SFC修行の簡単なごんごん2016的説明を書いていきます。

 

ーーーーー2月(2/19からSFC修行開始)ーーーーーー

 

Day 1   HND - ISG,  ISG - HND   6920PP

 

DAY2   HND - OKA - CTS - HND   8427PP

 

DAY3   HND - OKA - HND   5720PP

 

DAY4   HND - ISG - OKA - HND   7090PP

 

ーーーーー  ここまでで28,157PP  ーーーーー

 

2/19 SFC修行開始ということを考慮すると11日間で4日ヒコーキに乗っている。

ということになります。

かなり多いですね。

週2日の休みをヒコーキに乗ることに費やしています。

DAY1の石垣島往復は初めてということもあり、楽しいだけで疲れはあまり感じなかったのですが、休みすべてをヒコーキの生活にすると義務感のように感じられて、疲労感の割合が増えてきます。

ただ、ごんごん2016的には自分が熱し易く冷め易い性格。ということを知っているのでスタートダッシュを切らなくってはいけなかったのです。

 

 

★個別のフライトについて

 

☆Day 1   HND - ISG,  ISG - HND   6920PP

 

石垣タッチ(石垣リターン)という「到着してすぐに帰ってくる」というパターンです。

国内線なのに、約3時間半のフライトが楽しめます。

プレミアムクラスなら後ろの人に気兼ねなく シートを倒して昼寝を楽しむのも

いいですし、読書の時間にするのも良いかと思います。

あ、日帰りの都合上、石垣島の滞在時間は45分(自由時間は25分)でした。

 

 

☆DAY2   HND - OKA - CTS - HND   8427PP

 

ごんごん2016的には「日本1周」と呼んでいるパターン。

沖縄ー新千歳空港の路線がB737-800で小さいヒコーキなのですが快適な旅でした。

多分、国内線としては一番飛行時間が長い路線だと思います。

ごんごん2016的に好きな路線です。

また、乗り換えに1時間半以上確保していたので空港を探検して歩ける工程でした。

那覇空港でA&Wのハンバーガーを食べたり、新千歳空港でソフトクリームを

食べたりする時間がありました。

 

 

☆DAY3   HND - OKA - HND   5720PP

 

沖縄単純往復なのですが、3時間くらいの滞在時間をとって、那覇空港の空港食堂

で食事したり、A&Wのカーリーポテトを持ってANAラウンジに入り、

オリオンビール片手にオッサン前回だったり、楽しいフライトでした。

 

 

☆DAY4   HND - ISG - OKA - HND   7090PP

 

帰りの直行便が取れなかったので作戦変更。

石垣空港と那覇空港を楽しもう。の企画としました。

石垣空港の隠れカフェで石垣牛のハンバーグを食べたり、那覇空港でヒコーキや戦闘機が飛ぶところをぼーっと眺めたり、のんびり旅でした。

 

 

 

HND : 羽田空港

OKA : 那覇空港

ISG : 石垣空港

CTS : 新千歳空港

BKK : バンコク

MEL : メルボルン(オーストラリア)

SYD : シドニー

PP : プレミアムポイント

 

つづく

では実際のごんごん2016のフライトプランです。

 

ーーーーー2月(2/19からSFC修行開始)ーーーーーー

 

Day 1   HND - ISG,  ISG - HND   6920PP

 

DAY2   HND - OKA - CTS - HND   8427PP

 

DAY3   HND - OKA - HND   5720PP

 

DAY4   HND - ISG - OKA - HND   7090PP

 

 

ーーーーー3月ーーーーーーーーーー 

 

DAY5   HND - OKA - CTS - HND   8427PP

 

DAY6   HND - ISG - HND   6,920PP

 

DAY7   HND - BKK - MEL(タイ航空 クラス:Q)   5,212PP

 

DAY8   MEL - SYD - HND - ISG(ANA クラス:M)   10,142PP

 

DAY8(2) ISG - HND   3,460PP

 

ーーーーー 計 62,316PP ーーーーー

HND : 羽田空港

OKA : 那覇空港

ISG : 石垣空港

CTS : 新千歳空港

BKK : バンコク

MEL : メルボルン(オーストラリア)

