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前記事のように、
演奏がよかったこと、
伝わったことを、
「心のこもった演奏」と表現されることが多いです。
そして、そう言って頂けると
本当に嬉しいです。
でも、
心のこもった演奏（に聴こえる）とは
どういうことか考えてみたい
・・という話です。(^^)
心をこめて弾いたら、
心のこもった演奏に聴こえるのか、
それとも、
そう聴こえるとは限らないのか、、
今回のオンラインチャリコンに
初参加してくださったマツさんの
ご了解を得て、、というより、
「是非、お願いします」という
熱いご賛同を受けて書かせて頂きます。
マツさんは、２年程前、
某所の発表会で演奏されました。
一生懸命、
それこそ、心をこめて、演奏されて
大きなミスもなく、
無事に演奏は終わりました。
その後、私のブログに出会い、
（遠い地域の方なので）
オンラインで私のレッスンを受けるようになり、
話を聴いているだけで、
どんどんイメージが変わることに
本当に感激して下さりながら
毎週レッスンが続きました。
１年ほどたって、昨年、
同じ曲「A」を発表会で演奏された時、
大きなミスをされたのですが、
見知らぬ女性が近づいて来られて
「とっても素晴らしい演奏を聴かせてもらいました、
ありがとう」
とお礼を言われて衝撃だったそうです。
でも、
ご本人は大きなミスがあったことの方が
重大なことに感じて、
お礼を言いつつ謝ってしまったのだそうです。
メールでその一件を報せてくださったので、、
過去の演奏の録画を、是非、見返しましょうと
お返事しました。
そうしたら、
ミスなく弾けた一昨年の演奏が
どうだったかというと・・
＊＊＊（公開済み）＊＊＊
今聴くと
全然音楽が流れていないです。
とにかくドスドスと鍵盤を押している。。
今回の演奏と比べると、
本当に雲泥の差で…
気持ちが悪いくらいです。
＊＊＊＊＊＊＊
なんと、、
気持ちが悪いとまで(^^；)💦
感じてしまったほどの
大きな「違い」だったのです。
でも、
前の演奏の時も、
一生懸命、心はこめていた、とのこと。
何が違ったか・・というと、
曲への理解と弾き方だったわけです。
誤解なさらないで頂きたいのですが。
自慢話、、とかではなくて、
音大を出たか出ないか、
長いブランクがあったかなかったか、、
そんなことは全部関係なくて、
曲を理解できる楽譜の読み取り方や、
それを表現しやすい弾き方など、
「方法を学ぶ」ことで、
趣味の方でも、
こうして、演奏を聴かれた方から
「感動」を伝えて頂くという
素晴らしい経験ができるという話です。
ピアノの先生方で、万が一、生徒さんを、
音大を出たとか、出ていないとか、
才能がある（ように見える）か、
ない（ように見える）かで
区別されている方がいらしたら、
分け隔てなく、ただし、
言い方（説明・解説）は、
お子さんや趣味の方には噛み砕いて易しく、
精一杯、伝えて頂きたいです。
そして、何より、
レッスンを受ける方々には、
自分差別をせず、ご自分の可能性を信じて、
「方法」を学んで頂きたいと
心から願っています。
（私のところへ来てくださいという話ではなく、
教えてくださる先生を探しましょう）
こちらが、マツさんの感動体験をつづった
昨年８月の記事です。
※以下、Online愛の夢チャリティーコンサート５の演奏動画の記事です。
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Megumi（野谷 恵）