【訂正】練習できなかった本番/「羽生選手みたい」って、、汗 | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
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※骨折の手術後の演奏会の日程を、
記憶違いしていました。チラシ画像追加しました。
骨折から2か月、手術からは1か月での演奏でした。(^^;)


※曲目はレクオーナ/スペイン組曲アンダルシアより
「コルドバ」と「ヒタネリアス」の2曲を弾きました。
ヒタネリアスは非常にテンポの速い曲です。


筋肉がすっかり落ちていても、私が伝える弾き方なら
速い曲を弾ける、という証明になりました。(^^)
=================


 

 先日、 

オンラインレッスンご希望のメールに

書き添えられていた内容です。

 

その前のレッスンで、


本番前に練習できなくても 

練習以外の考えうる限りの努力をすれば 

演奏は可能だというお話をしたことについて。。 

羽生選手ファンの方からです。(^^)
 

***公開了解済**** 

 ブログで、病状をお話しいただき、


本当にありがとうございます。



何より、早くご病気のことがわかったこと、

新しくレッスンに来られた方が

何人もいらしたことなど、

先生もおっしゃったように、


よいことがいくつも起きている、 

と思っていました。


 術後も、しばらくの間は、


何もなかったかのように……とは

いかないのですね。



先日のレッスンでも、

以前怪我をされて、



2ヶ月弾くことができず、

1週間前から弾くことができて、

本番を迎えられた
とお聞きしました。

本当に、羽生選手のようだと思いました。



 大勢の方が、

先生が伝えていきたいと

思っていらっしゃる真髄を、

うけとめたいと思っていらっしゃいます。

私も、強く願っています。 


(後略)***********

 


私が伝えたいと願っていることを 

多くの方が受け止めたいと思ってくださっている 

・・という表現は、大変励みになり、 

嬉しく、心に浸みました。 

 

「羽生選手みたい」というのは、 

いえいえいえいえ滅相もございません。。(^^;)冷や汗

 
でも、これも、知って頂き、信じて頂けたら、 

「少ない力でピアノを弾く」弾き方が 

どれほど違うかを

解って頂けるかなと思います。

 

(鍛えて力を使う弾き方を 

批判しているわけではありません。 

ただ、手を傷めた場合は、 

奏法を考え直して頂けたら、、と願っています。)


 
image

 

羽生結弦選手は、平昌五輪の直前まで 

大けがで練習ができなかったにも関わらず 

66年ぶりに五輪二連覇されました。

 

「天才だから・・」で済ませずに、 

なぜ、そんなことができたのか、とか、 

練習ができなかった期間に 

何をされていたのか・・などを考えることは、 

五輪を目指すアスリートではなくても、 

人生の役に立つと思います。



 羽生選手は、 

怪我で練習できなかった数か月を 

ただ、嘆いて過ごしたのではなく、 

医学論文を読むとか、 

ご自分の練習動画を見て

 

イメージトレーニングされるなど、 

「練習以外」で

 

考えうる限りの努力を続けたわけです。



フィギュアスケートの「努力」とは 

必ずしも「練習」とは言い切れないわけです。 

それは、ピアノも同じです。

 image

 
解りやすく、ピアノの実例です。 

五輪二連覇の金メダリストの話の後に 

私の話を続けるのは非常に恐縮ですが、、(^^;)

 



2012年9月に、 

東京の演奏会前日に転倒し、 

左手に酷いけがをして、 

東京の某大学付属病院へ行きました。

 

その時は

 

「骨は折れていない」という診断で 

傷の手当だけされたので、

翌日のコンサートは激痛をこらえて演奏しました。

 
(すみだトリフォニー小ホール/激痛こらえてます。。)

 
札幌に戻ってからかかった病院では 

「東京で、骨折はしていないと診断された」と 

言ってしまったのもあって、 

いつまでも、妙に痛いと言っても、

検査をして頂けず、

傷の治療だけされていました。。

 


でも、あまりにも痛くて、、

悩んだ末にかかった、手の専門の病院で、 

左手有鈎骨の骨折がようやく判明し、 

手術することになりました。

 

(中央やや右寄りの黒い点はチタン製の釘で
今も手の中に有ります。)

 

怪我をしたのが9月、 

骨折が判明し、手術したのが10月、

そして、 12月  →11月に、 

札幌コンサートホールで 

門下生とのコンサートがありました。

 

 
弾けるようになったのは 

コンサートの1週間前でした。。

 

まだ、釘でつながっているだけで 

完治していない
ので 

無理はしないでくださいね。」と 

手の専門医の先生から言われて 

用心深く、静かに片手練習を中心に 

短時間の練習で、 

1週間後の本番で弾きました。

 

いつも聞いてくださっている皆さんから、 

「いつもの演奏との違いが分からなかった」 

と言われました。 

(お世辞もあるかもですが、、)

 

練習できなかった2か月間 

コンサートで演奏することは

 

1度も迷いませんでした。
 

「ピアノを弾く」以外で、 

考えうる限りの努力をしました。
 

体のバランスを取るための 

片足立ち・なんちゃってバレエ、を毎日、とか(笑) 

自分の演奏の録音を聴きながら楽譜を読むとか、 

「感触」の敏感さを失わないように、 

動かせるほうの右手で、 

動かしてはいけない左手の指先を撫でたりとか、、 


そんなふうに2か月を過ごしてから 

恐る恐る、練習を始めた時、 

体が楽に、自然に動き、 

弾きやすくなっていてびっくりしたのです。
 

「いや、噓でしょ!」と言われそうですが、 

本当の、本当です。(^^)

  

掌の筋肉は 

もちろん落ちていましたよ。 

動かしてはいけなかったのですから。
 

それでも、1週間の練習で、演奏できました。
 

「思い込み」や、「先入観」、 

なんなら「常識」さえも捨てて、 

考えに考え抜いて 

あらゆる努力をし尽くしたら、 

不可能に思えることも可能になるのかもしれません。

  

だから、、、 

これから肺がんの手術をして、その後、 

息をするのも痛い数か月があって、 

数か月間、ピアノが弾けなかったとしても、 

私は、今年の秋に 

門下生コンサートが開催できる感染状況であれば、 

ステージでピアノを弾けると信じています。
 

 

 

 

 

 

 

お伝えしたいことが沢山あります。

 

よろしかったらレッスンにどうぞ。。

 

オンラインでも効果はあります!(^^)

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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                               Megumi(野谷 恵)

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幸い、運よく、有難いことに、、

 

 

命には限りがあるわけで・・

 

 

 

 

 

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野谷の演奏です。2つの動画、少し音色が違います。弾き方が少し違うのです。

↑この記事の下の方に、オンラインチャリティーコンサートの全部の動画があります。

 

 

2003年からこれまで、札幌と東京で開催してきたチャリティーコンサートの記録です。