GLORIOUS MEMORY
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イベント出演情報

2014年8月31日(日)
「ONE NIGHT DREAM」<ヴォーカル出演>

2014年7月27日(日)
「REALIZE SUMMER DANCE SHOW☆2014」
<スペシャルゲスト/ヴォーカル出演>

2014年6月8日(日)
Project「Toy Box」vol.0 <ヴォーカル出演>



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俳優・浜畑賢吉氏


浜畑賢吉氏は、劇団俳優座の養成所第15期生として演劇を学び、1966年に劇団四季に入団。「コーラスライン」では、主人公のザック役を800回以上に渡り演じられ、ミュージカル俳優としてご活躍されました。

94年退団後は、俳優としてTVドラマ、映画、数多くの舞台にご出演。俳優業だけではなく、ミュージカルやオペラの演出も務められ素晴らしい功績を残されました。


私が浜畑氏と直接お目にかかったのは、2018年に帝国ホテル東京で開かれた「演出家・浅利慶太氏のお別れの会」以来です。

島倉音楽事務所に資料として大切に保管してある1999年発行のミュージカル「ラ・マンチャの男」のパンフレットを引っ張り出し、浜畑氏を偲びました。


心よりご冥福をお祈り致します。


島倉 学

ブラック校則問題

昨今、ドキュメンタリー番組や映画でもテーマに取り上げられる「ブラック校則*問題」。
戦後、どれだけ経ってもなくならない軍事的「学校規則」や「スパルタ教育」の名残りは今も根強い。
ちなみに、1990年代に過ごした私の中学・高校時代は、昭和の「スパルタ教育」を受けた教師が多かったので、暴言・暴力(体罰)などは日常茶飯事でした。
余談ですが、音大時代の教育実習で母校へ行った時に、こんな出来事がありました。

実習生初日、私は真っ赤なシャツと真っ赤なネクタイに黒いスーツで出勤した。音大時代の私のキャラクターを知る人たちは、よく分かるでしょう(笑)
朝、職員室で担当の男性教師から「島倉くん、もう少し地味というか落ち着いた服装で来(ら抜き)れないか」と言われたので、私は「これが私の個性です」と答えた。
その直後、横槍を入れるように女性教師が物凄い剣幕で「生意気だ!お前如きが個性を語るんじゃない!黙って従え!」と言い放ったので、私は「憚りながら申し上げますが、あなたの言動こそ下品で教育者として有るまじき行為ですよ」と冷静に忠告した。
其れ位、私は物事をはっきりと言う図太い人間でした。

このように、昭和の教師たちは言葉遣いが悪く、生徒(子ども)に対して同じ目線に立ち敬語で指導することを知らない未熟者が多かった。なぜなら、上から目線で暴言を吐く方が楽だからです。そして、言うことを聞かない生徒には暴力で押さえ込み従わせる。
教師でありながら、人と人として対等な関係で会話することができない大人は、当然生徒から信頼されるはずがないでしょう。

それでは、本題に入ります。これは常日頃から申し上げていますが、社会における常識とは、全て人間の業(ごう)と欲の塊です。正に、学校の校則はそんな誤った常識から成り立っている。生徒を権力で押さえつけて支配するのは、もはや教育の本質から逸脱している。
私は、中学・高校の校則における生徒指導で学んだことなど1つもない。
自分が好きで選んだ「歌」と「音楽」があったからこそ、将来進学するために馬鹿げた「学校規則」にも真面目に従っていたが、社会に入ってからそれが役に立ったことは全くない。

本来、教育とは子どもたちが自分の頭で考え判断し行動できるようにすることです。
これからの時代は、学校や教師自体を「正しい真理教育」で誤った常識から解放し、改めて学校や教師の在り方、教育方法を見直しアップデートしていかなければならない。

島倉 学

*ブラック校則
人権や健康などを脅かす恐れのある不合理な校則のこと。

ミュージカル「ウィキッド」制作



来年の島倉 学プロデュースによるミュージカル「ウィキッド」ハイライト公演に向け、生徒さんに脚本・台本を依頼。同時進行で、全幕の楽譜とカラオケ生音源を手配し、4月末から制作を開始。


抜粋した楽曲の日本語版歌詞の楽譜作成とカラオケ生音源の編集に追われ、毎日が「ウィキッド三昧」です。

現在、脚本・台本とカラオケ生音源の編集は完成し、漸く日本語版歌詞の楽譜作成も完成致します。


よく生徒さんから「歌(レッスン)で病気を治せる魔法使い」と言われる私ですが、この作品で「オズの魔法使い」の役を演じるのは必然だったようです。


島倉 学

劇団四季メソッド「母音法」の本質

劇団四季メソッドのひとつ「母音法」は、台詞を明晰に伝えるための方法論です。「ア・イ・ウ・エ・オ」5つの母音を一音一音均一に分離することで、一文字ずつはっきり聞こえる日本語を可能にしました。

