我が家では、福岡正信先生や木村秋則先生のやり方を真似た自然農法で、野菜を栽培しているのを、以前ご紹介しました。
リンク 循環型自然農法記事
<自然循環農法五原則>
1.不耕起
2.無除草
3.無農薬
4.無肥料
最後の5.は上記の農法で従来の農法に劣らない収量と栄養価、そして美味しい味を確保する
上記五原則のうち5.の収量については従来の三割程度に減ってしまいました。
が、木村先生曰く、
”最初の3,4年は土が回復過程にあるので、しょうがない。土が生き返れば野菜も戻ってくるよ。”
と仰っていたので、それを信じます。
2.の無除草については、雑草が持つ土壌改良能力とバクテリア繁殖の為にも極力実施しませんでしたが、野菜が小さい時は雑草の勢いに野菜が負けてしまうので、野菜の周りのみは少し刈り込んで、草マルチとして活用しました。
4.の無肥料、これは有機肥料を必要に応じて少し与えましたが、全体からするとほぼ無肥料を達成できたのではないかと思います。
1.と3.は厳格に守りました。(これって楽ですね。やっぱ。笑)
こんな感じで実施した自然農法により育った野菜たちを使い、ジェノヴェーゼを作りました。
食べてみて、改めて自然農法で作った土地のものを、その土地で消費するという、地産地消の意味が分かった気分です。

今回収穫したのは、四葉(すよう)胡瓜、茄子、インゲン、ミニトマト、青なんば、赤なんば。
この胡瓜はスーパーなどではあまり売っていないと思います。
見た目はあまり良くないかもしれません。
但し、正真正銘の自然農法で育った、生命力溢れる野菜達です。
とげとげした外観。
皮が薄くて、シャキシャキ感が凄くいいです。

茄子の素焼き。
八丁味噌ダレをつけていただきましたが、とても美味。^▽^)/

インゲンはウィンナーと炒めます。
シンプルな料理で味わった自然農法野菜を食べて感じたこと、それは味が深いということでしょう。
それは単に甘いとか辛いとかいうものではなく、生命力の味の深さという意味です。
過酷な環境で育つためには、野菜自らが生命力を強化しなければ生き残れません。
水がもらえなければ、野菜達は自ら根を広く深く張って生き抜こうとします。
サバイバル状態において、育ちきれなかった野菜達も当然います。
しかし、その中を生き抜いた野菜には、我々が忘れかけている力が宿るのだと思うのです。
なぜ獅子が子を崖から突き落とすのか?
なぜ早い時期に挫折を経験しなかった人間が、ちょっとした失敗の前に脆いのか?
雑草魂という言葉がよく使われるのはなぜでしょうか?
それは全て生物が持って生まれた、本来の”生きる力”というものを育む為に必要だからではないでしょうか?
私は従来の農法は素晴らしいと思います。
これだけ増えた人間の胃袋を満たしてくれているのですから。
しかし、それとは違うやり方にも違う素晴らしさがあると思うのです。

メインのジェノヴェーゼ。
バジルをペスト状にして、ソースとして絡めていただきます。

もの凄く美味しいです。
自画自賛になりますが、野菜の生命力が身体の中に溢れるような気分です。
この夕食を食べ終わると、急に涼しくなってきました。
温度計は相変わらず35度という高い値を指していしましたが、野菜たちが人間の体温調整をしてくれたようです。
地元でその季節季節に採れたものを食べると、病気にはならない。
福岡先生が仰られていた、自然農法の効果の一つ、医食同源という言葉の意味が少し解ったような気がしたのでした。
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