SYD : シドニー

PP : プレミアムポイント

 

と言った具合です

次のブログで各路線の簡単な感想、言い訳!?を書いていきます。

50,000PPでSFC修行完了のところを62,316PPまでとっているかという理由は後日書きますね。

 

つづく

離陸を断念するというアナウンスの後、10分ほどして

ようやくヒコーキは動き始めました。

 

例のごとくノロノロと。

 

路面が出ていたら5分かからないであろう距離を

雪が積もっているために20分くらいかかります。

 

動き始めると機内アナウンスで携帯電話の使用許可が出ました。

ほとんどの人が慌てるようにスマホを取り出し、情報収集。

 

ごんごん2016も同じくiPad Proで情報収集。。。

・Flight Rader appで新千歳空港周辺の状況を確認。

  →あれ!?、確かに出発便はないけれど、到着機2機は順調に着陸態勢に入っている!

・ANA、JALの運行状況をチェック。

  →ん?この便のほかはほぼ定時運行しているぞ!この後の20:30便も定時運行の予定になっているし。。。

・一応、空港周辺の宿を予約サイトで確認

  →ヤバイ、全て満室!。もしもの事があったら空港で夜を明かすことになるかも。。。

 

と、イロイロ調べているうちに10番スポットへ到着。

 

時計を見ると20:30。

もう1時間経過です。

 

ここまではシートベルトサインが出ていて全員着席だったのでかなり平和だったのですが。。。

シートベルトサインが消えると、皆争うかのごとく一斉にシートベルトを外します。

 

CAさんから機内アナウンスが、、、

・これから給油、翼の雪を落とすなどの作業を行います

・詳しい状況は分かり次第お知らせします

・機長判断により、携帯電話の通話を含むすべての通信機器の使用を許可します

 

との内容が。。。

 

ごんごん2016は明日は東京でフツーに仕事の予定だったので、

慌てて職場へ連絡。

 

ごんごん2016:あの~ごんごん2016です

上司     :休みなのにどうした?

ごんごん2016:実は今、札幌の空港でして、天候により飛行機が飛ばず、帰れない可能性が出てきました。

上司     :なに!

ごんごん2016:大変申し訳ありません

上司     :バカモン!遊びに行って、帰ってこれないとは何事だ~!

。。。。。。。以下省略。。。。。。

 

がっつり 怒られてしまいました。

ごんごん2016的には不可抗力なのですが。。。。

 

つづく

 

 

※このブログは事実を元にしていますが、一部フィクションが含まれています

 

ごんごん2016のフライトプランは

 

・羽田ー沖縄

・羽田ー石垣

・羽田ー沖縄ー札幌ー羽田

 

この3種類の組み合わせです。

すべてプレムアムクラスです。

 

各路線の特徴

 

☆羽田ー沖縄

 ・費用対効率と利便性と便数の多さで考えるとイチバンの路線

 ・本数が多いので時間にこだわらなければ、1週間前でもプレミアム株主優待で往復のチケットの手配が可能

 ・沖縄行きの便ではアイスクリームかシャーベットが追加でサービスされる

 ・沖縄空港にはANAラウンジがある(石垣にはない)

 ・空港ビル内のA&W(ハンバーガー)、空港食堂が楽しみ

 

☆羽田ー石垣

 ・プレミアム特割はほぼ毎日 発売時に既に販売完了となっている

 ・1日2便しかないので、チケットの入手がプレミアム特割でも1週間前だと難しい

 ・沖縄線よりさらに長い時間を機内で過ごせるので、ヒコーキ好きにはたまらない

 ・空港の展望台で風に吹かれながら景色を眺めるとサイコー!

 ・隠れカフェで石垣牛ハンバーグのロコモコが美味しい!

