朝日町shellのブログ -41ページ目

朝日町shellのブログ

朝日町の事を中心に書いていきます。
この町には素敵がたくさんあります。

こんにちは。

今年の春先にヒメサユリ大朝日岳の絵を描きました。

心の眼で観た、写真とはひと味違うヒメサユリと大朝日岳の姿です。

描いている時、ヒメサユリと朝日岳の一部になれました。

花の気持ち、山の心と一体になれたのです。

その時の気持ちを詩にしました。


<稜線の道標>
ヒメサユリ
可憐に咲き誇る君は
刹那に輝く永遠よ
美しき花弁に導かれ
剣頭の上の空の中



<オマケ>

先日のこと、山と渓谷社のキャンペーンに何気なく応募したところ、文庫本ケースが当たりました。



届いた時の様子。



デザイン的にも好みですね。



これから移動の時に利用しようかな。

本が折れ曲がらないのがいいですね。^^

ヒメサユリと大朝日岳からの贈り物かな?笑


こんにちは。

我が家では、福岡正信先生や木村秋則先生のやり方を真似た自然農法で、野菜を栽培しているのを、以前ご紹介しました。

リンク 循環型自然農法記事

<自然循環農法五原則>

1.不耕起

2.無除草

3.無農薬

4.無肥料

最後の5.は上記の農法で従来の農法に劣らない収量と栄養価、そして美味しい味を確保する

上記五原則のうち5.の収量については従来の三割程度に減ってしまいました。

が、木村先生曰く、

”最初の3,4年は土が回復過程にあるので、しょうがない。土が生き返れば野菜も戻ってくるよ。”

と仰っていたので、それを信じます。

2.の無除草については、雑草が持つ土壌改良能力とバクテリア繁殖の為にも極力実施しませんでしたが、野菜が小さい時は雑草の勢いに野菜が負けてしまうので、野菜の周りのみは少し刈り込んで、草マルチとして活用しました。

4.の無肥料、これは有機肥料を必要に応じて少し与えましたが、全体からするとほぼ無肥料を達成できたのではないかと思います。

1.と3.は厳格に守りました。(これって楽ですね。やっぱ。笑)

こんな感じで実施した自然農法により育った野菜たちを使い、ジェノヴェーゼを作りました。

食べてみて、改めて自然農法で作った土地のものを、その土地で消費するという、地産地消の意味が分かった気分です。



今回収穫したのは、四葉(すよう)胡瓜、茄子、インゲン、ミニトマト、青なんば、赤なんば。

この胡瓜はスーパーなどではあまり売っていないと思います。

見た目はあまり良くないかもしれません。

但し、正真正銘の自然農法で育った、生命力溢れる野菜達です。

とげとげした外観。

皮が薄くて、シャキシャキ感が凄くいいです。



ジェノヴェーゼ用のバジル。

立派に育ってくれました。^^v




今回使用する分を採ってきて、水にさしました。



茄子の素焼き。

八丁味噌ダレをつけていただきましたが、とても美味。^▽^)/




ウチで採れたレタスと四葉胡瓜とミニトマトのサラダ。



インゲンはウィンナーと炒めます。

シンプルな料理で味わった自然農法野菜を食べて感じたこと、それは味が深いということでしょう。

それは単に甘いとか辛いとかいうものではなく、生命力の味の深さという意味です。

過酷な環境で育つためには、野菜自らが生命力を強化しなければ生き残れません。

水がもらえなければ、野菜達は自ら根を広く深く張って生き抜こうとします。

サバイバル状態において、育ちきれなかった野菜達も当然います。

しかし、その中を生き抜いた野菜には、我々が忘れかけている力が宿るのだと思うのです。

なぜ獅子が子を崖から突き落とすのか?

なぜ早い時期に挫折を経験しなかった人間が、ちょっとした失敗の前に脆いのか?

雑草魂という言葉がよく使われるのはなぜでしょうか?

それは全て生物が持って生まれた、本来の
生きる力”というものを育む為に必要だからではないでしょうか?

