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前回、ドーパミン中毒について書きました。
ドーパミンは、楽しさ、気持ちよさ、快感、やる気、などの元になる脳内物質で、生きるのに必要なものですが、出すぎると中毒になる危険があります。
アルコール依存、ギャンブル依存、ジャンクフード依存、甘いお菓子依存、などなど
やめたいのにやめられず、繰り返しやってしまうのは、ドーパミン過剰で中毒になっているのかもしれません。
アルコール依存やギャンブル依存などは、昔からあるドーパミン中毒ですが、近年になって出てきたドーパミン中毒があります。
SNSやゲーム、インターネット、デジタルコンテンツ中毒です。
例えば、SNSで自分の投稿にいいねがつくと、うれしくなってドーパミンが出ます。
知り合いの面白い投稿を見ても、楽しくなってドーパミンが出ます。
それ自体は別にいいんです。悪いことではありません。
しかし問題なのは、それが過剰になってしまうことです。
例えば、なにか他のことをやっていても、SNSが気になってしょうがない。
勉強中も、仕事中も、人と話している間も、とにかくスマホでSNSをチェックしないと落ち着かない。
しかも、つい数分前にチェックしたのに、また気になって、なんどもなんどもチェックしてしまう。
チェックできないと苦しい。
他のことが手につかない。
こうなってしまうと、ドーパミン中毒かもしれません。
SNSでドーパミンが出て快感が得られるので、それに依存し中毒になってしまったかもしれません。
SNSやゲームやネットなどのデジタルコンテンツが、中毒になりやすいのは、手軽に労力をかけず、いつでもできてしまうからです。
デジタルコンテンツを見るには、ほとんど労力も時間もかかりません。
見たいと思ったら、すぐ見れます。
簡単に努力なく見れるのに、得られる快感、ドーパミンがとても大きいのです。
もし得られる快感が大きくても、それを得るのに努力しないといけないとか、一ヶ月に一度までしかできないとか、そういう制限があれば、中毒にはなりにくいです。
例えば、文通をやっていたとしますね。
文通で返事が返って来ると、とても嬉しくてドーパミンが出ます。
しかし、文通をやるには手書きで文を書かないといけないし、封筒に入れて切手を貼って、ポストに出しに行かないといけない。
出しても返事が来るまで数日はかかる。
これだと、文通がいくら楽しくても、中毒にはなりません。
労力がかかるし、時間的な制約があるからです。
ドーパミン中毒になるのは
・簡単に努力せず快感が得られる
・短期間で繰り返しできる
といった場合が多いです。
昔は、あまりそういうモノがありませんでした。
快感が得られても、時間的な制限があったり、努力しないと得られなかったり。
しかし、現代のSNSなどのデジタルコンテンツは、時間もかからず努力もいらず、簡単に快感(ドーパミン)が得られます。
だから、すぐに中毒になってしまうわけです。
他にも例を挙げてみますね。
例えばオンラインゲーム。
オンラインゲームで高得点をあげれば快感です。
ゲーム仲間から賞賛を受けるのも快感です。ドーパミンが出ます。
一方、リアルなサッカーなどのスポーツでも、点を入れれば快感ですし、仲間から賞賛を受ければ快感です。
これもドーパミンが出ます。そこは同じです。
ところが、オンラインゲームとサッカーの違いは、リアルなサッカーは、コートを確保したり、参加者を集めたり、という準備が必要です。
家を出てサッカーコートまで行かないといけませんし、体力に限界があるので、いくら好きでも一日中やるわけにはいきません。
なので、実施に制限がかかり、過剰にはできないので、中毒にはなりません。
ところが、オンラインゲームだったら、時間や場所の制限がないし、体力の制限もあまりないので、いくらでもできてしまい、中毒になるわけです。
オンラインゲームやSNSなどのデジタルコンテンツは、その道のプロによって、利用者がドーパミン中毒になるように、考え抜かれて作られていますので、誰でも簡単に中毒になります。
中毒になってくれた方が儲かりますからね。
みなさんもぜひ気をつけてください。
利用するのはもちろん良いのですが、中毒にならないよう、節度を持って利用しましょう。
節度を持って利用するのと、やりすぎとの境界はどこなのか
というのが気になると思います。
これは、ハッキリと線引きはできません。
なので、だいたいの私のイメージをお話ししておきますと、
やっていて楽しい、というのは別にいいんです。
しかし、
やらないと苦しい、やらないとイライラする
他のことができない、例えば勉強や仕事に支障がでる
家族や仲の良い友人よりも、それを優先してしまう
人と話しているのに、そちらに気が散ってしまう
自分ではやめたいのにやめられない
やり始めてから、心や体の調子が悪くなった
という場合は、要注意です。
中毒になっているかもしれません。
今後、さらにIT技術が進歩し、ますます中毒になりやすい世の中になっていくでしょう。
そんな中で、中毒を避けるコツとしては、
・退屈を嫌がらないこと
・自分の中毒的な衝動を自覚すること
です。
SNSなどのデジタルコンテンツは、退屈を感じた瞬間に、入り込んできます。
電車の待ち時間、人との待ち合わせ時間
ちょっとした休憩時間、すき間時間
ちょっと退屈だな、と感じる時間
私たちは、このような時間的なすき間や退屈感があると、そこを埋めたい衝動にかられます。
それでスマホに手が伸びて、つい見てしまいます。
そして、スマホに没頭してしまいます。
退屈感やちょっとしたすき間時間に耐えられないと、そうなってしまいます。
退屈やすき間時間があっても、すぐにそれを埋めようとせず、深呼吸でもして、景色でも眺めて、その時間を味わってみてください。
その時間に耐えられるなら、中毒にならないはずです。
もう一つは、自分の中毒的な衝動を自覚すること、です。
自分の中から湧き上がってくる、
楽して快感を得たい!
目の前のメンドウなことから逃げたい!
といった衝動が、中毒的な行動を生みます。
それを止めるには、まずはその衝動を自覚すること。
モヤモヤ、ムラムラ、イライラ
そういう衝動をハッキリと自覚できれば、その衝動に支配されなくなります。
衝動に流されず、中毒的な行動を避けることができるはずです。
これらのコツを身に着けるには、マインドフルネスが有効です。
マインドフルネスは、
何もしないことに慣れる
自分の衝動に気づく
というトレーニングですので、やっていれば中毒的な衝動に支配されなくなってくるでしょう。
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