 

☆羽田ー沖縄ー札幌ー羽田

 ・メインディシュは沖縄ー札幌の路線。南北を縦断した満足感。費用対効率も良い

 ・チケットがなかなか取れない。

 ・新千歳空港のANAラウンジでサッポロクラシックを飲みながら北の幸の弁当やかまぼこを楽しめる。

 

といったところです。

乗り継ぎは余裕を持って1時間半以上にすること。をルールに計画しています。

 

今日はこの辺で

SFC修行、ANAプラチナ修行、ANAダイヤモンド修行で共通していますが、

「どう飛ぶか?」という点については既にたくさんのブログが教えてくれますので、

その情報が正しいか、再計算すれば良いだけなのです。

 

ごんごん2016は

 ・平日に休みが多い

 ・連休の休みはほぼないので、1日で完結するルートが必要

といった特徴があります。

 

 

★どの路線が効率いいいの?

SFC修行の場合、マイルではなく、プレミアムポイントを貯めなくてはいけません。

プレミアムポイントってANAが顧客のランク付けするためのポイントなんです。

だから、マイルの観点とは少し異なるポイントで探します。

 

ポイントの計算をご自身でしたい方はこちらから(別ウィンドウにて開きます)

https://cam.ana.co.jp/amcmember/ppsja

 

すると既に多くの方が調べてくれていて・・・

・羽田ー沖縄

・羽田ー石垣

が関東在住の効率重視方の場合、オススメとされています。

 

 

・普通席かプレミアムクラスか?

 

  一般的にプレミアムクラスの方が効率が良いです。

 

・プレミアム特割28かプレミアム株主優待か?

 

  ・ごんごん2016は予定が変わることがあるので、プレミアム株主優待を使うことが多いです。予定変更は何度でもできるというアドバンテージがあります。

  ・沖縄、石垣路線に限った話だと特割28の方が安いのです

  ・しかし特割28は発売日の9:30にアクセスしても既に販売終了になっていることが多いのも事実です。これは、プレミアム会員が一般公開前にチケットを購入できたり、公開前のチケットを予約するテクニックがあるので。。。

 

といったことを元にスケジュールを立てました。

 

 

つづく

ごんごん2016的なSFC修行プランを紹介します。

 

検索エンジンで「sfc修行」と検索すると、いーっぱいSFC修行関連のページが出て

きますので、その部分とはあまり被らないように、書いていきます。

もしかしたら、少し情報不足なところがあるかもしれません。

ゴメンナサイ。

 

 

最近のSFC修行ブログの傾向としては

「お金をかけずにSFC修行しよう!」

というのが主流です。

正直、永遠のテーマですね。

 

しかし、この「お金をかけずに」の部分が

「航空券代を様々な方法でポイントを稼ぎ、ANAコインへ交換して運賃を賄う」

といったものです。

 

ごんごん2016は「すごい頭脳戦だなぁ」と感心しました。

その反面「おいらは熱しやすく、冷めやすい性格なので無理だなぁ」

と感じたのです。

我慢強い方は2年がかりでSFC取得をするのも、いいと思います。

 

でもごんごん2016は「今日にでもSFC取得したい」というのが本音なのです。とはいえ、有り余るお金があるわけではないのですが、、、

 

そこで ごんごん2016は以下の方針を立てました。

 ・できるだけ短期間で取得する

 ・SFC修行にかかる運賃、株主優待券は基本 貯金を崩して払う。

 ・短期間で取得したいので、効率を考慮しつつもプレミアムクラスを使う。

 ・ポイントを貯める作業も並行して行い、SFC取得してから特典航空券通して多いに楽しむ

 ・有給は使い尽くしたから、日帰りのみ

 

 

他の方とは大きく異なるのはできるだけ短期間ということです。

それがたった18日間でSFC修行完了という理由だったので。

幸い休日が平日になることが多いので、チケットも取りやすかったことも幸いしています。

 

次のブログでフライトプランについて書きますね。

機長がコックピットへ戻ってから沈黙の時間が続きます。

「どうなるんだろう。どうなるんだろう?」

といった雰囲気でいっぱいの機内。

 

機長の頭の中では脳内会議です。(ごんごん2016的妄想)

「ヤベェよ。翼の状態が見えねぇじゃないか!