私は従来の農法は素晴らしいと思います。

これだけ増えた人間の胃袋を満たしてくれているのですから。

しかし、それとは違うやり方にも違う素晴らしさがあると思うのです。




メインの
ジェノヴェーゼ。

バジルをペスト状にして、ソースとして絡めていただきます。



もの凄く美味しいです。

自画自賛になりますが、野菜の生命力が身体の中に溢れるような気分です。

この夕食を食べ終わると、急に涼しくなってきました。

温度計は相変わらず35度という高い値を指していしましたが、野菜たちが人間の体温調整をしてくれたようです。

地元でその季節季節に採れたものを食べると、病気にはならない。

福岡先生が仰られていた、自然農法の効果の一つ、医食同源という言葉の意味が少し解ったような気がしたのでした。

緑の哲学 農業革命論: 自然農法 一反百姓のすすめ/福岡正信
¥1,836
Amazon.co.jp

木村秋則と自然栽培の世界/木村 秋則
¥1,620
Amazon.co.jp



こんにちは。

今回のテーマは、先日に私が利用したカプセルホテルの滞在記です。

カプセルホテルというところは、私が若いときに1,2回使用した経験があるのですが、それは仕事の関係で家に帰れない時に利用したと記憶しておりまして、あまり深い思い出などはございませんでした。

ところが先日、ある外国人グループの記事を読んだのですが、なにやら今海外では日本のカプセルホテルがブームになっているというもので、どうもこのシステムは世界でも日本にしかないサービスのようなのです。

本当に楽しそうにカプセルホテル滞在を楽しむ彼らの表情を見て思いました。

自分は彼らのような視点で、カプセルホテルを楽しむという発想がなかったことをです。

たしかにカプセルホテルというところは、個室形式のホテルに比して、プライベートスペースの居住性については劣るものの、使い放題のお風呂やサウナ、休憩場所などのサービスは非常に魅力的です。

更にはパブリックスペースに集まる様々な人々と接触できるという点で、考え方によっては非常に楽しい場所なのではないか?と考えることもできるのです。

そのような思いのもと今回勝手知ったる川崎駅にある、カプセルホテルに宿泊したときのことをまとめてみました。



ここは以前住んでいたところから、本当に近いところなので、入口の前をいつも通っていました。



駅から近く、繁華街にもすぐ出れるので人気があるらしく、満室でした。

また隣にフットサルコートなどもあるので、汗を流すためにお風呂のみを利用する人も多いようです。


チェックインをして、まず7Fにあるロッカー室に荷物を置きに向かいます。



7階に到着。



ここから先は、このキーを常に身につけておけば、ロッカーの出し入れにも、レストランでの注文にも、小銭が要らないので不自由がありません。



大きさは十分なので、荷物はらくらくと入りました。



荷物をロッカーに置き、8Fにある大浴場で旅の汗を流した後、カプセルルームに向かいます。


トイレルームの場所を確認してからいよいよ部屋へ。


自分の部屋の位置を確認します。



通路を通って、



奥のカプセルへ。



今回泊まる3065号。

子供の頃の夢だった、宇宙戦艦ヤマトの乗組員になったような気分ですな~。^^)v



上段です。


まずカプセルの中の居住性を確認します。

記憶にあるよりも結構ゆったりしていて余裕ですな。

二十年前くらに使った時は、そもそも夜中に寝に入るだけだったので、居住性などは考えたこともありませんでした。



ちゃんとテレビ、ラジオ、空調、ライト、目覚ましなど一通りの機能が備えられていますし、何よりも有り難かったのが、電源コンセントがちゃんと用意されていたことです。



テレビを点けるとこんな感じ。




入口はロールカーテン方式でした。

自分にとってはこれでもうプライベート空間としては、充分です。

今回驚いたことの一つとして、カプセルの上段はほとんど音が聞こえてこないという点ですね。

ビジネスホテルでは、隣の部屋のTVの音やイビキの音、お風呂のシャワーの音とか、トイレの水を流す音などが聞こえる時ってあるじゃないですか?

