謹賀新年2013

初詣。まずは、昨年4年に一度の神相撲で賑わった古表神社。住吉大神様に参詣する。

大富神社。ここもお約束。豊前市に生まれ育った者には欠かせない。

大富神社では、年越し祭が。大村神楽講による湯立神楽を目当てに人が集まる。

玄関飾り。いつもの注連縄の代わりに、御縁あって、京都の水引職人がつくったものが届く。

今年最初の食事は、馬刺。天然醸造の二反田醤油が合うと妻が御満悦のようす。
上毛町で暮らす働く交わる新しいスタイルの検証。
大きく二つのプロジェクトがある。まず、商売繁盛をサポートし、田舎の生業を興すという仕事づくりのプロジェクト「こうげまち雇用続々プロジェクト(九州福岡こうげのシゴト)」。それから、都市に暮らすIT関連やクリエーターの方々に、一定期間、実際に上毛町の空き家等に体験居住していただき、こうげでの暮らしや働くことの可能性を検証するお試し居住プロジェクト「上毛町ワーキングステイ」というもの。
いずれも今年度(H24)からスタート。H20~21にかけて、二年間お世話になった筑後地域には、これらのお手本となる先行事例がある。この間、現場から地域全体が盛り上がっていく筑後の様子を目の当たりにしながら、潜在的ポテンシャルを秘めた上毛町でもきっと良いカタチになる、そんな思いがあった。
今年のワーキングステイは、期待を遥かに越える成果を続々と顕現させながら、11月末までに実施の段階を終えた。企画にあたっては、やはりパートナーの福岡R不動産の存在がとても大きかった。彼らと一緒にプロジェクトに関わるというだけで、情報の出方が全く別物になる。特に今回はイケダハヤト氏のツイートを見たという声が印象的。影響力ある人物にまで情報が届き、プロジェクトに共感して戴けたということ。
参加者選考については、誰彼来てほしいわけではない。当初、上毛町に移住モデルと言える事例は無かったし、今後、こうげにとって本当に来る意味のある人、モデルとして相応しい人にしぼること、そこが勘所となった。
応募20組の中から厳選された3組。デザイナーの村上智一さんファミリー(福岡市)を皮切りに、プログラマーの高橋崇さん(京都府)、東京ナイロンガールズ(東京都)の皆さんに体験居住していただいた。みな意識が高い。上毛町に沢山の良質な刺激を齎したことは疑いようがない。嬉しいことに、今後も上毛町になんらかの関わりを持ってくださる意向であり、既に様々なアイデアも戴いている。僕らの気づきとなることも多い。期待に応えられるような環境を創造していきたい。来年度のお試し居住事業は、次なるフェーズに突入。「田舎暮らし研究村構想」を掲げ、より具体的なプランを検討中。とは言え、所詮僕らはきっかけを作ることしかできず、全ては、体験参加者、各関係者、そして地域の皆さんのおかげ。感謝は言い尽くせない。
先般、東京ナイロンガールズ木下さんから3つの質問をいただき、その回答を以下に記す。現在、木下さんは、こうげのフォトマップ(体験居住者向けのガイドマップ的なものらしい)を製作中とのこと。とても楽しみ。深謝。
1 企画情報課(僕ら)の役割は
今、上毛町に必要なのは、潜在的なポテンシャルを磨き、 それらの価値をきちんと届けていくこと。同時に「 こうげ」を誇りに思う人と、地域外の田舎志向や地域貢献に意識が高い人を繋ぎ、互いのニーズをマッチングさせるための仕組づくりを推進中。いつまでも「元気な上毛町」を実現するため、その「きっかけ」となるプロジェクトを考えることが主な仕事。
2 こうげのおすすめ
ヒトが元気な上毛町。そんな地域の方々が大切に守り育んできたものは、意外にも沢山ありました。例えば、川底柿の手作りようかん、天然醸造を守り受け継ぐ老舗醤油屋、グリーンツーリズムのおもなし、伝統歌舞の神楽に修験の歴史文化等、すべてはヒトが紡ぎ出し、後世に伝えられている価値なのです。まずは、支える人財に会ってみてください。
3 これからワーキングステイに行きたい人に
紹介したい面白い人が山程いる。それが上毛町最大の魅力だということは、ワーキングステイ等で町を訪れる皆さんからの声で確信に変わりました。豊かな自然や美味しい食べ物を売りにする「田舎」は星の数ほど存在し、上毛町も然り。でも、そのくだりはもう聞き飽きたのでは? まずは会って感じてほしいのです。こうげは、きっと素敵な原石です。

