- 非常識な本質
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日産でミスターGT-Rと言われた水野さんの著。
中山さん ・曽山さん のブログを拝見して、読んでみたのですが、
本書の中に、インナースケールとアウタースケールという考え方がありました。
会社内の価値観でしかものを考えられないことをインナースケールと呼び、逆に世間の人々や顧客の視点でものを考えられることがアウタースケール。
著者の水野さんは、アウタースケール、つまりいかにお客さんに喜んでもらえるかだけを、車両開発や仕事の指針として大切にしてきたということでした。
僕らは、ゲームを作る、運用する、という仕事をしています。
今回チームの目標設定に際してあらためて考えていたんですが、
我々のチームの存在意義は、シンプルには、
ユーザのみなさんに面白いもの、楽しい時間を提供できるかどうか。
であり、頂いている課金額や、社内の評価、僕らの報酬はその対価であって、僕らのミッションは、ユーザのみなさんの価値に対して努力をすること。それに尽きます。
そこに属する個人の存在意義も同じで、タスクをこなすとか、スケジュールを守るとか、スキルを向上する、というのは、よりユーザのみなさんに楽しい時間を感じてもらうための手段であって、目的ではない。
ということが、あらためて自分の中でも整理ができました。
もっとアウタースケールな考え方ができるチーム作りをしていきたいな、と思ったのと、
読んでたら、ものづくりの考え方に洗脳されて?、ひさしぶりにクルマがほしくなったという話。
GT-Rほしい。。。