 しかも降雪は激しさを増すし、。。

 安全マニュアル的には駐機場へ引き返して、再チャレンジなんだけど、

 札幌ー東京線はビジネス客も多いから飛んでしまいたいけどなぁ。

 でも、万が一このB8-9(B787-9)を離陸できずにオーバーランとか、

 墜落させてしまったら、大変なことになるし、ANAが墜落第一号なんて、

 許されないからなぁ。。。」

 

 

さて、コックピットに戻り副操縦士とのミーティング(ごんごん2016的妄想)

副操縦士「どうでした? 翼の雪の状態は。」

機長  「それがさー、窓に雪がべったり張り付いているし、

     外が真っ暗すぎてはっきりとはみえなかったんだよねー。

     雪が乗っているのは確実なんだけれど、それがどれくらいの量なのか

     確実にはわからないんだよ。」

副操縦士「安全マニュアル的には完全なる安全を確認できない場合は離陸を断念する

     ってことになりますね。」

機長  「その通りなんだけれど、お客さんを早く届けたいし、

     グラウンドスタッフに「駐機場戻って、給油、翼の雪落とし、フライトプラン。。。

     なんてリクエストすると、渋るだろうし、面倒だよねー。」

副操縦士「ですね。それにしても、雪の降りかたがさらに強くなってきていますよ。」

機長  「マジかよ!。ホントついてねーなー。こっちが定時にドア閉じたのに、

     なかなか滑走路侵入許可出ないし、滑走路は圧雪でノロノロ走行しか

     できない上に誘導灯もろくに見えなかったし、

     しまいには、除雪車の車列の通過を待て。だなんて酷すぎるぜ。」

副操縦士「そうですよね。しかし、離陸するなら翼の雪が増えないうちの方が

     いいですね。決定しませんか?」

機長  「そうだな。俺としてはリトライしても24時には羽田に到着できるだろう

     から、駐機場に引き返したいと思うけど、君はどう思う?」

副操縦士「僕も賛成です。事故になるより、謝る方がずっといいでしね。」

機長  「では、駐機場へ戻ることにしよう。

     一応、機内の雰囲気を確認しておこう。」

 

 

チーフパーサーとのやりとり(ごんごん2016的妄想)

チーフパーサー「はい、チーフパーサーです。」

機長     「安全が確認できないから、駐機場へ引き返します」

チーフパーサー「え、ビジネスのお客様も多いことを考慮した上での判断ですね?

機長     「はい、すべての事を考慮して駐機場へ戻る事を決定しました」

チーフパーサー「客室はまだ平和ですので、ご安心ください」

 

 

グラウンドスタッフとのやりとり。(ごんごん2016的妄想)

機長   「こちら78便。グラウンド取れますか?」

グラウンド「こちら千歳グラウンドです。」

機長   「前向きに離陸することを考えたのですが、駐機場へ引き返します。」

グラウンド「え、なにか重大な問題でも見つかりましたか?」

機長   「いえ、機体には問題ありません。翼の上の雪と降雪との兼ね合いで

      安全が確認できないために離陸を断念します。」

グラウンド「了解しました。10番スポットが空いているので、10番へ移動

      していください。給油、融雪車、スタッフを準備させます。

      一応、羽田の受け入れ態勢を確認しておきますので安心してください。」

 

 

ここで、機長の声で機内アナウンス。

「ただいま安全確認のために翼の上の雪の量を点検しました。

 しかし、視界が悪く安全な状態であることを確認できませんでした。

 誠に残念ではありますが、当機は駐機場へ引き返すことを決定しました。

 お急ぎのところ誠に申し訳ありません。

 

機内から

「あ~~~」

というがっかりの声が。

 

ごんごん2016は?というと

「お! トラブルだ~! どんな展開になるか楽しみ~❤️」

とトラブルを楽しんでいるのでした。

 

だって、こうしてプログにして遊んでいるくらいですから。。。

 

 

さて、駐機場へ戻ることを決定したヒコーキ。

いっこうに動き出せません。

 

 

おそらく、管制官とのやりとりをしていたのでしょう。

 

機長 「千歳ディパーチャー。NH78便です。安全の為に日本語で話します。

    NH78便は安全が確認できないために駐機場へ戻ります。」

 

管制官「え、他の機は支障なく離陸しているのですが、機体トラブルですか?