満室に近い状態だったので、横も下も向かい側にも人がびっしり泊まっていたのですが、少しだけゴソゴソする音が聞こえるだけで、全く気になるレベルではありませんでした。

これは正直意外です。



鏡もカプセル内にあります。



6Fの休憩スペース。

カプセル外で過ごす主要な場所となります。



いつも人が出入りしているので、寂しいということがありません。

見知らぬ人たちとの、なんとも心地よい、この一体感は何なのでしょう?

まったりくつろげます。

ここで寝てもいいくらいですね。^^b

年齢層もフットサルをやった後に来たらしき若い人から、ミドルのビジネスマン風の人、落ち着いた60代くらいの人、それとちょっとあまり自分の人生でお話をしたことがないような、独特の空気を持つ人まで、様々な人が出入りしています。

事前の情報どおり外国の方々もけっこう多く利用されていて、タブレットやパソコンを使いながら、それぞれに過ごしています。

ホテル内は無料でwifiが利用できるので、通信環境は問題ありません。

なんだか個室のビジネスホテルより、色々な人がいて楽しいですし、一人で何か考え事をしたい時などは別にして、快適なような気がしてきました。しかも値段が圧倒的に安いですしね。

特に地方へ行った時に、その土地のローカルな雰囲気を味わうには、もってこいなような気がします。

人が好きならば、友達も簡単にデキそうですし。

僕は今回特にラウンジで人と話はしませんでしたが、気軽に話しかけることができるような、そんな気軽さがカプセルホテルにはありますね。

そうそう、昔ユースホステルという宿を利用したことがありませんか?

私は数回使ったことがあるのですが、あんな感じです。

旅先で出会った若者同士が、すぐに打ち解けて仲良くなれる、それに似た雰囲気を今回のカプセルホテル滞在で感じたのでした。


昔仕事で出入りしていた、当時日本IBMが入っていたビルが窓から見えます。

ビルの向こうには親戚の叔父さんが住んでいるという地元感覚の場所。

灯台下暗しの言葉どおりのものを、このカプセルホテルで発見した私は、次は見知らぬ土地のカプセルホテルへ泊まって、新たな発見をしたいなと、心で思ったのでした。


以下は、カプセルホテルの食事のご紹介。



今回のプランは朝食付きだったので、6Fのレストランで二種類の朝食を食べました。


これが朝食メニュー。



初日に注文したかけそばセット。


かけそばではないですね。これは。

いい意味で言いました。ーーb



かなりのボリューム。

ご飯は要らないくらいの量でした。

朝ですし。




でも残すのは勿体無いので、



卵かけご飯でいただきました。

満腹です!!

そして二日目の朝食は定食。


基本の納豆定食。
・ご飯
・納豆
・冷奴
・生卵
・漬物+梅干し
・焼き海苔
・味噌汁

これで300円は安いです。かなり。

それに朝食券を持っていた私は、好きなオプションを2種類選べるコースでしたので、サラダ(ポテトサラダ付)とコロッケを付けてもらいました。

これで合計500円。

安いです。

しかし、種類と量がかなりあるので、300円の納豆定食で充分かもしれません。



ご飯はこんな感じの大盛りです。



お味噌汁の具も三種類入っています。


ポテトコロッケ。

頑張って食べましたが、お腹いっぱいです。

初日、二日目ともボリューミーな朝食となったのでした。

ちなみに他の利用者の方々は、ホットドックセットを食べている人が多かったです。

その辺はちょっと意外な感じでした。

二泊して合計6,400円(税込)の値段は、中クラスのビジネスホテルの一泊分の値段以下です。

私が想像していたよりも遥かに過ごし安くて、金額を遥かに超える満足度が印象として残った、今回のカプセルホテルの滞在記でした。



隊長写真館 ~想い出の一枚~


[Memories] - Photo Gallery of Neko Captain

タイトル 「カプセルホテル泊」

Title 『Stay in Capsule hotel』



「カプセル怪獣じゃないよ。」