おはようございます✨


最近、家で映画『ひとくず(2019)』の新ディレクターズカットを観て感じたことをメモ。


※以下ネタバレしていますので、観てない方はご注意ください🙇‍♀️


少女を地獄から救ったのは、人間のくずだったー






映画で1番感じたこと


以前、映画『あんのこと(2024)』を観たけど、この『ひとくず』は、最後が救いのあるハッピーエンドで良かった…。





この映画が1番伝えたいであろう「虐待は止められるのか」とずれるのですが、私がこの映画から1番感じたのは「世の中のいろんな人を許容する大切さ」でした。


「こんなこと言う??」

「なんでその態度??」

とか自分の価値観とズレた人に対して、私はつい自分のフィルターから「なんだこの人」って思っちゃう。


事情があれば、人に何しても良いわけでは全然ないんだけど、少なくても私が自分の善悪の基準を振りかざすことはしないで、「この人はこういう表現をする人なんだ」と受け止めることはできるんだなぁーって感じたのでした。


外の「理不尽な人」「嫌な人」っていうのは、自分の内側の写し鏡なわけなので、「いろんな人を許容する=自分の色んな面を認める」ことになるんだよなぁと改めて思ったりもしました。イライラするとそんなことなかなか思えないんだけど😂



不器用な表現の中に見えるもの​


主人公の金田は、空き巣で生活してるし、知り合いや店員にすぐに暴言を吐くので、外から見ると人のクズです。


鞠の母親の凛に「あんたさァ、ほんとによく人を怒らせるよね」って言われてるけど、とにかく口が悪い😅


ただ金田は人を嫌な気持ちにさせようとかで、わざとやってんじゃなくて、これまでの体験から、おそらく人に普通に話す、ということができない。人に優しさを伝える言い方がわかんない。


鞠の母親も自分の体験から、子供をどうやって大切にしたらいいのかやり方がわからないから、めっちゃ不器用。


金田と凛のケンカの様子が、口は悪いけど愛情があって良いシーンだなぁって感じます。


優しく話す人が優しいわけじゃなくて、その中にある見えないものを感じたい。


​自分から赦すということ。自分の代で止めるということ。


最近観た『ヒックとドラゴン』もそうだけど、『ひとくず』も赦しの物語だなぁと感じます。


最後に金田が出所した後に、老いた母親と対面するシーンがあるんですけど、アイスを持った母親もまた「人の愛し方がよくわからない」という印象を受けました。


金田と凛は、自分たちの代で虐待の連鎖を止めた。止めることは赦すこと。赦すことは勇氣がいること。


もうみんな不器用なんだよー。

でもそれでいいんだよなぁ。



“イライラさせる人はいない。イライラする自分がいるだけ。”


上手く言えないんだけど、この映画は私にとって、外で会う理不尽な人たちにも優しくすることを思い出させてくれるものでした。


確か小林正観さんの本で「イライラさせる人はいない。イライラする自分がいるだけ」とあったけど、本当そう。


「優しくする」って言うと、同情とか上から目線とかになっちゃうかもだけど、他に言葉が見つからないのです😅


世界は白黒じゃなくて、グラデーションなんだよね、いつも。


観て良かったです☺️



こんな人におすすめ:イライラに悩んでいる方、そんな自分を責めやすい方に。  

この映画から得られたこと:“人はみんな不器用。でもそれを赦せたら生きやすくなる” という氣づき。ちょっとラクになる。


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momoko

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