今日は「中島みゆき」の94年4月発表、「SinglesⅡ」を聴きました。

僕が持っているのは、ポニー・キャニオンによる初回盤、2枚組。

中島みゆきシングル2-1
(ボックス表)

中島みゆきシングル2-2
(ボックス裏)

中島みゆきシングル2-3
(CDⅠ表)

中島みゆきシングル2-4

中島みゆきシングル2-5
(CDⅠ・Ⅱ裏)

中島みゆきシングル2-6

中島みゆきシングル2-7

中島みゆきシングル2-8
(ブックレット写真)
各シングル・ジャケットを採録。すべてCD仕様となっていますが、21stシングル「御機嫌如何」から24thシングル「あした」までは、アナログEPでも発売されています。

aiko以前は、中島みゆきのファンでした。2000年代半ばくらいまでのアルバム(CD)は、ほぼ全部揃っています。また、ライヴや夜会にも行ったことがあります。それぞれ1回ずつですが…。
最近は、昔の作品も含めて全く聴くことはなかったのですが、何となく久しぶりに聴きたくなったので、順に聴いています。歴史があるので、まだまだゴールは先ですけど…。

このアルバムは、21stシングル「御機嫌如何」から30thシングル「時代/最後の女神」まで、全10枚のシングルAB面を収録したアルバム。
「Singles」に続いて、今回も次のような理由で貴重なコンピレーションとなっています。

①シングルA面がオリジナル・アルバム未収録のケース(2曲)。

30thシングル「最後の女神」は、「時代」と両A面シングル。「筑紫哲也 NEWS23」のエンディング・テーマ。この曲は好きです。
29thシングル「ジェラシー・ジェラシー」は、フラメンコ調の情熱的な曲。

②シングルA面がオリジナル・アルバムに収録されていても、別ヴァージョンとなっているケース(5曲)。

30thシングル「時代」は、21th「時代‐Time goes around‐」からのシングル・カットですが、冒頭のライヴ音源は省略。
28thシングル「浅い眠り」は、20th「EAST ASIA」よりエンディングが長いヴァージョン。
26thシングル「トーキョー迷子」、24thシングル「あした」、21stシングル「御機嫌如何」は、ミックス違い。
これらは、時期的にシングルが国内で日本人によるミックス、アルバムは海外で外国人によるミックスと言うことで、シングルを聴いていると、アルバム・ヴァージョンのレベルの高さが際立ちますね。

③シングルB面がオリジナル・アルバム未収録のケース(4曲)。

29thシングルB面「兆しのシーズン」は、筒美京平の作曲。
24thシングルB面「グッバイ ガール」は、16th「グッバイ ガール」と同タイトルですが、アルバムには未収録だった曲。
23thシングルB面「空港日誌」は、薬師丸ひろ子提供曲のセルフ・カバー。
21thシングルB面「シュガー」は、私が見に行った「夜会VOL.3 KAN(邯鄲)TAN」でも歌われた曲。 モチーフはストリップ嬢でしょうか?この曲も好きです。

④シングルB面がオリジナル・アルバムに収録されていても、別ヴァージョンとなっているケース(4曲)。

28thシングルB面「親愛なる者へ」は、5th「親愛なる者へ」収録の「断崖-親愛なる者へ-」のリメイク。編曲は、瀬尾一三。
26thシングルB面「見返り美人(New Version)」は、19thシングル「見返り美人」のリメイク。編曲は、瀬尾一三。
25thシングルB面「笑ってよエンジェル」は、19th「歌でしか言えない」収録曲とは別ヴァージョン。
22thシングルB面「熱病(New Version)」は、13th「miss M.」収録曲のリメイク。編曲は、椎名和夫。
ちょっとリメイク物が多いのが、この時期の特徴でしょうかね。

このように、オリジナル・アルバムを持っているだけでは聴けない曲をまとめて聴けるため、このコンピは価値が高い訳です。
オリジナル・アルバムと全く同じ曲は、5曲ですからね。

ちなみに、CDの収録順は30thシングル「時代/最後の女神」から始まり、21stシングル「御機嫌如何」まで時代を遡る形ですが、僕は時代順に組み直して聴きました。
やはり、その方が自然に聴けますね。


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