続いて、頂いているご質問・ご意見にお答えします。


 私は26歳の会社員なのですが、小さい頃からの吃音(どもり)に悩んでいます。
 吃音者に対して、社会は非常に冷たいです。私は一生懸命伝えようとしているのに、「どもるな」「ちゃんとしゃべれ」「落ち着け」などと罵倒されます。吃音は最新の医学でも解明されていない症状であり、解決方法もありません。どの吃音者も本人が一番、キチンと話せるようになりたいと思っています。
 どのようにすれば、吃音者のような障害を持った人でも、上手にコミュニケーション、プレゼンテーションができるようになりますか。





短い文面からしっかり考えていることが伝わってくるので、
本来的にコミュニケーションが苦手な訳ではなく、吃音が
仕事の障害になっているのでしょう。

私もそんなに口が上手いほうではありません。

吃音とは違うかも知れませんが、私も仕事を始めた頃は
上手く話せずに悩んでいました。

それがある上司のひと言で一気に気が楽になりました。



私は営業の仕事を始めた頃、上手く話そう上手く話そう。
としていました。

そんなとき、当時の営業ができる上司から、

「おれはお客さんから、『○○さんは口下手から
信用できる。口の上手い営業は信用できないよ』
と言われて発注をもらったんだ」

「自然体で話すことが自分と商品に対する自信の証なんだ」


とアドバイスをもらいました。

それを聞いて嬉しくなりました。


それ以来、意識して自分の言葉で話し(もちろん敬語は
押さえたうえで)、誠意を持って自分の考えを伝える
ようになりました。

それから営業成績が良くなりました。

単なる口下手よりも吃音(どもり)は障壁が高いと思いますが、
自信を持つことや誠意を伝えることが重要なんだと思います。

がんばってください。