東海道を歩く旅、夏の間お休みしての復活は、平塚を午前8時出発で大磯にやってきました。
(10:35)
大磯駅でトイレ休憩などして、ふたたび東海道へ戻ります。
駅から東海道へ降りて道沿いすぐ、事前にチェックしていた和菓子屋さん。 →船橋屋織江
このあたりピーナッツの産地らしく、お店にも柿ピーが売られてます。(購入せず)
(10:44)
大磯宿小島本陣旧跡 石碑のみ
解説板・・・もはや読む気にならないレベル。。
山が近くてハイキングコースも充実しているようで、そちらの案内板はクリアです。
(10:47)
尾上本陣跡/大磯小学校発祥の地 こちらも石碑のみ。
大磯のうまいもの”いづ常” 趣のある店構えは全国からのうまいものを集めた専門店。
成城にだけあった頃の成城石井スーパーみたいな感じかな。明治の頃、大磯初の精肉店がはじまりらしい。
道の反対側にあった観光旅館「大内館」 泊まるならこのあたり、よさそうです。
この日初めて大磯を歩いて、町の雰囲気がとても気に入ったので、ぜひまた来たいから備忘録。
(10:50)
この日何軒目?かの和菓子屋さん。店構えが気に入って、つい入ってしまった。
新杵 https://www.facebook.com/oisoshinkine/
朝、平塚でおはぎ食べたから、おみやげに栗蒸し羊羹を買いました。
距離表示が68km。
問屋場跡も看板だけ。
その近く、とても読みにくいのだけど「新島襄終焉の地」と。
同志社大学の祖の新島襄ですが、病気療養先のこの地で亡くなったそうです。
近くにはちょっとかわいい外観の教会。
その並びには、井上蒲鉾店。鎌倉の井上蒲鉾店とは別物っぽい・・・けど似てる。
(11:00)
付近でみつけた「海水浴発祥の地」という看板、気になります。
東海道を南にそれて、海まで行くことにしました。大磯の海、見なくちゃ!
カラーのマンホール発見!やっぱり、海見なくちゃ(笑)。
ブルーのラインは、「太平洋岸自転車道路」と書いてありました。
初めてその存在を知ったけど、千葉の銚子から和歌山市まで計画のある自転車道路(未完成)!
(11:10)
海水浴を療養の一環としてここで始めた松本氏の偉業をたたえる石碑。
海~!!! →海で遊ぶ/大磯町HP
砂浜の手前に岩場があり、ここが照が崎という、海水浴発祥の地。
夏も過ぎたので、海岸線に人は少なくて、のんびりと。。しばし海風に吹かれてぼーーーっとしてました。
(11:25)
長居はせず、海側からまた東海道に戻って歩き始めましたが、
途中、川の河口があったけれど、砂地でなく岩場なのが面白い。
流れの奥にこんもりとした緑に囲まれた建物があります。
(11:26)
湘南発祥の地、の石碑。
中国の景勝地、湘南というところに似ている、と詠まれたことで、「湘南」と呼ばれるようになったらしい。
実は、つい先日ブラタモリが「湘南」の回で、まさにこの場所を紹介していたのでした。
歩いた直後だったので、びっくりー!
鴫立庵(しぎたちあん)は、平安時代の西行がこの地で詠んだ句にちなみ、
江戸時代初めに小田原の崇雪(そうせつ)が庵を構えて以降、今や日本三大俳諧道場のひとつ。
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/look/meisyo/shigitatsuan.html
海まですぐだし、川の流れを利用した庭園もあり、風情ある雰囲気です。
鴫立庵のこの怪しいレリーフ、なんでしょうか・・・。
国立博物館あたりで見た覚えがあるのだけど・・・
*****
大磯は、多くの財界人が別荘を構えた場所でもあります。
今もその名残か、大きな敷地のお宅が多いような気がします。
島崎藤村の家もあるようですが、今回は立ち寄らず。
(11:32)
大磯宿の上方見附 京都寄りの入口。
松並木が残っていますね。小田原まで18km!