現在、様々な業界で「母音法」を訓練として取り入れられているが、残念なことに全く意味のない間違った練習法で解釈されているのが現状です。
多くの方が「口を大きく開いてはっきり発音さえすれば母音が分離する」と勘違いしています。そもそも、口を大きく開いてはっきり発音する目的は、母音を分離するためではなく、口腔共鳴の拡大と保持、顔面筋の柔軟性と音楽的・演劇的表現力を高めるためです。同時に、呼吸作用を助長し呼吸器官を強化するメリットもあります。

では、どこで母音を分離するかと言うと、口ではなく「横隔膜」の筋肉です。
例えば、劇団四季の開口・発声でア行を「4行1ブレス」でおこなう課題があります。

「ア・イ・ウ・エ・オ」
「イ・ウ・エ・オ・ア」
「ウ・エ・オ・ア・イ」
「エ・オ・ア・イ・ウ」
「オ・ア・イ・ウ・エ」

上記を1行とし、一音ずつ横隔膜で切って発音すると計25回横隔膜を使うことになります。これを4行一息で発音すると100回横隔膜を使うことになります。
ここで注意しなければならないのは、一音一音お腹を引っ込ませるのではなく、広げたお腹(腹背筋)を柔らかく保ったまま丹田に向かって一音一音横隔膜を下げて発声すること。また、母音を分離するからと言って決して発音が途切れ途切れになってはならない。一定の息が流れている中、スタッカートで一音一音切り離して発音された母音がレガートで滑らかに繋がっていなければならない。
しかし、ほとんどの方が口ではっきり発音することばかり意識しているため、全く響きのない硬い声になってしまう。これでは、いくら4行を一息で発音できたとしても、本質的な母音法の訓練になっていません。劇団四季ですら、正しく母音法をマスターできている俳優はごく僅かです。

ちなみに、母音を明瞭に発音したからと言って、言葉をはっきり発音できる訳ではありません。あくまで、母音を明瞭にする目的は、子音をつけた時に言葉が滑らない(母音が落ちない)ようにするためです。当然、子音も明瞭に発音できなければ、言葉がはっきりと聞こえることはない。つまり、母音と子音では、発音する時に使う体の筋肉が全く異なるため、両方をそれぞれ分離(独立)して明瞭化されなければならない。

島倉 学

男性アイドルグループ「JO1」の魅力


2019年にデビューして以来、進化し続けている「JO1」。

私は、日本の数あるアイドルグループの中でも超一流だと思っています。

アーティストにとって大切な流儀・礼儀・行儀もしっかりと身に付いていて、歌とダンスを見ればそれは一目瞭然です。


日本のアイドルは、いつまで経っても「ファンから応援とエネルギーを与えられて成長過程を共有する存在」でしかない。お客様に本物を届け、エネルギーを与えるアイドルグループがいない。正直、どのグループも皆同じにしか見えない。

ところが、「JO1」は他のアイドルグループとは全く違い、群を抜いている。

歌(例え口パクであっても)とダンスの技術が本当に素晴らしい。グループではなくソロで出演した際の歌(口パクではなく生歌)とダンスも拝見したが、その表現力には実に魅了させられた。


「JO1」は、誰を見ても容姿が揃っていて、体のラインが綺麗でスタイルがとても良い。その上、歌唱力とダンス・パフォーマンス(ハモリ、グルーヴ)も素晴らしい。

世界に通用する実力派アイドルグループだと私は思っているので、これから益々成長していって欲しいと心から祈っています。


島倉 学


クロスオーバーの真意

音楽でクロスオーバー(Crossover)とは、異なるジャンルの垣根を超越して表現することを言います。しかし、多く方が異なるジャンルを交ぜ合わせたり、組み合わせたり、融合させたりして、1つの新しいジャンルを作り出すことだと勘違いしています。
それらは、ミックス(Mix)、コンバイン(Combine)、フュージョン(Fusion)であって、クロスオーバーの本質から逸脱しています。だから、こんなことが起きてしまう。

例えば、オペラ歌手がROCKを唱うと全くROCKに聞こえない。反対に、ロック歌手がOPERAを唱ってもOPERAもどきにしかならない。これらをクロスオーバーとは言わない。それは、ただオペラ歌手(ロック歌手)がROCK(OPERA)の楽曲を歌っているに過ぎない。