    消防車等の手配は必要ですか?」

機長 「降雪が強いので、翼の上の雪を点検した結果、完全なる安全を確認

    できない状態なので、駐機場にて翼の上の雪を落として再度チャレンジ

    したいと思います。

管制官「離陸の取りやめを許可します。

    次の指示があるまでそのままでお待ちください。」

機長 「了解しました」

 

 

つづく

 

 

※このブログは事実を元にしていますが、一部フィクションが含まれています

 

さあ、ヒコーキの扉が閉じられ出発です。

 

ここから なーんかおかしな事が続きます。

後から思うと「嫌な予感」ってこれの事だったのですね。

 

普段ならヒコーキの扉が閉じられると程なくプッシュバックが始まります。

しかし、NH78便はいっこうに動こうとしません。

 

窓の外は深々と雪が降っている。というより吹雪になってきています。

窓ガラスは雪が張り付きどんどん視界が悪くなっています。

 

<ごんごん2016の心の声>

「やっばいなぁ、せっかく翼の雪を落としたのに また積もってしまうじゃん」

「でも、新千歳空港は軍人さんが管制を担当している空港だから除雪作業との兼ね合いで滑走路への侵入許可すら出ないのだろうなぁ」

「ま、みんな頑張ってのことだし、仕方がないことだろうなぁ」

「それにしても、このまま20分間とかこのままだと燃料が足りなくなり、給油→翼の雪落としの作業で30分コースだなぁ。」

 

ここはイライラしても好転しないので、空席だった隣の席の毛布を拝借し、膝下・膝上から腹部を覆う「2枚体制」で体温低下と体力消耗を防ぎつつ、目をつぶって「寝たふり」をしていました。

 

約10分後、ようやくヒコーキがプッシュバックを開始。このころには窓に雪がたくさん張り付いて外の景色を見るのは容易ではなくなっていました。

雪のためなのか、乗客の人数が多いのか、プッシュバックのスピードもいつもよりかなり遅めのスピードです。本当にカメのような遅さでした。

 

程なくプッシュバック完了、トーイングカーの切り離しを終えて自力での走行を開始。

さらに遅いスピードに

「おーい、大丈夫っかーい」

と言いたくなるほどでした。

今考えると、誘導路は雪が積もり圧雪状態。アスファルトより格段にタイヤが転がりにくいコンディションだったからなのでしょう。

 

誘導路をゆーっくり、ゆーっくり進んでいくとピタリとヒコーキは停止してしまいました。

1分ほどして機内アナウンスが。。。

「当機前方の滑走路を除雪のための車列を通り過ぎるのを待つために少しの間停止します」

との説明。

 

「あー、管制官の軍人さん。滑走路を1本使っている間にもう1本で飛ばすを交互にする作戦で、除雪優先の作戦をとっているけど、機体の雪のことを考慮してくれていないなぁ」

と心の声でボヤく ごんごん2016。

 

※新千歳空港の滑走路は2本の滑走路が平行に位置しています。通常は離着陸に各1本を割り当てるのですが、除雪作業が必要なほどの雪の場合、1本のみで離着陸の運用をして、その間に除雪チームがもう1本の滑走路の除雪作業を行います。

 

待つこと約10分。ようやくヒコーキが再び動き出す。

ノロノロと。ノロノロと。

そして、離着陸用の滑走路についたところで、今度は到着機があるために待ちぼうけ。

この間、10分ほど。

窓から3機ヒコーキの着陸が見えてから3分くらい経過してから、機内アナウンスが。。。

 

「当機は安全確認のために、翼の上の雪が安全に支障がない程度か確認をするために、機長が客室へお邪魔して目視点検をさせていただきます」

とのアナウンスが。

滅多に聞かない内容のアナウンスに客室全体に

「大丈夫なのぉ~?」

「飛べないかもしれないの~?」

の雰囲気が。

 