この松並木に面した左手がまた、大邸宅らしく・・・長い塀で・・・。
(11:45)
見たら古河電工「大磯荘」とありました。
ここも、後日のブラタモリで「大隈重信別荘跡」として、内部を紹介していました!
道標にもある「吉田茂邸」というのが、一番有名かもしれません。
彼岸花がちょうどきれいでした。この日たくさん見かけました。
(11:48)
伊藤博文の別荘跡、企業の迎賓館として使われているらしい滄浪閣(そうろうかく)
http://www.kanaloco.jp/article/274195
同街道沿い、大きなお宅が目を惹きます。
デイサービスもこんな建物だったりする。平屋好きなので、いいなあ・・・と。。
(12:00)
こゆるぎの浜 と言う名前がまたステキだ・・・。
で、びっくりしたのがこの広々とした前庭のあるどうぶつ病院!!
駐車場も何台停められるのか・・・あまりのぜいたくな環境に、ためいき!
普通のお宅の前に栗の無人販売。
このお宅も、すてき・・・生垣の手入れが行き届いている。
(12:08)
血洗川と、生々しい名前・・・
この日歩いてきた高麗山を含めて、散策路が整備されているようなので、
東海道は関係なく、また、お散歩に来たいなあと思いました。
(12:12)
道路の向こう側に、旧吉田茂邸/大磯城山公園の入口。
ここもまた、改めて訪れようと、今回はスルー。先を急ぎます。
71km標識
(12:30)
大磯の一里塚 日本橋から十七里、68km
一里塚があるのは、現在の国道一号線を少し外れた旧東海道が残っているエリアです。
というわけで、道祖神も残っています。
(12:40)
国司が、6つの神社をそれぞれ回るのが面倒で1か所に集めたという六所神社。そんなのあり~(笑)!?
1号線に戻り、こんな感じの道を歩いていますが、そろそろお昼どき・・・。
(12:52)
大磯町を過ぎて二宮町に入りました!その境目に「大衆食堂えびや」の看板。。。
通り過ぎて振り返ったら大磯町。面白い・・・。
5時間近く歩いているので、ここでお昼ご飯を食べることにしました。
えびや食堂 https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140408/14004117/
足が疲れたので、小上がり席で。けっこう広くて賑わってます。
びっくりするほどメニューが豊富でした。。そして、お手頃価格。
迷った末の定食。
(13:00)
しらすのかき揚げ定食1100円くらいだった。小さなイカの煮ものと野菜を煮た小鉢つき。
ご飯少なくしてもらうの忘れて・・・結局全部食べました。。
お水の代わりに出して下さった、麦茶がおいしくて、2杯くらいお替りしました。
元気出た!さ、食べた分、また歩くぞー!(続きます)
オマケ:
ブラタモリ「湘南」で紹介されていた、今日のコースと同じエリア!
https://www.nhk.or.jp/buratamori/map/list115/route2.html
これまでの行程まとめ (日本橋から約65km 京都まで約435km※日本橋-京都を約500kmとして)
1 日本橋→品川宿(鮫洲) 10km https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12359688565.html
2 品川宿→蒲田 6km
前半 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12370889695.html
後半 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12372638714.html
3 蒲田→新子安 11km
蒲田→川崎宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12376144528.html
川崎宿→新子安 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12376180027.html
4 新子安→保土ヶ谷 7.5km
新子安→神奈川宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12378127343.html
神奈川宿→保土ヶ谷宿https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12378128339.html
5 保土ヶ谷宿→藤沢宿 17.2km
保土ヶ谷宿→戸塚宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12383218423.html
戸塚宿→藤沢宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12383671944.html
藤沢宿 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12384630958.html
6 藤沢宿→平塚宿 13.3km
藤沢→茅ヶ崎 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12387251106.html
茅ヶ崎 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12389830250.html
茅ヶ崎→平塚 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12389839251.html
7 (番外編)興津→清水 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12390517109.html
8 平塚→大磯 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12410922903.html
大磯宿 イマココ