例年、お盆の時期になると、
あくまで私のブログ記事の中ですが、
アクセスが増える記事があります。
また、1年を通して比較的アクセスの
多い記事はこちらです。
(一応今回は、下記記事の
リブログということで)
または(別ウィンドウで開きます)↓
多分、検索すると比較的上位に
出るからだと思います。
で、今回はこちらの記事や
そのコメント(特に私が書いたもの)を
元に本記事を書きました。
(実はお盆休み記事も、こちら↑の方の
ブログのリブログです。)
まず、戸籍や住民票などを郵送で取る場合、
手数料を郵便小為替で送るわけですが、
10円→100円→200円という恐るべき値上げ率で、
戸籍等の手数料額に比べても高いですし、
しかも、郵便局の貯金窓口でないと買えない
(平日の9~16時がほとんど)し、
6か月という有効期間制限もあり、
結構大変面倒なんです。
(もっとも、手数料100円でも
ゆうちょ銀行は赤字だったという話です。)
それで、別の方法はないか?と考えるのが
人情(?)というものです。
1 将来はペイジ―(かな?)
まず、将来的には、
登記事項証明書(謄本)と同様に、
電子申請で電子納付(いわゆるペイジ―)
となれば良いなと思ってます。
ただ、戸籍事務は市区町村が
担当しておりまして、
財政力にも差があるので、
(戸籍電子化もそうでしたが)
対応が早いところと
遅いところがあります。
個人的には、基本的に更新がない
除籍や改製原戸籍は、
副本が法務局にあるので、
そちらでも発行してくれないか、
とも思ってます。
こちらが結構取得が大変でもありますし。
そうすれば、法務省の
オンラインシステムの改修で
何とかなりそうな気がしています。
(簡単に言うな、の声が出そうですが。)
※ 参考「戸籍副本データ管理システムの構築」
https://www.moj.go.jp/content/000080576.pdf
2 収入証紙
しかし、いつ実現するか分からない
将来案を聞かされても、仕方ないわけで、
現在の制度で何かないのか?です。
その1つとして収入証紙というのがあります。
これは、各自治体専用の収入印紙とも
いえるもので、収入印紙は国にお金が入りますが、
収入証紙は、発行自治体にお金が入ります。
また、有効期間制限もありません。
ですから、戸籍請求先の収入証紙を
入手できれば、高い小為替を買わずに済みます。
ところが最近の傾向として、
収入証紙を廃止する自治体が増えています。
横浜市もそうで、R2,1.28に終了しています。
(それまでは、私も横浜市の収入証紙は、
若干買い置きをしていました。
なお、廃止となると証紙も
使用可能期間が設定されます。)
それに、基本的にはその自治体で
ないと売ってくれません。
道府県によっては東京事務所があったり、
また指定金融機関(大体地元の有力地銀)の
東京支店があれば、そこで買える場合も
ありますが、それでも買いに行くのに
交通費もかかります。
またそもそも県の収入証紙は、
県内でも市区町村では使えません。
県と市区町村は別の自治体だからです。
市町村で東京事務所を置けるのは
よほどの大きい自治体だけでしょう。
3 現金書留
単純なのは、現金をそのまま
送ってしまうという現金書留です。
しかし、最低でも、
84円(基本料25gまで)
+435円(書留料1万円まで)
+21円(現金封筒)=計540円かかります。
特に注意しないといけないのは、
重さによっても料金が変わることで、
硬貨を入れると非常に重くなり、
驚くような高い料金に
なることがあります。
また、戸籍請求ではあまりないでしょうが、
現金書留の場合、
1万円を超えると5,000円ごとに+10円で、
これは一般書留の、
10万円を超えると5万円ごとに+21円、
に比べ、かなりのぼったくり高額料金です。
つまり、封入金額や重さで料金が変わる、
という、非常に面倒くさい
システムでもあります。
一般的には慶弔関係でのし袋ごと
現金で送りたいときに
利用することが多いのかな、と。
というか、そもそも現金書留を使わずとも
普通郵便同封で安価に送金する制度として
小為替があったはずなんですが……。
ただ、小為替3枚買うと600円
(+基本郵送料最低84円)なので、
複数通請求の場合はありかも。
しかし、お釣りも現金でもらう場合は
返信も現金書留で、しかも硬貨なので
かなり高額になりそうです。
お釣りは切手で良いというなら、
使える場合もあるかもしれません。
4 切手
昔は、一般人でしたら(笑)、切手で送っても
「次回からは小為替で」などと書かれた
紙同封で対応してくれたケースもありました。
しかし今は、受け付けないとHPで
明記している自治体も増えましたし、
多分小為替で送るよう電話が
かかってくると思います。
(昔は遠距離通話も結構高額だった…笑)
5 小切手
小切手についてはかなり論点が多いので、
(その2)に回したいと思います。
乞うご期待!(誰が?)