「ん?翼の雪を目視点検???」

「おいらの横の3枚の窓はすべて雪がべっとり張り付いていて翼をよく見ることができないし、明暗差があるから、真っ暗な夜8時半に外の翼の雪の度合いを見るなんて、難しいんじゃないかい??」

と ごんごん2016的には機長が行おうとしている行為が、B787-9のマニュアルには記載されているけど、実際に今のシチュエーションでは「無理」な行為に思えたのでした。

 

「でも、安全判断はすべてANA側にあるのだから、心配しても、怒鳴っても好転しないなぁ。非常事態に備えて、体力の消耗を最小限にしておこう。。。」

と毛布2枚作戦でうたた寝。

 

それから3分後、小柄で真剣な表情の機長が客室へ登場。

不思議なもんですねー。機長が目の前に来ると、乗客って尊敬の眼差しに変わるんですねー。

 

機長が翼に近い窓から、外の翼の雪の状態を確認。

って、窓に雪がべーっとりくっついているんだから、安全確認レベルの目視点検なんぞできるわけがないのです。

 

おそらく

「やっべー。

 夜だったのを忘れてたよ。思ったよりくらいじゃん。

 あちゃー。機体上部の衝突防止灯でなんとか見えると思ったけど、全く光が届いてないじゃん。

 っつーか、窓に雪がべっとりで外の様子がほとんどわからない。」

といったところでしょう。

 

けどね。機長の凄いなぁ。と思ったのは、操縦席へ戻る時の表情、雰囲気が来た時の雰囲気と全く変わらず、乗客に悟られなかったこと。

ごんごん2016だったらバレバレの表情、雰囲気で戻ったと思うなぁ。

 

そして機内へ再び沈黙の時間へ。

プレミアムシートはお仕事の人達ばかりなので、

「東京へ行けるのか?」

という不安の雰囲気を強く感じたのですが、ごんごん2016の場合、最悪の事態に備えて体力温存が大事。という「生存モード」へ移行しているので、寝たふりをしながらこれからの体力温存プランを考えることに。

 

「くいもの、どれだけ持っていたかな?」

「現金はどれだけ持っていたかな?」

「今日の便で空席のある便はあるのかなぁ?」

「空港周辺のホテル、宿泊可能な施設、交通手段、タクシー会社を調べよう」

「翌日の飛行機の予約状況を調べよう」

などと、他の乗客 約300名より早く安心できる状態へなれるように、脳内作戦会議が始まりました。。。

 

※このブログは事実を元にしていますが、一部フィクションが含まれています

さて、いよいよ機内へ乗り込みます。

 

実はヒコーキに乗る時、ごんごん2016はヒコーキに乗るときに安全のおまじないをしています。

それは「ヒコーキの入り口の金属部分を踏まないこと」

 

ヒコーキの入り口の金属部分、ほとんどの人が踏んづけてしまっていますが、実はごんごん2016は絶対にまたぎます。

ごんごん2016的にはヒコーキも船の仲間と考えているんです。だからヒコーキも船同様に入り口の金属部分はピッカピッカに磨き上げる習わしがあるのだと考えています。

だから踏んではいけない。とごんごん2016的には考えています。

 

 

さて、今回の席は入り口から遠い席なので、外からの寒い風もあまり気にならないレベルです。

優先搭乗のメリットを生かして、後ろの人がたくさん来ないうちに荷物を上部の荷物入れへ収納し、ゆっくりと機内で使用する(かもしれない)ものを取り出します。

この時、プレミアムクラス席のメリットを強く感じます。

それは、一人当たりの収納スペースが圧倒的に大きいからです。

大抵、プレミアムクラスの上部 荷物入れはスカスカです。普通席の荷物を入れる場所に使う程です。今流行りの機内持ち込みサイズギリギリのキャリーバッグ。普通席ではヒンシュクものですが、実はプレミアムクラス席では余裕で収納できるのです。

 

そして、席には毛布、使い捨ての割には上質なスリッパ(靴ベラ付)。ごんごん2016的には 最初は靴を脱がない派だったのですが、羽田ー石垣島路線など長い時間の路線を経験するにつれて足の疲れが格段に違うので、今は完全にスリッパ派へ改宗してしまっています。ただ、冬の間はスリッパ履くと足元が寒いので、毛布を膝下、膝から腹部の計2枚欲しいなぁ。と思うことが多いですね。

 

私の準備ができたことを見計らってCAさんのご挨拶です。

内容は

 ・CAさんの自己紹介(名前程度)

 ・コート、ジャケットを預かりましょうか?と尋ねる

 ・新聞をお持ちしましょうか?

