九州にハマりました~番外・九州GS事情~
こんにちは。シェパードムーンです。
鹿児島県の桜島で火山灰に降られるという
予想外のハプニングに見舞われ、真っ白になった愛車とともに
一路、宮崎県へ。
最初の目的地は、野生の馬がいるという都井岬。
…ですが、その前に愛車が被った火山灰を落とさないと。
洗車道具などもちろん持っていないので
ガソリンスタンドに入って洗ってもらおう。
びんぼー旅行なのに余計な出費でツライけど…。
実はここで初めて書くんですが、
熊本の天草を訪れた頃から気になっていたことがあります。
ボクは出光のVISAカードを使っているので、当然のことながら
給油はなるべく出光のスタンドを利用するのですが
九州の、それも特に南部に来てからというもの、
エネオスばっかりで出光がほとんどない!
エネオスの他は、時々JA(農協系)のスタンドを見掛ける程度。
これは一体、なぜなんでしょう。
おまけに、ボクの地元には数え切れないほどあるコンビニが
九州南部にはとても少なく、あったとしても銀行ATMが設置されていなかったりするので
(失礼かもしれないけど、今時コンビニにATMは常識だと思ってました…)
出光以外のスタンドで現金精算して手持ちのお金を減らすのもイヤだなぁと思い、
とにかく出光が見つかるまで延々と走ることにしました…。
結局、ようやく見つかったのはかなり宮崎県に近いところまで来てから。
それも、いかにも個人商店という感じの小さなスタンド。
この店のオヤジさんに
「この辺りは出光が少ないですねぇ~、なんでですか?」
と尋ねたら、
「さぁ、わからないけど、今はここら辺ではウチだけですね~」
だって。マジですか…。
じゃあ、この店をスルーしていたらまた延々と探さなきゃいけなかったわけですね…。
とにかく、一刻も早く火山灰を落としたいので洗車お願いします。
大切な愛車を洗車機にブチ込むなど絶対にできないので、高くてもいいから
手洗い洗車です。びんぼーでも、それだけはゆずれません。
…でも、手洗い洗車だと2000円くらいだろうなぁ、やっぱイタイなぁと思いつつ
「手洗い洗車、いくらですか?」
と聞くと
「800円です。」
は、はっぴゃくえん?
…ひょっとして「手洗い」の部分が聞こえていなかったのか?
スタンドでの手洗い洗車って、アワで包むように洗ってシャワーホースですすいで
最後はキレイに拭き取りまでしてくれるもんだよな、
普通は軽自動車でも2000円くらい取るだろ。それがホントに800円?
大丈夫なんだろうかと疑念と不安を抱きつつも、あまり深くは追求できず
「じゃあお願いします。」と頼むだけの、小心者の私であった。
するとオヤジさんは、おもむろに家庭用と同じような
ごくノーマルな青いホースを引っ張ってきて
じょぼじょぼじょぼ~~ と水を出し、我が愛車を洗い始めた。
…まるで日曜日のお父さんが庭先で洗車しているかのような光景だ…。
なるほど、これなら800円という料金設定は妥当だなと納得。
片田舎(失礼)の小さなスタンドというシチュエーションのためだろうか、
「手洗い洗車ってそれかよ!」というツッコミは頭に浮かばず、
むしろ微笑ましささえ感じられたのであった。
オヤジさん、ありがとう。おかげでキレイになりました。
それにしても、今回の旅行は学ぶことが多いなぁ。やっぱり来てよかった。
今度また九州を旅行するときに備えて、エネオスのカードを作っておいた方がいいかも。
でも、帰ってから調べてみたら
エネオスカードのガソリン割引って一律で2円引きくらいなんだね。
出光カードだと、ガソリン以外の買い物金額も全部、翌月の割引額に反映されるから
5万円分の買い物をすれば5円引きになるんだよな。こっちの方がお得だな。
というわけで、実際にまた九州へ行くことが決定する日が来るまでは
今までどおり出光カードを使うことにしました。
やっとキレイになった愛車に乗り込み、心置きなく宮崎へ向かって走り出しました。
次回はその宮崎での模様を書かせていただきます。
鹿児島県の桜島で火山灰に降られるという
予想外のハプニングに見舞われ、真っ白になった愛車とともに
一路、宮崎県へ。
最初の目的地は、野生の馬がいるという都井岬。
…ですが、その前に愛車が被った火山灰を落とさないと。
洗車道具などもちろん持っていないので
ガソリンスタンドに入って洗ってもらおう。
びんぼー旅行なのに余計な出費でツライけど…。
実はここで初めて書くんですが、
熊本の天草を訪れた頃から気になっていたことがあります。
ボクは出光のVISAカードを使っているので、当然のことながら
給油はなるべく出光のスタンドを利用するのですが
九州の、それも特に南部に来てからというもの、
エネオスばっかりで出光がほとんどない!
