こんにちは。
今年の春先にヒメサユリと大朝日岳の絵を描きました。
心の眼で観た、写真とはひと味違うヒメサユリと大朝日岳の姿です。
描いている時、ヒメサユリと朝日岳の一部になれました。
花の気持ち、山の心と一体になれたのです。
その時の気持ちを詩にしました。
<オマケ>
先日のこと、山と渓谷社のキャンペーンに何気なく応募したところ、文庫本ケースが当たりました。
これから移動の時に利用しようかな。
本が折れ曲がらないのがいいですね。^^
ヒメサユリと大朝日岳からの贈り物かな?笑
今回収穫したのは、四葉(すよう)胡瓜、茄子、インゲン、ミニトマト、青なんば、赤なんば。
この胡瓜はスーパーなどではあまり売っていないと思います。
見た目はあまり良くないかもしれません。
但し、正真正銘の自然農法で育った、生命力溢れる野菜達です。
とげとげした外観。
皮が薄くて、シャキシャキ感が凄くいいです。
茄子の素焼き。
八丁味噌ダレをつけていただきましたが、とても美味。^▽^)/
インゲンはウィンナーと炒めます。
シンプルな料理で味わった自然農法野菜を食べて感じたこと、それは味が深いということでしょう。
それは単に甘いとか辛いとかいうものではなく、生命力の味の深さという意味です。
過酷な環境で育つためには、野菜自らが生命力を強化しなければ生き残れません。
水がもらえなければ、野菜達は自ら根を広く深く張って生き抜こうとします。
サバイバル状態において、育ちきれなかった野菜達も当然います。
しかし、その中を生き抜いた野菜には、我々が忘れかけている力が宿るのだと思うのです。
なぜ獅子が子を崖から突き落とすのか?
なぜ早い時期に挫折を経験しなかった人間が、ちょっとした失敗の前に脆いのか?
雑草魂という言葉がよく使われるのはなぜでしょうか?
それは全て生物が持って生まれた、本来の”生きる力”というものを育む為に必要だからではないでしょうか?
私は従来の農法は素晴らしいと思います。
これだけ増えた人間の胃袋を満たしてくれているのですから。
しかし、それとは違うやり方にも違う素晴らしさがあると思うのです。
メインのジェノヴェーゼ。
バジルをペスト状にして、ソースとして絡めていただきます。
もの凄く美味しいです。
自画自賛になりますが、野菜の生命力が身体の中に溢れるような気分です。
この夕食を食べ終わると、急に涼しくなってきました。
温度計は相変わらず35度という高い値を指していしましたが、野菜たちが人間の体温調整をしてくれたようです。
地元でその季節季節に採れたものを食べると、病気にはならない。
福岡先生が仰られていた、自然農法の効果の一つ、医食同源という言葉の意味が少し解ったような気がしたのでした。
ここは以前住んでいたところから、本当に近いところなので、入口の前をいつも通っていました。
駅から近く、繁華街にもすぐ出れるので人気があるらしく、満室でした。
また隣にフットサルコートなどもあるので、汗を流すためにお風呂のみを利用する人も多いようです。
チェックインをして、まず7Fにあるロッカー室に荷物を置きに向かいます。
ここから先は、このキーを常に身につけておけば、ロッカーの出し入れにも、レストランでの注文にも、小銭が要らないので不自由がありません。
荷物をロッカーに置き、8Fにある大浴場で旅の汗を流した後、カプセルルームに向かいます。
トイレルームの場所を確認してからいよいよ部屋へ。
自分の部屋の位置を確認します。
今回泊まる3065号。
子供の頃の夢だった、宇宙戦艦ヤマトの乗組員になったような気分ですな~。^^)v
まずカプセルの中の居住性を確認します。
記憶にあるよりも結構ゆったりしていて余裕ですな。
二十年前くらに使った時は、そもそも夜中に寝に入るだけだったので、居住性などは考えたこともありませんでした。
ちゃんとテレビ、ラジオ、空調、ライト、目覚ましなど一通りの機能が備えられていますし、何よりも有り難かったのが、電源コンセントがちゃんと用意されていたことです。
入口はロールカーテン方式でした。
自分にとってはこれでもうプライベート空間としては、充分です。
今回驚いたことの一つとして、カプセルの上段はほとんど音が聞こえてこないという点ですね。
ビジネスホテルでは、隣の部屋のTVの音やイビキの音、お風呂のシャワーの音とか、トイレの水を流す音などが聞こえる時ってあるじゃないですか?