 ・新聞のリクエストを聞くことにより、他のリクエストを引き出す。

といったところです。

ごんごん2016的リクエストは「枕を<できれば>2つください」が定番。枕が2つあると

 ・基本姿勢の時には頭が楽

 ・腹部の冷えを予防できる(毛布を足元まで下げてしまった時など)

 ・腰に当てて隙間を埋めて楽な姿勢を作る

 ・iPad Proを使う時の高さ調節

といったことが可能になります。

2つあると結構便利です。

 

外を眺めると、外は吹雪。天気予報に反して結構強い吹雪のようです。

隣のヒコーキで翼や胴体の雪を落とし、融雪剤の散布が盛んに行われています。

(吹雪、降雪、翼の雪。この言葉をこれから何度も聞くことになります)

 

さあ、ヒコーキの扉が閉まり、出発です。

さて、ヒコーキ搭乗前のひとときはANAプレミアムラウンジに限ります。

一度経験すると、搭乗口前のベンチで待つのが嫌になってしまう程です。

特に私、ごんごん2016は 約束に遅れるのが大嫌いで、国内線のヒコーキですら1時間前に保安検査を受けてしまう心配性なので、ANAプレミアムラウンジはマストな場所なのです。

 

ANAのプレミアムラウンジ。いいですよー。

ごんごん2016は大好きです。

 

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★ごんごん2016的 ANAプレミアムラウンジのいいところ。

 

・羽田は雰囲気がお洒落

・ドリンク飲み放題

・しかもビール、ウイスキー、焼酎、泡盛(那覇空港)、日本酒(期間限定のキャンペーンの場合)のアルコールも飲み放題💖

・おつまみのあられ(柿の種的なあれ)が美味しい

・コーヒーがセブンイレブンなどに置いてあるのと同じタイプになって美味しい

・炭酸水が最近常備されて、ペリエ・サンペルグリの派のごんごん2016的に嬉しい

・気分に合わせて、スツール席からソファー席まで用意されている

・結構高速なWIFIが便利

・もちろん、フライトインフォメーションのディスプレイで最新情報をチェックできる

・トイレが綺麗で空いている <これ結構重要です。

・チケットの変更など、(ほぼ)待たずに様々な相談に乗ってもらえる 

  早く帰りたいから、前の便に変えて欲しい

  株主優待券がうまく登録できないから、お願いしまーす。とか。。。

  遅延に伴う費用請求の書類の書き方、遅延証明書を発券機で発行してくれたり

    という時に心強い受付嬢さんたち

 

※ドリンク類、雑誌、新聞は自分で片付けます。セルフサービス方式ですから。最近、それができないオッサンが増殖中で嫌な気分になります。特に数人でスーツ姿の団体さんのマナーが悪い。日本のサラリーマンはマナーが悪いのです。本当は!社名を公表してやりたいくらい。。。。。

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★ごんごん2016的 ANAプレミアムラウンジの利用法

 

・食べ物が皆無なので、あらかじめお酒のおつまみ的なものを準備しておくこと

・オススメは羽田ならカツサンドとか、佐藤水産の弁当

・新千歳空港なら迷わず、小樽かま栄のかまぼこ

・コンビニでポテチを買ってくる強者オッサンも最近ふえてます

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そーんな、ごんごん2016の大好きPLACE ANAプレミアムラウンジへ入場。

いつもより少しトーンを低めに「お世話になります」といい人のふりしながらバーコードにチケットをかざします。

そして、いつものように一人掛けソファー席に荷物を置いてドリンクコーナーへ。

 

