札幌から路線バスを乗り継ぎ、2017年2月に函館本線余市駅(北海道後志管内余市町)に達しました。今回はその続き。余市駅から長万部駅までのバス乗継旅、第二話です。
・札幌をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(余市駅前十字街→岩内ターミナル)はこちら ⇒ [リンク]
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岩内で一泊し、2日目の午前は岩内市街地を観光します。
岩内バスターミナルのコインロッカー(200円、安い!それに比べて札幌駅構内は高いんです!)に荷物を預けて出発!
バス乗り場ではちょうど積丹神威岬行きが発車するところ。
まずは岩内港へ。
積丹半島と泊原発が見えます。岩内って泊原発から近いんですね。
ターミナルに戻って道の駅へ。
原発関連の交付金でできた施設のようです。
正面広場にはたら丸の像。ゆるキャラ全国大会準優勝の実績がある岩内町の観光PRキャラです。手に持っているのは名産のアスパラガス。
中心市街地を歩いていて気づいたのは、いろんなお店が健在なこと。シャッターが閉まったままのお店もありますが、文具店、おもちゃ屋、洋服店、時計店など、他の町では全滅していておかしくないような業態が残っています。ショッピングモールが進出していないからでしょうか。
元映画館だった建物を発見。
こんな個性的なお店もあります。
30年もやってきたようには見えません(笑)
この日は岩内神社例大祭(7月7~9日)の中日。
天狗、赤坂奴に導かれて御神輿が街を練り歩きます。
偶然にこんな珍しいものが観られてよかったです。
お祭り見物の最中に石碑を見つけました。
日本のアスパラガス発祥の地の碑文だそうです。
なおアスパラガス栽培発祥の地については、喜茂別だという説もあります。
祭り見物の次は市街地の西端まで歩きます。
南の方角に目国内岳(めくんないだけ)が綺麗に見えていますよ。
バスターミナルから西へ1キロ歩き、岩内町郷土館に着きました。
ここには野生ホップ発祥地の碑が建っています。
ホップも植えられていますね。
岩内は昔から栄えてきたところなので、展示品も豊富です。
こちらは茅沼炭鉱軌道のレール。
茅沼炭鉱軌道は新橋横浜間鉄道の開業よりも前に運行していたそうです。
ニシン漁、炭鉱、スケソ漁、ホップ、アスパラガス栽培、岩内大火、…
日本最古のオルガンもこちらに所蔵されています。こういうのがあるのはお金持ちの証ですね。よっぽど栄えていたのでしょう。
夏目漱石の戸籍謄本を展示ししているのが面白かったです。(写真なし)
郷土館の見学を終え、バスターミナルから寿都行きに乗ります。
ニシン街道に沿って走るバスに乗ります。
(2017/7/8)
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