされていません、予定した商品と違う内容だった場合は購入先とご相談ください。
以上
(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (オリジナル・パーツで製作)
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)
モノ作り日本もっと元気出せ!
【おことわり】
★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。
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ShinさんのPA工作室 管理人
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