ワーキングステイ2012がスタート。村上さんファミリーと高橋崇さんが自治会長宅を目指す。

東京ナイロンガールズの三谷さんが御来町。村上さんから引き継いだ雁股庵にて地域の方々と。

季節は秋。風物詩ともなった上毛町の名産「川底柿」の天日干し。ようかん加工所を訪れた。

柿ようかんのクオリティは高い。PRするためのプチ茶会を開催した。

僕らも肖って、雁股庵オーナーの吉本さんから、大量の川底柿を戴く。恐縮。

ようかん加工所にて、搾汁後のゆずを撮影。タイミングよく柚酢を戴いて帰る。

ステイの皆さんに人気だった能面。打っているのは東上の松本二三年さん。個展もやっている。

雁股庵におけるノマド的な光景。

読売新聞の記者からの取材を受ける高橋さん。その間には、不思議ちゃんの坂崎あゆみさんw

1歳半だったハル君。その振る舞いは、可愛さを自ら知っているかのよう。

村上さんファミリーの退居日、ハル君が町長に御挨拶。

東京ナイロンガールズのみなさんは、何やら副町長と熱い約束を交わしていた。

ワーキングステイのパートナー、福岡R不動産のみなさん。川底柿のズクシをお楽しみ中。

TNGのコヤナギさんと高橋さんは、とても良い雰囲気。このあと二人で別府へ旅立っていったし。

レンタカーを返却。クルマの修理代が、東京からの交通費より高くなってしまったコヤナギさん。

ワーキングステイ2012が無事幕を閉じ、もぬけの殻となった雁股庵。

こちらは、いぶきの里。

こちらは村上さんが実行委員を務めるイベント「BOOK at ME」のときのもの。みなそれぞれの仕事があり、生き方、暮らし方があるようだ。個性がチームになれば更に面白い化学反応が起こるかも。
茶の御縁なんぞ。
なので、小学生のとき、オヤツは稽古中の茶室に乱入し、そこで戴くことが日常だった。
当時は、連日賑わっていた茶室。今では、週に一度数名が集まる程度となっている。
少子高齢化、若者の姿を見ることも少なくなったような。それも致し方ないとはいえ、寂しいもの。
御縁あって、仕事で、大変興味深い茶室と出会うことができた。
上毛町の西友枝大入地区にある雁股庵。なんと御主人が、築100年を越える古民家を、手作りで茶室にリノベーションしている。3畳の躙り口がついた茶室はなんとも風流。リノベは現在も進行中で、離れに4畳半の茶室を建築中。茶室は、全ては奥様のためという。頭が下がる。
今年5月に初めて訪問。今年度スタートさせたお試し居住「ワーキングステイ」の協力を依頼するためだった。オーナーの吉本さんから快諾を得、今は東京ナイロンガールズのみなさんが体験居住している。その前は、デザイナーの村上智一さんファミリー。
先般、町の特産「川底柿」で干し柿ようかんを作っている組合の加工所を久しぶりに訪問したとき、思いついたことがある。それは、雁股庵で、干し柿ようかんをPRするための茶会を開催すること。
すぐに、吉本さんに打診したところ、これもまた快諾を戴くことができた。本当に感謝なのである。
茶道があったからこそ、生まれた御縁。
このごろでは、「御縁」というものが、運命的であることを染み染みと感じている。歳のせいか。

今日は、お隣大分県中津市の合同茶会に参加。結構な人出で、整理券も用意されている。

最近では、若いコがめっきり少なくなった。外国人は結構見かけるような。

いまだに煎茶の席は、戸惑ってしまう。
こちらは「干し柿ようかん」をPRするために開催した、雁股庵(西友枝大入)でのプチ茶会のときのもの。東京ナイロンガールズの木下さん撮影。
同じく雁股庵にて。集合写真よりもコッチのほうが面白い。

