「勝ち続ける」ために何をすべきか/森祇晶 | ブログ

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おはようございます。

岡本大輔です。




本日は

朝活読書会があります。


内容は・・・


3月8日(木)

第512回経営者モーニングセミナーでの

岡本大輔での講話内容を


コーチングして


集まった仲間と協働して

磨き上げようというものです。



現在のところ

僕以外に4名参加し、


僕の講話を磨いてくれる予定です。


ありがたいです。




さて、

寛容力/渡辺久信 を借りた

札内図書館で

その棚のすぐ傍に置いてあったのが


西武ライオンズ黄金時代を築き上げた

名将、森祇晶監督の書籍です。



僕が幼少期大好きだった

野球チームは


西武ライオンズ。



辻、平野、秋山、清原、

デストラーデ、石毛、伊藤


工藤、渡辺久信、郭泰源、
潮崎、鹿取

そうそうたるメンバーが
集まった常勝ライオンズ。


常勝チームを
率いていた森祇晶監督は
どのような人だったのか?

僕は直撃インタビューをしたのでした。

抜粋はこちら(赤字が抜粋です)。
↓↓↓


岡本:監督の使命とは何ですか?



監督とは勝つことを要求される商売。

勝ち続けようと思ったら監督が
一喜一憂しているわけにはいかない。
勝って当たり前は存在しない。
毎年、必死な思いで
闘い続けた結果が勝ちをつなげる。
勝つためには選手たちが
自分の役割をしっかり理解し、
のびのびと動き回らなくてはならない。
監督の仕事はグラウンドにはない、
少し離れたところで全体を見渡し、
勝つための次の手を考えていく。



この抜粋に読み覚えはありませんか?

以前紹介した落合博満さんの
采配 (再読)

と僕は共通点があると思います。

監督が一喜一憂
しているわけにいかない。

だとか

勝って当たり前は存在しない。


一番は
監督に求められるのは
「勝つこと」

勝つことこそが最大のファンサービス。

これは森さんもおっしゃっています。



森さんがこの本を出したのが
1995年・・・今から15年前です。



落合さんよりも前に・・・
すでに実践されていたなんて
僕は驚きでした。



岡本:僕の使命は何でしょうか?


チームをつくるのはフロント、
与えられた戦力をいかんなく使って
闘うのは現場(監督)という区別。

福祉の現場・・・
僕らの施設で言えば

フロント=社長。
監督=課長

という区別でしょう。

僕は・・・というと
平社員の生活相談員。

つまり、課長の視点から言うと
社長から与えられた戦力となります。

僕は課長に使われて・・・
はもちろん、いかんなく能力を
発揮してもらえるように
日々、学び
間違いを直し、前進すること。

チームと協力して
お客様サービスの質を高めること

これらを実践して成果を出すことが
僕のやるべきことだろうと思います。




岡本:僕たちが十勝で一番の
デイサービスになるにはどうしたら
良いでしょうか?


「勝って兜の緒を締めよ」・・・
なぜ兜の緒が緩んだのか考える。
勝ちゲームにこそ反省を。
できなくて当たり前からスタート。


僕が在籍し始めた3年前に比べ
お客様は月平均で50名以上増えました。

あの頃から比べると
僕たちはより多くのお客様の
生活支援ができていると解釈できます。

ただ、勝つ(人数が増えた)中で
なぜ、勝つことができたのか?
(お客様を増やせたのか?)を考える。

そして、兜の緒を締めるのも
大事だけれど、

なぜ、その緒が緩んだのか?

気持ちが緩んだのか?

慢心はどこから来たのか?


それを考えよということでした。


実は
あかりデイサービスでは
事故こそないものの

気の緩みからなのか

持ち物管理ミスや苦情が
この一週間、立て続けに
起こりました。


では、そのミスや苦情の根源は
なんだったのか?

その場にいたスタッフの対応が
まずいだけだったのか?

そうなる要因はなんだったのか?

一人一人のスタッフの気持ちが
緩んだとしたら、それはなぜか?


お客様のことを考えると同時に
仲間のことも考えていくのが

僕たちの仕事なんだと
森さんに教えられました。




チェック項目33箇所。勝ち続けようと思ったら監督が一喜一憂しているわけにはいかない。勝って当たり前は存在しない。毎年、必死な思いで闘い続けた結果が勝ちをつなげる。監督時代のいたずら電話や悪質な郵便の事実・・・妻がすべて処理。監督とは勝つことを要求される商売。チームをつくるのはフロント、与えられた戦力をいかんなく使って闘うのは現場(監督)という区別。勝つためには選手たちが自分の役割をしっかり理解し、のびのびと動き回らなくてはならない。監督の仕事はグラウンドにはない、少し離れたところで全体を見渡し、勝つための次の手を考えていく。率先垂範と黒子を巧妙に使い分けるのがリーダー。「康いるべきを康い、祗むときは祗む」。一度マンネリに陥るとなかなか立ち直れない。勝ち続けるにはマンネリに勝つこと。5連覇の後には労いの言葉すらない。3枚ストッパーがいれば勝てる・・・育てた、作り上げたコーチへの労いは?バントがつまらない・・・定石を大事にする。確率を考えればバントが当然。常に先を見て考える。マスコミの言葉に惑わされない。勝って勝味を知ることでのびのびとしてくる。チームの派閥がほころびとなる。結果を問われるプロ野球に派閥はいらない。基本を忘れたときに問題が起こる。「勝って兜の緒を締めよ」・・・なぜ兜の緒が緩んだのか考える。勝ちゲームにこそ反省を。できなくて当たり前からスタート。つねに高い目標を自分に課す。リーダーは建設的であるより、反省的であれ。どこまで叱っていいか見切る。犠牲を知っている選手はワンランク上の選手。買っているときこそ組織の点検を・・・世界大戦のときの日本軍。選手のためによいと思うことをする・・・月曜定休。勝ち続けた推進力・・・選手の「自助力」。秋山と清原のためを思った世紀のトレード。ピッチャーにこびたキャッチャーは試合に勝てない。俺たちの時代、チームは引き合いに出さない。脇役ががんばるから鋼の組織になる。