満室に近い状態だったので、横も下も向かい側にも人がびっしり泊まっていたのですが、少しだけゴソゴソする音が聞こえるだけで、全く気になるレベルではありませんでした。
これは正直意外です。
6Fの休憩スペース。
カプセル外で過ごす主要な場所となります。
いつも人が出入りしているので、寂しいということがありません。
見知らぬ人たちとの、なんとも心地よい、この一体感は何なのでしょう?
まったりくつろげます。
ここで寝てもいいくらいですね。^^b
年齢層もフットサルをやった後に来たらしき若い人から、ミドルのビジネスマン風の人、落ち着いた60代くらいの人、それとちょっとあまり自分の人生でお話をしたことがないような、独特の空気を持つ人まで、様々な人が出入りしています。
事前の情報どおり外国の方々もけっこう多く利用されていて、タブレットやパソコンを使いながら、それぞれに過ごしています。
ホテル内は無料でwifiが利用できるので、通信環境は問題ありません。
なんだか個室のビジネスホテルより、色々な人がいて楽しいですし、一人で何か考え事をしたい時などは別にして、快適なような気がしてきました。しかも値段が圧倒的に安いですしね。
特に地方へ行った時に、その土地のローカルな雰囲気を味わうには、もってこいなような気がします。
人が好きならば、友達も簡単にデキそうですし。
僕は今回特にラウンジで人と話はしませんでしたが、気軽に話しかけることができるような、そんな気軽さがカプセルホテルにはありますね。
そうそう、昔ユースホステルという宿を利用したことがありませんか?
私は数回使ったことがあるのですが、あんな感じです。
旅先で出会った若者同士が、すぐに打ち解けて仲良くなれる、それに似た雰囲気を今回のカプセルホテル滞在で感じたのでした。
昔仕事で出入りしていた、当時日本IBMが入っていたビルが窓から見えます。
ビルの向こうには親戚の叔父さんが住んでいるという地元感覚の場所。
灯台下暗しの言葉どおりのものを、このカプセルホテルで発見した私は、次は見知らぬ土地のカプセルホテルへ泊まって、新たな発見をしたいなと、心で思ったのでした。
以下は、カプセルホテルの食事のご紹介。
今回のプランは朝食付きだったので、6Fのレストランで二種類の朝食を食べました。
これが朝食メニュー。
かけそばではないですね。これは。
いい意味で言いました。ーーb
かなりのボリューム。
ご飯は要らないくらいの量でした。
朝ですし。
卵かけご飯でいただきました。
満腹です!!
そして二日目の朝食は定食。
基本の納豆定食。
・ご飯
・納豆
・冷奴
・生卵
・漬物+梅干し
・焼き海苔
・味噌汁
これで300円は安いです。かなり。
それに朝食券を持っていた私は、好きなオプションを2種類選べるコースでしたので、サラダ(ポテトサラダ付)とコロッケを付けてもらいました。
これで合計500円。
安いです。
しかし、種類と量がかなりあるので、300円の納豆定食で充分かもしれません。
ポテトコロッケ。
頑張って食べましたが、お腹いっぱいです。
初日、二日目ともボリューミーな朝食となったのでした。
ちなみに他の利用者の方々は、ホットドックセットを食べている人が多かったです。
その辺はちょっと意外な感じでした。
二泊して合計6,400円(税込)の値段は、中クラスのビジネスホテルの一泊分の値段以下です。
私が想像していたよりも遥かに過ごし安くて、金額を遥かに超える満足度が印象として残った、今回のカプセルホテルの滞在記でした。
隊長写真館 ~想い出の一枚~
[Memories] - Photo Gallery of Neko Captain
タイトル 「カプセルホテル泊」
Title 『Stay in Capsule hotel』