昨晩は、その雁股庵にて大宴会。TNGの三谷さんが大事に干したイチジク。酒が進む。
そうそう、来春こうげに移住予定の亀田さん(左)も、茶道に御縁があるようだ。

干し柿ようかんの代表である三田実さんは、多岐にわたり活躍している。昨晩のイベントでも御挨拶。

本日夕刻、おじいを連れ出し、近所の山へ。途中、こだわりタマゴの「城井ふるさと村」に立ち寄る。写真は、自家製のニワトリのエサ。
先週も、あっという間の一週間。今週はワーキングステイのみなさん、いよいよ最後の週だ。
まちづくりの担い手の秋。
この週末も、イベント三昧。上毛町が関係するものだけでも、山伏ウォークの「修験道回峰行」、400年の歴史を持つ「川底柿」のPRイベント、京築神楽と食の祭典「京築まつりごっそう」、上毛町文化祭などなど、重複は毎年避けられないもよう。僕は、土曜日に修験道回峰行、今日は、京築まつりごっそう、それから豊前市内で開催された御茶席へ。
収穫の秋、こうげのキーマンたちは繁忙を極める。神楽講の皆さんは、五穀豊穣に感謝する伝統歌舞を、いつもどこかの御宮で奉納している、そんな印象。僕らはいつも、この神楽という文化により、深まる秋を実感している。
地域づくりのリーダーの山下さんには、物産展へのオファーが続々。修験道回峰行の会長である福本さんは、4月にスタートした地域の拠点「ゆいきらら」の発展のために奔走。グリーンツーリズムのモデル地区である有田「巣狩谷」では、来週少し大きめのイベントの舞台となるため、集落を挙げて真剣に準備を進めてくれている。
まちづくりの担い手である皆さんが、こうげの未来を拓くことは間違いない。実りの秋は休む暇もないくらいに期待が集中し、やることが目白押し。そこには後継者の存在が大切な勘所となる。町の外部からこうげに関心を示す若い有志が増えてきた。僕ら行政は、きっかけしかつくることができないが、行政にしかできないこともたくさんある。志のあるみんなと、前を向いて進んでいこう。

深まる秋。銀杏の木の下では、こんな光景。
修験の文化を守り受け継ぐリーダーの福本利三さん。修験道回峰行の開会式にて。
AM7:00に回峰行の一行はゆいきららを出発。
松尾の谷は、絵になる景観。右前方から俯瞰できる赴きのあった棚田は、今は桜の谷と呼ばれている。
松尾山三社神社下宮横、二ノ鳥居にて、定番の集合写真。今年で5回目の開催となった回峰行。今回も約60名が参加してくれた。
お試し居住「上毛町ワーキングステイ」に参加の高橋崇さんも友人の千春さんカップルを誘い、一緒に参加してくれていた。
昼食は、ゆいきららの御弁当。家庭的な味付けで、とても良いと思った。
今回のコースは全長約25km。山道より舗装道路を歩くことが多かった印象。足に優しくない。
上毛町のお隣、豊前市にある如法寺や千手観音を巡り、再び松尾山からふもとを目指す。
無事に完歩した後は、温泉館「大平樂」で疲れを癒し、ゆいきららで交流会。充実の一日が終わる。
神楽と食の祭典「まつりごっそう」、上毛町地域づくり協議会のブース。最近米粉たこやきがブレークしているらしい。イモの蒸し饅頭のクオリテリィが高い。
こちらは、上毛町のデザイナー加来野さん。道の駅しんよしとみのお手伝い。実家で採れた野菜も一緒に。
神楽公演。上毛町の唐原神楽講の「綱御先」
唐原神楽講は、子ども神楽の育成にも、とてもチカラを入れている。すばらしいことだと思う。
事務局から、京築神楽グッズを頂戴してしまった。ありがとうございます。
段ボールクラフトの長椅子。行橋市の段ボール製造の企業さんがつくっているらしい。御見事。
京築地域のブランドとして、イチジクがプッシュされている。思わず酢を購入。何事も勉強なのだ。
できる方法を考える由。
久方振りのブログ更新。
上毛町に新しい風。
今のこうげは、できない理由を探すのではなく、できる方法を考える、そんな攻めの姿勢。
こうげのシゴト、それからお試し居住「ワーキングステイ」のプロジェクトをきっかけに、都市圏からの有志が上毛町に集まり始めている。
センセーションを巻き起こすこと間違いなし。
上毛町は幸せだと思う。
様々な御縁をいただていることに深謝。
11月10日は、ワーキングステイに御参加いただいている方々を囲み、交流会を実施する。
町長や副町長とのクロストークが見物であり、必見なのだ。
コーディネートしてくださるのは、あの江副さん。
これは事件だ。
みなみなさま、ぜひご来場くださいませ。


