酵素が生きている!
生きた酵素が
たっぷり含まれる!
健康食品などのキャッチコピーで、
こんな文言、見たことありませんか?
ん?
ん??
と違和感を感じたあなた!
かなりの発酵オタクですね(笑)
見る人が見たら分かる、
間違いな表現!
それは、
酵素が「生きている」という
この言葉。
発酵を学びだすと必ず
セットで良くでてくる言葉
「酵素」
まずは単刀直入に!
/
「酵素は生きてません!!」
\
えっ、にゃんですと!?
と思われたあなた、
今回の投稿で
ぜひ正しく覚えてくださいね。
酵素は物質の化学反応を
促進する触媒です。
化学変化?
触媒?
難しいですよね💦
たとえば、私たちが食べるお米。
お米のデンプンはそのままでは
吸収が出来ません。
私たちが吸収できる形に変化させるのに
活躍するのが
アミラーゼという消化酵素。
デンプンはブドウ糖がくっついた多糖類。
この状態からアミラーゼは
ブドウ糖単体に形を変えてくれます。
この状態でやっと
私たちのカラダは糖を吸収できるんです。
このように、「酵素」は
ある物質の形を変化させる
仲介役をしてくれます。
また酵素そのものは、
タンパク質からできています。
よって、酵素が
生きた?死んだ?という言い方はなく、
「活性」、「不活性」
という表現になります。
私も発酵にハマりだした頃、
酵素の存在に大混乱でした。
こうじ菌?
酵母?
酵素?
こうじ菌や酵母は微生物なので、
「生きた」と表現できますが、
このこうじ菌や酵母と酵素が
発酵を学びだすとごちゃごちゃに(笑)
まさに、発酵あるあるです!
ちなみにそれぞれの酵素は
活性しやすい温度帯があり、
70度以上になるとほぼ失活します。
自家製甘酒や
醤油麹、塩麹を家電調理器具にて
作る時に
60度以上ならないように設定するのは
この酵素が失活しないようにするためと、
他の雑菌の繁殖を抑えるためです。
【まとめ】
☑酵素は化学変化を促進する触媒
☑酵素は生きた、死んだとは言わない
☑70度以上でほぼ失活
酵素については、
まだまだお伝えしたいことが
ありますが、
酵素が何か?を
まずは把握してくださいね。
こうじ菌についてはこちらを読んでね
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酵素や発酵について
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