こんにちはNanaです
以前の 医療ミス裁判(医療過誤裁判)の詳細を書いたアメンバー限定のブログを公開ブログとして更新していきたいと思います。
今回は2021年7月のアメンバー限定ブログです
旦那がガンになりました 592 医療過誤裁判①
2021年7月9日
示談から裁判にかわり弁護士も入っている為詳細は書けないでいましたが、今日はこれまでの流れを書ける範囲で書きます✍️
裁判が始まってから暫く経ちますが、当事者である私達は一度もまだ裁判所に出廷することもなく、直接自分の弁護士さんと話し合うこともない状況です。
裁判所から連絡が来ると、お互いの弁護士同士がやり取りをする(現段階では書面でやり取りをしている感じ?)
その結果の報告書を書面で私達に郵送されます
何度かこれまでも結果報告と題した文章が送られて来ました。
内容の詳細を載せることは出来ませんが、読んだ感想は
向こうの都合の良い解釈
揚げ足取り
虚偽
最後まで読んで絶句してしまいました‥‥‥
カルテを元に書いていることが多かったのですが、一番 表沙汰にして何度も書いていたのがうちの旦那が
「ふくらはぎの痛みはある。昨日よりは良い 」
と言ったことでした。
それを随所に引き合いに出して
回復の傾向にあると書いていました‥‥‥。
このブログにも書いていたように旦那の手術の後遺症は日に日に酷くなっていったのに‥‥‥
それを間近で見ていた医療側である主治医、看護師がいた病院。
この答弁の文章ではまるっきり真逆なことを書いてました‥‥
そして、手術の合併症で起きたコンパートメント症候群も26日以降に起きた!という持論もつらつらと書かれていて‥‥‥
入院中 病院内で示談として話していた時には「手術時に起こった後遺症」だということを認めて話していたのに裁判に切り替わると解釈が大きく変わり‥‥
読み終わって絶句‥‥‥ 状態
旦那に
「これひど過ぎる。
何も本当の事情知らない人が読んだら病院側には非はない。
これでは‥‥‥。
それに「良くなっている‥‥」って言ったことを引き合いに出されているけどそんなこと言ったの?
毎日、どんどん痛みが強くなっていったのに。
〇〇先生(こちら側の弁護士)の見解を聞いてみたほうが良いんじゃないの?」
と言うと
「『前の日よりも良くなって来ている!』
と言ったことはカルテに記載されているから、そこだけ切り取って書いているのだろう。
弁護士の見解を聞くって、何を聞くの?
まだ経過の段階で何を言うの?」
と少し怒った感じで言ってきました。
「いや、これを読む限り全然真逆なことばかりで‥‥‥。
このまま進んで行ったら負けそうな気がするし‥‥‥。
あの弁護士さん口も挟ませないし感情論も受け入れないから‥‥‥。
それに『昨日より良くなった』って何で言ってしまったの?」
と聞くと
「『昨日より良くなった』というのは、『そう思わなきゃやってらんない!』という自分に言い聞かせた言葉だったんだと思う‥‥。あの時は。
それにこういう答弁は2、3回やり取りした上で決まるもので今は途中経過だから弁護士にものを言った所で、かえって弁護士の心証を悪くするだけだ!
それでも言いたい!弁護士が信頼できない!というのであれば変えるか弁護士?変えたいってことか?」
と怒り口調になり
「そんなこと言ってるんじゃなく‥‥
弁護士を変えるとかといっているんじゃなく、もう少しうちの先生が 何でも気軽に尋ねられる雰囲気の弁護士だったらな‥‥ と思っただけで‥‥。
今回の内容がショクだったからで、不安になってしまったということで‥‥‥。」
と言い返すと
「だから、2、3回やり取りしてからの判断になるから今言ったって仕方ないだろ!ってこと。
そんなもんなんだって前から言っていたでしょ!
カルテだって隅から隅まで(私が)読んでない証拠でしょ!
お前の勉強不足なんだよ!」
と冷たい口調で怒られ、凄く嫌〜な空気になりました。
「だね、、。
言われた通りだね、、。
でも、最初から怒鳴る感じじゃなく わかりやすく優しい言い方で説明してくれればこんな風にならなかったんじゃないの‥‥‥
気持ち、折れてしまう。」
と言い返しました。
嫌な空気のままその日はお互いに就寝。。
裁判とは、こんなにも理不尽なものからのとっかかりなのか‥‥‥
虚偽の事実が罷り通るものなのか‥‥‥
自分の気持ちもボロボロ、家族間もギスギスになるものなのか‥‥‥
頭の中がぐるぐるして、示談の時に提示された少ない金額でも認めて裁判に踏み切らなくても良かったのじゃないか‥‥‥
とさえも思いました。
‥‥‥ ⚖️ ‥‥‥
過去に離婚を経験した時 調停まで行き、破調に終わりそうになり「もはや裁判か?」と思われた時がありました。
でもそこまで行くことは無く調停で結審しました。
それにはひとりの友人からのアドバイスが決め手になりました。
それは‥‥
ちょうど一年前に離婚裁判まで行った友人が
「裁判は地獄のようだった。
何も知らない他人の前で(公然の場で)お互いを罵り合い、足を引っ張り合い、毎回心が折れて心身共にボロボロになった‥‥‥。
納得がいかないことがあったとしても裁判までにしてはダメだよ。」
と言われたからです。
この裁判は途中で彼女側が折れて控訴を引っ込め終了。
この裁判は子供の親権を争ったものでしたが、主婦だった奥さん側の主張が認められずに(経済的な理由で)子供は父親側に‥‥‥。
‥‥‥ ⚖️ ‥‥‥
上の場合は私達のケースとは違っていたし、100%病院側に非がある!と思い込んでいたので裁判に踏み切りましたが、私達のケースも自分達が思う程そんな簡単に進む訳は無いのだと実感し少しばかりの後悔迄しました‥‥‥
まだ先は長くどんな展開になるか予測不能になりましたが、舵を切ってしまった以上弁護士を信じて進むしかありません。
ただ想像以上に予測以上に厳しいものなのだということも痛感し、自信もなくしかけました。
裁判というものは訴える側も訴えられた側も痛手を負うもの。
それ相当の覚悟と信念を持たないと踏み切ってはいけないもの。
だと思います。
家族崩壊にはならないと思いますが、話が進む度に旦那ともギスギスするのは嫌だなぁと思いました‥‥‥
少なくてももっと色々と話し合い、なるべく同じ方向を向いて臨みたいとも思います。
経過は又報告致します。
追伸
※2024年2月 リアルタイムの感想
最近ドラマ白い巨塔を観たからか、その内容が自分達と被るものが多く、憤りの気持ちが溢れた裁判の進行具合でした。
まるでカルテの改ざんじゃないの?と思うほど‥