私のクロスオーバーの概念は、1人の表現者が異なるジャンルを尊重し、音楽ならばPOPS、SOUL、R&B、ROCK、演歌、ミュージカル、クラシック等それぞれのジャンルが出来上がった歴史的背景をきちんと熟知し、発声も含めてそれらが持つ様式やグルーヴ感を壊すことなく本質的に表現すること。つまり、全く異なるジャンルなのにその垣根を超越し、1人の表現者がまるで別人のように楽曲を駆使して歌唱できる者をクロスオーバー歌手(Crossover Singer)と言うのです。

島倉 学

オペラ視聴レポート


先日、プレミアムシアターで放送されたミラノ・スカラ座の歌劇「トスカ」を視聴致しました。

いつ見ても、キャスト全員のしっかりとした「オペラ・ポジション」と「アクート」の歌唱は、実に圧巻でした。


「オペラ・ポジション」とは、軟口蓋を高く上げてアデノイド(咽頭扁桃)に息を当てることで鼻腔を共鳴させる発声です。

「アクート」とは、低音から高音まで全く同じポジションで、身体全体から頭上を突き抜けるように声を解放させる歌唱です。

この共鳴と解放がなければ、いくら「オペラ音響」があっても客席後ろまで声が届きません。


ミラノ・スカラ座は、どの一流歌手たちも同じ方向にベクトルが合わさっていて統一感が素晴らしいです。どんな声質の歌手も言葉が一音一句はっきりと聞こえてきます。日本のオペラ歌劇団は、残念なことにそれが全く欠如しています。

唯一、それを兼ね備えているのは「劇団四季」くらいですね。



私が特に素晴らしいと思った歌手は、カヴァラドッシ役を見事に演じきったフランチェスコ・メーリ氏です。テノールの美しい高音は言うまでもなく、彼のアプローチした役柄に対する心像が、言葉と行動を通してリアルに伝わってきました。

また、その歌声は「基本」に忠実で全く「崩れ」がなく、呼吸が下りていて身体の軸もしっかりとしているので、ただ口を大きく開き息が流れているだけ。これぞ「アクートの極み」です。


舞台転換は私の大好きな「360度回転式」の演出で、音響は収録された歌声とオーケストラとのバランスも実に素晴らしかったです。

ちなみに、臨場感を出すために小道具の音が鮮明に聞こえてきたので、劇場内のありとあらゆる箇所にマイクが仕込まれていることは容易に分かります。しかし、自然且つ生々しく聞こえてくるところが、プロ職人の技「オペラ音響の極み」です。


島倉 学

ミュージカル「ウィキッド」ハイライト公演



この度、島倉 学ミュージックスクールを開講してから今年で12周年を迎えます。

生徒様からの熱いご要望を頂き、第14回Dream Liveは、第2部のMusical & Classic Concertとは別枠でミュージカル「ウィキッド」ハイライト公演を予定しております。

ミュージカル公演は約7年振りで、2017年「レ・ミゼラブル 」ハイライト公演以来となります。


公演に際して、想像力と創造力をコンセプトに「演劇の本質とは何か」を追求し、舞台演出(照明・美術)は最小限に抑え歌唱と演技のみで作品の素晴らしさを表現致します。

ぜひ、ご期待下さい!


代表 島倉 学


●島倉 学プロデュース

ミュージカル「ウィキッド」ハイライト公演


原作:Gregory Maguire

脚本・台本:浮揚 真奈美

作曲:Stephen Schwartz

日本語版歌詞:浅利慶太

音楽監督/構成・演出:島倉 学

歌唱指導/演技指導:島倉 学

スペリアーモバレエ第10回発表会『眠れる森の美女』観劇




本日は、劇団四季同期の奥様で、信田洋子さん主催のスペリアーモバレエ第10回発表会『眠れる森の美女』を観劇致しました。


この度は、㊗️スペリアーモバレエ20周年記念おめでとうございます。

お子様2人が舞台で踊る姿を拝見し、素晴らしいご成長振りに大変感激致しました。

また、たくさんの生徒さんや豪華ゲストの方々による美しい踊りを堪能致しました。


お招き頂きありがとうございました。


島倉 学




劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)」鑑賞


昨日、映画館109CINEMASで、現在公開中の『名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を見ました。


今回は、前回の商業映画的チープな脚本ではなく、現在の愚かな人間の業(ごう)と欲から生まれる戦争といった世界情勢を表したメッセージ性のある素晴らしい作品でした。

映像と音楽は、鳥肌が立つほどエモーショナルでした。


ちなみに、作品の舞台は北海道だったのですが、コロナ禍に旅行で観光した函館の絶景が物語の中にたくさん出てきて、とても懐かしい気持ちで見ることができました。


島倉 学



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