「フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)」の88年11月発表、ベスト盤「グレイテスト・ヒッツ(Greatest Hits)」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

フリートウッド・マックベスト

フリートウッド・マックは、イングランド出身のロック・バンド。

このアルバムは、新曲2曲を含むベスト・アルバム(全英3位・全米14位)。

米盤と欧州・日本盤とでは、収録曲や曲順が異なるようです。この配信は、米盤に準拠しています。


メンバーは、リンジー・バッキンガム(ボーカル、ギター)、スティーヴィー・ニックス(ボーカル)、クリスティン・マクヴィー(ボーカル、キーボード)、ジョン・マクヴィー(ベース)、ミック・フリートウッド(ドラムス)。
ただし、後述の通り、新曲2曲はリンジー・バッキンガムが脱退し、新メンバー2名を加えた編成で録音されています。

オールタイム・ベストなら、以前紹介した「ドント・ストップ 偉大なる50年の軌跡(50 Years – Don't Stop)」をお勧めします。
70年代後半から80年代中旬までに絞って聞くならこちらですが、リマスターはされていないようです。

1曲目「リアノン(Rhiannon)」は、全英46位・全米11位。リード・ボーカルは、スティーヴィー・ニックス。10th「ファンタスティック・マック(Fleetwood Mac)」(75年)収録。
2曲目「ドント・ストップ(Don't Stop)」は、全英32位・全米3位。リード・ボーカルは、リンジー・バッキンガムとクリスティン・マクヴィー。11th「噂(Rumours)」(77年)収録。
3曲目「オウン・ウェイ(Go Your Own Way)」は、全英38位・全米10位。リード・ボーカルは、リンジー・バッキンガム。11th「噂」収録。
4曲目「ホールド・ミー(Hold Me)」は、全米4位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィーとリンジー・バッキンガム。13th「ミラージュ(Mirage)」(82年)収録。
5曲目「エヴリホエア(Everywhere)」は、全英4位・全米14位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィー。14th「タンゴ・イン・ザ・ナイト(Tango in the Night)」(87年)収録。
6曲目「愛のジプシー(Gypsy)」は、全英46位・全米12位。リード・ボーカルは、スティーヴィー・ニックス。13th「ミラージュ」収録。
7曲目「ユー・メイク・ラヴィング・ファン(You Make Loving Fun)」は、全英

45位・全米9位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィー。11th「噂」収録。
8曲目「ユー・フォロー(As Long As You Follow)」は、新曲。全英66位・全米43位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィー。リンジー・バッキンガムの脱退により、新メンバーとして、ビリー・バーネットとリック・ビトー(どちらもギター)が参加。15th「ビハインド・ザ・マスク(Behind the Mask)」と同じラインナップです。
9曲目「ドリームス(Dreams)」は、全英24位・全米1位。リード・ボーカルは、スティーヴィー・ニックス。「フリートウッド・マック・ライヴ(Live)」収録のライヴ・ヴァージョン。オリジナルは、11th「噂」収録。
10曲目「セイ・ユー・ラヴ・ミー(Say You Love Me)」は、全英40位・全米

11位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィー。10th「ファンタスティック・マック」収録。
11曲目「タスク(Tusk)」は、全英6位・全米8位。リード・ボーカルは、リンジー・バッキンガム。12th「牙(タスク)(Tusk)」(79年)収録。
12曲目「リトル・ライズ(Little Lies)」は、全英5位・全米4位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィー。14th「タンゴ・イン・ザ・ナイト」収録。
13曲目「セーラ(Sara)」は、全英37位・全米7位。リード・ボーカルは、スティーヴィー・ニックス。12th「牙(タスク)」収録。
14曲目「ビッグ・ラヴ(Big Love)」は、全英9位・全米5位。リード・ボーカルは、リンジー・バッキンガム。14th「タンゴ・イン・ザ・ナイト」収録。
15曲目「オーヴァー・マイ・ヘッド(Over My Head)」は、全米20位。リード・ボーカルは、クリスティン・マクヴィー。10th「ファンタスティック・マック」収録。
16曲目「ノー・クェスチョンズ(No Questions Asked)」は、新曲。全米メインストリーム・ロック・シングル37位。リード・ボーカルは、スティーヴィー・ニックス。8曲目と同じ、ビリー・バーネットとリック・ビトーを加えた編成。

クリスティン・マクヴィーが昨年11月に亡くなりました(合掌)。
このアルバムは、16曲中半分の8曲がそのクリスティン・マクヴィーの曲。残りは、スティーヴィー・ニックスが5曲、リンジー・バッキンガムが3曲となっています。
何となく、バッキンガム&ニックスのイメージが強かったですが、実はクリスティン・マクヴィーの存在が大きかったことが分かりますね。
特に12曲目は、クリスティン・マクヴィーのリード・ボーカルに、スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムのコーラスが乗る、名演だと思います。 

Youtubeで「リアノン(Rhiannon)」のMV映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeの「ドント・ストップ(Don't Stop)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「オウン・ウェイ(Go Your Own Way)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「ホールド・ミー(Hold Me)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「エヴリホエア(Everywhere)」のMV映像とライヴ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「愛のジプシー(Gypsy)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「ユー・フォロー(As Long As You Follow)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「ドリームス(Dreams)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「タスク(Tusk)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「リトル・ライズ(Little Lies)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「セーラ(Sara)」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「ビッグ・ラヴ(Big Love)」のMV映像です。