日本大学法学部に行ってきました | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

こんにちは。

昨日、7月10日(金)の午後に、日本大学法学部の福島ゼミにお邪魔いたしました。


福島ゼミは、福島康仁教授の指導の下、主に都市政策について研究しているゼミナールです。実際に現場へ足を運んでのフィールドワークなども実施したり、自治体の政策提案コンテストにも挑戦するなど、積極的に活動しておられます。

↓↓↓ゼミについては 福島ゼミHP もご覧ください。↓↓↓
http://fukushimazemi.web.fc2.com/


実はこちらの福島ゼミには、福島先生のご厚意により、私が今の「公務員キャリアデザインスタジオ」を立ち上げるために実施していた事前のヒアリング調査にご協力いただいたんです。確か、今年の1月のことだったと思います。

そこで学生の持っている公務員像公務員になりたい理由などを聴かせていただいたことが、立ち上げの際のコンセプト作りや実施するプログラム作りで大変参考になっています。


そんな公務員キャリアデザインスタジオ( CDS )として恩義のある日本大学法学部福島ゼミでの

公務員キャリアデザインスタジオ in 日本大学法学部

公務員志望の大学生向けのプログラムとしては、前回の芝浦工業大学に引き続き2回目の実施です。


↓↓↓CDS関連のブログ記事など↓↓↓
4月29日 公務員キャリアデザインスタジオ in 芝浦工業大学
3月8日 新しく活動の場所を創りました!
Facebookページ 公務員キャリアデザインスタジオ



今回集まってくれたのは、来年春の入庁に向けて公務員試験真っ只中の4年生と、そろそろ公務員試験に向けた勉強を始めたところの3年生、合計13名。

一方、現役公務員スピーカーとしてCDSメンバーの小関さん、冨田さん、宮武さん、そして島田の4名が参加しました。



(今回はプロジェクターを使いながら車座スタイルで)


今回のコンセプトは、

公務員試験は大変だけど、4年生頑張れ!

(もちろん3年生にとっても「リアルな公務員像」を知っていただく機会に)


通常、CDSで大学生向けに用意しているのは、「9時5時」「生涯安泰」「窓口業務」といった公務員に対する先入観の偏りを補正するために、RJP(Realistic Job Preview=現実的な仕事情報の事前開示)の考え方で、

リアルな公務員の姿

を伝えるプログラム。
普段携わっている業務のことはもちろん、プライベートの時間のすごし方、課外活動や家族のこともお話します。


しかし、今回は、RJP的な側面は少し弱めにして、私たち自身が学生だった頃に、どんな風に公務員のことを捉えていて、どんな風に考えて公務員になろうと思ったのか。そして、それが(いい意味でも悪い意味でも)どのように裏切られたのかをお話させていただきました。


具体的には、

公務員になった理由
入る前のイメージと実際に入ってからのギャップ


などをお話し、「あ、実際に公務員になる人もそんなもんなんだ!?」「入ってからのギャップは、そうやって発想を転換するんだ!?」といったことを感じていただけた様子。



後半は、「私が公務員になってやってみたいこと」「私はこんな公務員になりたい」などをキーワードとして「場」に放り込んで、学生からもいろいろとお聞きしました。

今度は私たちCDSが「うんうん」と頷く番。


そしてそんな学生からの話に、コメントやアドバイスができるところがあれば、CDSの面々がそれぞれの考えを伝える。
でも、ここにCDS全体としての「あるべき論」はありません


CDSとしては

公務員像に唯一の正解なんてない

と考えているから。


とはいえ、「どんな人となら一緒に働きたいか?」という質問もいただいたので、CDSメンバーそれぞれが個人として持っている考えを語らせていただきました。ここはちょっと熱いトークだったかもしれません。


最後は、全体でフリートーク。


単純に試験対策っぽい話から、公務員志望の3年生の志望動機をグラグラ揺さぶってしまうような話まで、時間を大幅に延長して盛り上がりました。


今回、ゼミの窓口を務めてくださったK君、ありがとうございました。


ちなみに今回は平日・金曜日の午後ということで、CDSメンバーは休暇を取っての参加。

もちろん私も例外ではなく、午前中は永田町に登庁し、仕事を大慌てで片付けて、午後から夏休みをいただいて神保町へと行きました。

課外活動を続けていく上で、お給料をもらって就いている仕事をキッチリと仕上げるのはものすごく大切なこと。というのを、以前から言葉では理解していましたが、自分が実際に課外活動で休暇までもらうようになると、より一層強く実感します。(という話は、また別の機会にブログで・・・)


ランチは神保町→水道橋の途中、白山通りからわき道に入ったところにある、いかにも古めかしいいい感じの洋食屋さんに。



そして、期待を裏切らないメンチ定食は、ボリューム満点で「肉汁、ブッシャー!」なメンチカツ。日大法学部に行く楽しみが一つ増えました。