739 医療ミス裁判 アメンバー限定ブログ①開示 | 旦那がガンになりました〜家族の闘病日記〜

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2018年11月病気1つした事がない夫が大腸がんになりました。家族としてどう見守っていけるか、又同じ病気で闘っている方と繋がりを持てればと思いはじめました。
よろしくお願いします


こんにちは爆笑Nanaです。


前回の『白い巨塔』ブログで提示したように、医療過誤裁判の詳細を書いたアメンバー限定の過去ブログを公開ブログとして更新していきたいと思います。
この裁判は主人の2019年2月に直腸がん手術を行った際に起きた『コンパートメント症候群』を見逃した為に起きた医療ミスについて起こした裁判の記録です。
2021年1月に裁判に切り替え、2022年に終結しました。それまでの記録になります。
病院名や個人名、金額等の記載や裁判の詳細迄は記載しておりません。

⚠️元々のアメンバーさんは再度読む事になると思いますお願い(原文から少し修正しており 最後にリアルタイムの感想を追記しておりますので又読んで頂けたら嬉しいです😃)



今回は2021年1月のアメンバー過去ブログです。




旦那がガンになりました533 『医療過誤



2021年1月30日



おはようございます。


アメンバー限定ブログです。


少し踏み込んだ内容になります。


厳選して信頼を置いている方だけと思い書くことにしました。


※他言、転写はご容赦ください🙇‍♀️


今日は『医療過誤』問題のことです。



あれから二ヶ月以上経過したので旦那から法律事務所に連絡を入れる事にしました。



それが月曜日の午前中です。


お昼休みの時間に私に連絡をくれて


「弁護士先生と連絡がついた。

ちょうどそれについての書面を送ったので今日明日中には着くだろうと言っていた。

ただ、残念なお知らせだ‥‥

裁判に進むかもしれない。」


という内容の話でした。


ちょっと嫌な予感はしましたが、とりあえず旦那を待つ事にしました。


定時で帰って来て、手には法律事務所の封筒を持っていました。


早速 中を開けてみました。

中身はB 5サイズのコピー紙二枚。

一枚目は相手方の病院から法律事務所に届いたもの

👇①病院側から法律事務所に届いた書類
👆見辛いと思うので改めて文章だけ記すと


前略失礼申し上げます

これまであらためて当事者にて検討させていただきましたが、結論としてご請求の金員についてはお請けしかね、その旨申し上げます。
用件のみにて失礼申し上げます。
時節柄御自愛をお祈りしております。


👇②枚目は弁護士先生から私達への文章。



こちらも文章を書き記すと


相手方から添付のとおり回答がありました。
増額要求に対する拒否回答ですので従全提案のあった金額で和解するか、裁判をするかいずれかご検討いただき、ご連絡ください。
どうぞよろしくお願い致します。


と書いてありました。



非常に残念な文面‥‥汗



‥‥‥     ⚖️    ‥‥‥


平たくこれまでの経過と内容を書くと‥


①こちら側の提示額を相手側の病院に提示。


②相手側から回答が来るが、こちらの提示額の半分以下の金額での示談を要求。
その中で旦那の給与に関する逸失利益の金額がかなり減額されていた。

③弁護士より旦那の会社から逸失利益を確定させる為『交代勤務から一般勤務、技術職から一般事務職』にせざるを得ない理由の証明書を書いてもらい改めて最初に出したMAX金額での請求書を送る。


④今回の相手方の書面にて請求は認めず、相手側が出した(こちらが提示した半額以下の)金額又は0であるという旨の書類が届く。


という流れです。


なので、相手側の金額で折り合いをつけるか、それが嫌であれば応じない(0円)という内容。



あまりに理不尽だなぁと、そしてあまりに気持ちが入っていないその文章の書き方に旦那共々落胆しました。


旦那が弁護士先生と話した時、先生は


「折り合いをつけるにしても、もう少し額を増額してくると思ったけれどこれは酷い‥‥」


と言われたそうで、旦那が


「先生が私の立場でしたらどうされますか?」


という質問に対し


「私なら裁判すると思います」


と言われたそうです。


旦那の考えを聞いたら、


「100%の気持ち迄は行っていないけれど戦う(裁判)方向で考えている」


と言いました。


「でも裁判を起こすと2年は掛かるから、又問題が先延ばしになるしお金も掛かるしストレスも掛かるから病気に影響しないかな?

それにその間もずっと相手方の病院で定期検診に行く訳だし精神的にキツくない?」


と聞きました。


私なら多分無理だな‥   と思ったので‥‥


すると


「全然大丈夫!

裁判っていったってしょっ中 呼ばれる訳じゃないだろうし‥

あの病院に通うことも何とも思わない!
向こうの態度は変わるかもしれないけど、かえって逆にミスしないようにしてくれるんじゃないの。
だからそこは気にしなくて全然大丈夫🙆‍♂️」


と答えました。



いくら前向きな人とは言え‥‥


鉄のハート🫀だと思いましたガーンびっくり

‥‥‥     🐈 ‥‥‥



ただ二人の共通の問題はひとつ。。



自分達は弁護士先生の事を100%信頼出来ていない所があり‥‥



自信がある腕の立つ先生なのは認めるのですが‥‥


あまりこちらの意見や感情を受け入れてくれない方なのです‥キョロキョロ


医療で言うところの『患者に寄り添う』って感じでは無いというか‥‥   冷たい感じの先生‥‥‥


セオリー マニュアルに沿って進む感じというか、余計なことは省くというか‥‥


なので、一番最初に先生に私が思う病院側のミスや弾圧ストッキングを履かされなかったことなどを言った時も


「そこは関係ないから」えー


と一言でスルーされ‥‥‥


素人の考える事を言ったので専門家からみたら元々本当に関係なかった事柄だったのかも知れないけど、終始 口を挟ませない感じの方で‥。


‥‥‥    ⚖️    ‥‥‥



それともうひとつは、


これも疑ったらキリはないのですが、、


私の弁護士も相手の弁護士も同じ地域の『医療に強い』弁護士さん。

因みに私の市には医療過誤を担当する弁護士さんはひとりもいなかったので県内で『医療過誤』を引き受けられる弁護士さんを探し、その数は数える位しかいないのです。


なので、弁護士さん同士も繋がりがあるかもしれないし‥‥


こんなこともアメンバーだから書いちゃうんですが‥‥


ちょっとだけ不安な気持ちがあるので、


「裁判に進む前に弁護士セカンドオピニオンみたいな事もした方が良いのかなぁ?」


と、数日かけて旦那と話し合っています。


基本は今の先生にお願いする気持ちではいるのですが、もう一人くらい東京あたりの医療専門弁護士さんに一度 有料でも相談したいなぁ‥と‥


でもそれが可能かどうかはまだわからないのですが‥‥


大袈裟ですが自分達の将来が掛かっているので、安心して下駄を預けたいなぁと思って‥‥。



もし、何か良いお知恵があったら教えていだだければ嬉しいです🙇‍♀️



‥‥‥     ⚖️     ‥‥‥



最近‥‥

ようやく、、一つの区切りが見えて来たと思ったら 又 足止めされて延長された感じで少々落ち込んでいますショボーン


でもクヨクヨしても仕方がないので今置かれたベストを探して進んでいかなきゃ!ですねニコ



長文になりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました😊



追伸

※2024年2月 リアルタイムの感想

3年ちょっと経過した現在、改めて当時のブログを読み返すと相手の病院側も、一任した弁護士先生も、私達には寄り添ってくれていない印象だった事を思い起こしました悲しい