次ページ、■チャリコンをやめるようにというメールを頂きましたので、チャリコンの意味と由来を・・
■電子ピアノで苦情アゲイン / 中村紘子さんもリバウンドした弾き方のクセ
■シェイリン・ボーンの「プログラムを壊さないミス」と「表現の大切さ」をピアノでも考えたい
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実は、今週のはじめに東京で
また転倒しまして、、（＾＾；）
右ひざが酷い腫れと痛みで、
右まで骨折か？と一瞬焦りましたが、
帰ってきて検査したところ、
骨は大丈夫でした。
でも、今、痛くて
ペダルはあまり踏めません。。
そして、私の弾き方は、
全身の重みのバランスを取ることで
余計な力を抜きやすくするので、
上半身と下半身が連動して
各関節が微妙に動きますから、
膝が痛いと弾き難いのです。
でも、逆に、制限のある中で
どうやって「楽に」弾くかという
勉強にはなっています。
怪我より裏方雑用で
神経磨り減る方が大きいですが、
チャリコンには、
本当に鍛えられています。
本来は大勢でする有料演奏会の
マネージメント的な準備雑用を
一人でしていますので、
練習時間はとれませんが、
だからと言って変な演奏をしては
チャリコンをすることで
演奏のイメージを悪くするという
悲しいことになってしまいます。
では、今までも、時間がない中、
どう練習してきたか・・・というと、
どんな練習の時も、
例えば、片手とか、
声部１本だけでも、
集中力を振り絞って、
人に聴いてもらう価値ある演奏を
することを目指します。
究極は、
内村航平さんがＴＶで語られていた
１回だけやって、
成功したらそこで練習を終わる、
というやり方ですが、
完璧ではなかったとしても、
弾き直しなどをせず、
集中はできたかなという
演奏ができれば、
雑な練習を何度も繰り返すより
効果は高いと
（あくまでも私は、ですが）感じています。
実際、神経が疲れ果てていると、
本当に１回で終わる日も結構あります。
そういうふうにして弾いた
前回の新宿文化センターの演奏が
思い出すだけで泣けると、
今も涙ぐんでくださる方がいらっしゃるので、
回数ではなく、
「どう、弾くか」が練習の肝心な部分と
信じています。
（信じなければ、今まで、
チャリコンで演奏はできませんでした。）
全く同じに１回だけ・・とは
もちろん言いませんが、
回数よりも集中力に拘る
「人に聴かせるつもり練習」を
片手でも、スローでも
してみると、
少ない時間でも効果が大きいことは
実感して頂けるかと思います。
もし、よかったら
お試しくださいね。(^_^)
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Megumi（野谷 恵）
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