エネオスの他は、時々JA(農協系)のスタンドを見掛ける程度。
これは一体、なぜなんでしょう。
おまけに、ボクの地元には数え切れないほどあるコンビニが
九州南部にはとても少なく、あったとしても銀行ATMが設置されていなかったりするので
(失礼かもしれないけど、今時コンビニにATMは常識だと思ってました…)
出光以外のスタンドで現金精算して手持ちのお金を減らすのもイヤだなぁと思い、
とにかく出光が見つかるまで延々と走ることにしました…。
結局、ようやく見つかったのはかなり宮崎県に近いところまで来てから。
それも、いかにも個人商店という感じの小さなスタンド。
この店のオヤジさんに
「この辺りは出光が少ないですねぇ~、なんでですか?」
と尋ねたら、
「さぁ、わからないけど、今はここら辺ではウチだけですね~」
だって。マジですか…。
じゃあ、この店をスルーしていたらまた延々と探さなきゃいけなかったわけですね…。
とにかく、一刻も早く火山灰を落としたいので洗車お願いします。
大切な愛車を洗車機にブチ込むなど絶対にできないので、高くてもいいから
手洗い洗車です。びんぼーでも、それだけはゆずれません。
…でも、手洗い洗車だと2000円くらいだろうなぁ、やっぱイタイなぁと思いつつ
「手洗い洗車、いくらですか?」
と聞くと
「800円です。」
は、はっぴゃくえん?
…ひょっとして「手洗い」の部分が聞こえていなかったのか?
スタンドでの手洗い洗車って、アワで包むように洗ってシャワーホースですすいで
最後はキレイに拭き取りまでしてくれるもんだよな、
普通は軽自動車でも2000円くらい取るだろ。それがホントに800円?
大丈夫なんだろうかと疑念と不安を抱きつつも、あまり深くは追求できず
「じゃあお願いします。」と頼むだけの、小心者の私であった。
するとオヤジさんは、おもむろに家庭用と同じような
ごくノーマルな青いホースを引っ張ってきて
じょぼじょぼじょぼ~~ と水を出し、我が愛車を洗い始めた。
…まるで日曜日のお父さんが庭先で洗車しているかのような光景だ…。
なるほど、これなら800円という料金設定は妥当だなと納得。
片田舎(失礼)の小さなスタンドというシチュエーションのためだろうか、
「手洗い洗車ってそれかよ!」というツッコミは頭に浮かばず、
むしろ微笑ましささえ感じられたのであった。
オヤジさん、ありがとう。おかげでキレイになりました。
それにしても、今回の旅行は学ぶことが多いなぁ。やっぱり来てよかった。
今度また九州を旅行するときに備えて、エネオスのカードを作っておいた方がいいかも。
でも、帰ってから調べてみたら
エネオスカードのガソリン割引って一律で2円引きくらいなんだね。
出光カードだと、ガソリン以外の買い物金額も全部、翌月の割引額に反映されるから
5万円分の買い物をすれば5円引きになるんだよな。こっちの方がお得だな。
というわけで、実際にまた九州へ行くことが決定する日が来るまでは
今までどおり出光カードを使うことにしました。
やっとキレイになった愛車に乗り込み、心置きなく宮崎へ向かって走り出しました。
次回はその宮崎での模様を書かせていただきます。
九州にハマりました~鹿児島編3~
こんにちは。シェパードムーンです。
前回からの続き。
桜島フェリーに乗って桜島へやってきました。
船を降り、料金所で料金を払って(後払いなのです)外へ出ると
すぐ隣に「桜島ビジターセンター」という施設があります。
道の駅みたいなものですが、足湯があるというので、
せっかくなので入ってみることに。
最近は日本全国、どこでも足湯は珍しくなくなってきましたが
これほどイイ景色を眺めながら入れるところは少ないんじゃないでしょうか。
しかも、いったい何席あるんだろう…というくらい長い!
