蘇我大臣が最高位の紫の冠を着用した | 日本の歴史と日本人のルーツ

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現天皇家が最高位の象徴の黄色を着用したのは820年以降であったとか!それまでは白を着用していたと推定されている。

これに対し、紫色は古来、世界的には最高位の皇帝の色とされている。武内宿禰と彼の子孫達、蘇我氏などが大臣(おおおみ)に就任し、紫の冠を着用する事に最後(649年)までこだわったとか!



応神天皇以降、天皇家は河内を地盤としている間でも葛城氏や蘇我氏はずっと大和盆地が地盤であった(参考)。


❷ 武内宿禰が応神天皇以降の秦氏の渡来を助けた(参考)


❸ 蘇我氏の祖、武内宿禰のお手植えの古木が下関市にある(参考)。

住吉神社
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忌ノ宮神社
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❹ 武内宿禰は実は天皇であったかも知れない(参考)


参考

① 天皇の地位を示す色は黄色(wikiより)

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② 最高位の色、紫(参考)

聖徳太子が推古天皇の摂政となって、律令制がひかれ、新しい政策打ち出されたなかに、冠位十二階の制があります。個人の能力や功績に応じて、冠位をあたえて、広く人材を登用しようとした制度でした。その位を十二にして、それぞれの位によって服飾を色分けしました。これは、隋の制度を見習ったものですが、その中で、紫は一番上位に位置づけられました。

こうした制度によるものだけではなく、自然の色としても、万葉集や古今集にも多く歌われ愛されてきました。平安時代には、武蔵野に、紫草の栽培園がつくられ、名所となっていたことが知られいます。また、「源氏物語」では、光源氏の最愛の人に名前にも「紫の上」という名前がつけられ、紫を尊ぶ風潮は、とても大きいものがありました。「枕草子」の「すべてなにも紫なるものはめでたくこそあれ 花も糸も紙も」という文章は、それを象徴しています。

時代が下って、戦国時代になっても、武将もまた、紫を好んでいたようです。上杉謙信の衣装にも、肩と袖が紫で染められ、紫草を相当な量を使って染めて織り上げられたものが残されています 。豊臣秀吉や徳川家康の衣装にも紫色の辻が花染が残されています。

また、江戸時代になると、歌舞伎にも使われ、「助六」の主人公が頭に巻いた紫の鉢巻き姿あります。それは「江戸紫」と呼ばれ、京都の赤系の紫に対して、青みがかった紫が、粋だったようです。


③ 日本以外では紫は天帝の色(参考)

古代中国の五行思想の中の五色「青、赤、黄、白、黒」という正色には紫が入っていません。が、「紫の朱を奪うを悪む」(「論語」)という言葉があるように、古代より、紫は好まれていました。漢の武帝は、ことさら紫を好み、天帝の色として、他の者の使用を禁ずる「禁色」としました。そして、みずからの住まいを紫宸、紫極とあらわし、以来、中国では紫が最高位の色となっていきました。

一方、西洋でも、紫は好まれていました。 今から3600年前、地中海沿岸の東側に、フェニキアという国が誕生しました。海岸沿いにそびえる山脈のレバノン杉を利用して船を造り、地中海を縦横に航海する海洋国家でした。

その海に生きるフェニキア人が、貝を紫色で染めていたのです。アクキガイ科の貝の内蔵から黄色い液を取り出し布に浸け、太陽にあてると、 やがて布は紫色に変化します。この不思議な染色法は、貝紫染と呼ばれています。ひとつの貝からわずかしか の量が取れないことや紫色が妖艶な色合いを見せることから、たいへん珍重されました。そして、地中海のギリシャ・ローマ帝国の帝王に愛さ れ、、彼らの衣服の象徴的な色となっていきました。それが帝王紫(ロイヤル・パープル)といわれるものです。こうして紫は、洋の東西を問わず、高貴な色として、なっていったのです。


④ 記紀における大臣とは(wikiより)

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⑤ 記紀における大臣一覧(wikiより)

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⑥ 紫(wikiより)

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⑦ 蘇我氏の再評価(参考)


⑧ 臣について(wikiより)

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