まちあるき新聞 -126ページ目

闇の子供たち ★★★★

映画を観て、ぜひ原作をと思って読みました。

重いテーマですが、すらすらと読むことができました。


本の描写で気持ち悪くなったのは初めてでした。


タイで今も起こっている現実。

残念ながら、どれだけ関心を持っても、今の自分には遠い話。

「知ることだけでも、救われる」とは誰かが言ったものの、なんだか自分が情けない。


あとがきの

「そして僕らの生活は豊かになった。しかし、心は貧しくなっていった」

2つの解釈。

マザーテレサ的意味と経済的うしろめたさ。

後者のことを知らなかった。


made in Thailand

made in China

で私たちはつながっている。

そして、苦しめているかもしれないのだ。


残念ながら、今の僕には知識を積むことしかできないけれど。

かもめ食堂 ★★★★

三連休の最後の日の夜に読み始めて、連休中に読み終えました。

とても読みやすい本です。


この本を読んで思い出したことがあります。


それは、リラックスして読書することです。



非常にせこい人間なので、時間あたりの成果を求める癖が、僕にはあります。

そうすると、読書に限らず、スポーツや(最近してないけど)、音楽でもなんでもかんでも

接し方が変わってきます。

娯楽として楽しんでるようで楽しんでいない。

生後すぐの子牛に初乳を飲ませるような

おいしいけれど義務感が伴う一種の緊張感を感じていました。



三連休、休むことなく広告を考えていて、少し疲れていましたが、

一瞬でも気を抜けたのは大きい。



何事もバランス。

あいかわらず、せこさは抜けませんが、

リラックスして楽しむ快感を得られたのは大きかったです。


この本は装飾もよかった。

群ようこ、読みやすくて面白いかも。

意外です。

シティ・オブ・ゴッド ★★★★

よかったです。

日本では考えられない環境。(もしかして、日本にも子供ギャングはいるのか)

重いテーマ。

にもかかわらず、暗い気持ちにならずに見ることができました。


音楽と楽天的南米人のおかげ。


映画を見ながら、考えていたことは

「もし、自分が命を狙われるような立場になったら、どんな気持ちになるだろう」

ということ。


これは、怖い。

残念ながら、僕は俗物なので、まだまだ生きたいし、やりたいこともある。

きっと痛いだろうとも思う。

一瞬も気が抜けないというのが一番辛いか。


世の中にはいろんな商売があるけど、

007はきっとできないないな。

かっこいいけど。