無料で利用できますので、桜島を訪れた際には立ち寄ってみては。
続いて、ここからクルマで15分ほど走った所にある湯之平展望所へ。
ごっつい火山を眺めることができます。
ところで、よく見ると駐車場や展望台の手すりなど
あちらこちらがうっすらと白っぽくなっています。
どうやら火山灰が被っているようで、さすが桜島…と妙に感心してしまいました。
展望所を出て山を下り、さて次はどこを見に行こうかな…と考えながら
クルマを走らせていると、晴天のはずなのに何だか急に薄暗くなってきた…
と思ったら、パラパラパラ…という微かな音とともに
フロントガラスがみるみる白くなり始めた!
何だこりゃ…!?と一瞬、何が起きたのか判らなかったのですが
もしや…と山の上の方を見上げると、噴煙がもうもうと上がっている!
道路もあっという間に火山灰に覆われ、対向車とすれ違うたびに
巻き上がる灰で視界が遮られる…。
これはヤバイ。フロントグリルから灰がエンジンルームに大量に入り込んだら
この先、トラブルの原因になり兼ねん。
一刻も早く、灰が降らない所まで退避しないと…。
どうにか灰の雨から逃れ、あらためて火山の方を見ると驚きの光景が目に入りました。
火山灰って、こんなに高く舞い上がるものなのか…。
その後、垂水市まで出て、望遠レンズで捉えたのがこちら。
我が愛車も全身に灰を浴びて真っ白になってしまいました。
早く洗車して灰を落とさないと…。
とまぁ、大変な目にあってしまいましたが、これぞ桜島という貴重な経験ができました。
桜島やその周辺にお住まいの皆さんは、こうして噴煙が上がるたびに家やクルマを
掃除したり洗ったりしなければならないのでしょうか。
大変なご苦労がおありでしょうね…。
※ところで、この日から約1ヵ月後の09年10月3日、
南岳の火口でさらに大規模な爆発があったとテレビのニュースで見ましたが、
地元の方々は大丈夫だったのでしょうか?
一生忘れられないであろう思い出をもらった桜島を後にして、
ここから宮崎県へ向かいました。その模様はまた次回に。
前回からの続き。
桜島フェリーに乗って桜島へやってきました。
船を降り、料金所で料金を払って(後払いなのです)外へ出ると
すぐ隣に「桜島ビジターセンター」という施設があります。
道の駅みたいなものですが、足湯があるというので、
せっかくなので入ってみることに。
最近は日本全国、どこでも足湯は珍しくなくなってきましたが
これほどイイ景色を眺めながら入れるところは少ないんじゃないでしょうか。
しかも、いったい何席あるんだろう…というくらい長い!
無料で利用できますので、桜島を訪れた際には立ち寄ってみては。
続いて、ここからクルマで15分ほど走った所にある湯之平展望所へ。
ごっつい火山を眺めることができます。
ところで、よく見ると駐車場や展望台の手すりなど
あちらこちらがうっすらと白っぽくなっています。
どうやら火山灰が被っているようで、さすが桜島…と妙に感心してしまいました。
展望所を出て山を下り、さて次はどこを見に行こうかな…と考えながら
クルマを走らせていると、晴天のはずなのに何だか急に薄暗くなってきた…
と思ったら、パラパラパラ…という微かな音とともに
フロントガラスがみるみる白くなり始めた!
何だこりゃ…!?と一瞬、何が起きたのか判らなかったのですが
もしや…と山の上の方を見上げると、噴煙がもうもうと上がっている!
道路もあっという間に火山灰に覆われ、対向車とすれ違うたびに
巻き上がる灰で視界が遮られる…。
これはヤバイ。フロントグリルから灰がエンジンルームに大量に入り込んだら
この先、トラブルの原因になり兼ねん。
一刻も早く、灰が降らない所まで退避しないと…。
どうにか灰の雨から逃れ、あらためて火山の方を見ると驚きの光景が目に入りました。
火山灰って、こんなに高く舞い上がるものなのか…。
その後、垂水市まで出て、望遠レンズで捉えたのがこちら。
我が愛車も全身に灰を浴びて真っ白になってしまいました。
早く洗車して灰を落とさないと…。
とまぁ、大変な目にあってしまいましたが、これぞ桜島という貴重な経験ができました。
桜島やその周辺にお住まいの皆さんは、こうして噴煙が上がるたびに家やクルマを
掃除したり洗ったりしなければならないのでしょうか。
大変なご苦労がおありでしょうね…。
※ところで、この日から約1ヵ月後の09年10月3日、
南岳の火口でさらに大規模な爆発があったとテレビのニュースで見ましたが、
地元の方々は大丈夫だったのでしょうか?
一生忘れられないであろう思い出をもらった桜島を後にして、
ここから宮崎県へ向かいました。その模様はまた次回に。
九州にハマりました~鹿児島編2~
こんにちは。シェパードムーンです。
今回は鹿児島県の桜島について書かせていただきます。
鹿児島市街から桜島(桜島も住所は鹿児島市です)へは「桜島フェリー」に乗ります。
勿論、クルマも一緒に。
桜島までの所要時間はわずか15分。
なので、“ 船旅を楽しむ ”などという風情を感じる間もなく到着してしまうのですが
それでも愛車と一緒に船に乗るというのは、
“ 旅してる感 ”の自己演出とでもいいましょうか、気分を盛り上げる効果はあります。
(別にフェリーを使わず陸路で垂水市側へ回ってもいいわけだし)
このようにクルマを下に停め、航行中は上のデッキで景色を眺めることができます。
デッキから眺めた桜島。
桜島御岳のてっぺんは雲が掛かっていて少し霞んでいますが
おおむね晴天で、たった15分とはいえ、とても気持ちの良い船上の時間を堪能しました。
上陸後の様子はまた次回に。今日はここまでです。
今回は鹿児島県の桜島について書かせていただきます。
鹿児島市街から桜島(桜島も住所は鹿児島市です)へは「桜島フェリー」に乗ります。
勿論、クルマも一緒に。
桜島までの所要時間はわずか15分。
なので、“ 船旅を楽しむ ”などという風情を感じる間もなく到着してしまうのですが
それでも愛車と一緒に船に乗るというのは、
“ 旅してる感 ”の自己演出とでもいいましょうか、気分を盛り上げる効果はあります。
(別にフェリーを使わず陸路で垂水市側へ回ってもいいわけだし)
このようにクルマを下に停め、航行中は上のデッキで景色を眺めることができます。
デッキから眺めた桜島。
桜島御岳のてっぺんは雲が掛かっていて少し霞んでいますが
おおむね晴天で、たった15分とはいえ、とても気持ちの良い船上の時間を堪能しました。
上陸後の様子はまた次回に。今日はここまでです。