まず、炭酸水を一杯注ぎ、(ごんごん2016的)立ち飲みエリアで一気飲み。気分をリセット。そのあと、程よく冷えたビールグラスを冷蔵庫から取り出し、

「どれにしようかなー」

のお楽しみタイム。

最近、ANAプレミアムラウンジではビールの種類が増えているんです。

以前は2種類が定番だったのですが、全社揃っている事も多いです。

 

新千歳空港の場合、

  アサヒスーパードライ

  サントリーモルツ

  キリン一番搾り(札幌工場バージョン💖)

  札幌クラシック💖<忘れてはならない>

 

の4種類。

 

地域限定版の一番搾り(札幌)は初対面だったので、迷わず一番搾りを自動ビール注ぎ機に注いでもらい席へ。

 

※ビールをお代わりするときは一杯ごとに新しいグラスを使いましょう。

 どうしてか?っていうと、ヒエヒエのグラスでないとビールが思いっきりあふれてしまって大噴火状態になり、とっても恥ずかしい事になってしまいます。

 

今日の搭乗予定のプレミアムクラス席ではプレミアム御膳(ホントはアルファベット表記のはず)の夕食が提供されるので、あられを食べながらのビールターイム💖。

この時間、ごんごん2016的にはハッピータイムなんです。

ヒコーキに乗る前の儀式というか、安全祈願というか。。。

 

※ただの「のんだくれオッサン」です。スミマセン。

 

そうしながら1時間を過ごすんです。いつも。

ま、ヒコーキですから、到着機が遅れたり、様々な原因で出発時間(=搭乗開始時間)が10分程遅れることも多く、インフォメーションボードを見ながらペース配分をします。

 

最近の ごんごん2016的過ごし方は、iPad ProでSFC修行の成果と今後のプランを立てながら、SFCの最低要件であるプラチナ会員の後、ダイヤモンド会員を目指すか否かを頭の中で会議していますw。

 

案の定、ごんごん2016が搭乗する予定のANA78便も最後の最後に10分遅れの出発に変更となりました。

最後にサッポロクラシックをもう一杯。インフォメーションボードが良く見えるスツール席へ席を移動して。今回の機材(ヒコーキの機種)はB8-9(ボーイング787-9型)で満席近い時間帯であることから出発時刻の20分前に優先搭乗が始まる(=それまでは出発時間変更の可能性あり)ということを考えて、スタンバイです。

 

さて、25分前。もう変更はないでしょう。 ということで10番搭乗口へ。

ANAプレミアムラウンジから徒歩で1分以内で着いてしまう距離。ラクチン💖。

 

でもって、ごんごん2016はトロイので優先搭乗するべく、改札機近くのオッサンに仲間入りします。

 

さて、搭乗が始まりました。

 

まず、2歳以下のお子様連れ、搭乗に手助けが必要な方。でも、多くの場合、この改札をしてもボーディングブリッジが通行止にされていて、そこで結構待つケースが少なくない。という悲しい事実もあるのです。今回もそのケース。

 

次にANAダイヤモンド会員の優先搭乗。この時にはグラウンドスタッフが機内から完全なる準備OKの連絡をもらってから搭乗を開始するので、ボーディングブリッジで待たされるということは「ほぼ」ありません。

だって、ANAダイヤモンド会員はANAにとってのお得意様。お得意様の機嫌を損ねては一発で他者へ鞍替えされてしまうかもしれないですからね。ここは慎重に連絡を密にしています(周囲に悟られないように。。。)

 

3番目にANAプラチナ会員、ブロンズ会員、スターアライアンス ゴールドメンバー、プレミアムクラス搭乗のお客様の番。

ごんごん2016はプレミアムシートの搭乗券なので、周囲のオッサンと「オトナの小競り合い」をしながら搭乗です。

 

搭乗券を自動改札機へかざした後で、実は「もうひとつの勝負」があるんです。

ANAが国内線で使用するヒコーキの中ではB767, B777, B787は大抵の場合、前方と少し後ろの2箇所から乗り込めるようになっているのですが、

 

・右側のボーディングブリッジへ向かう=普通席

・左側のボーディングブリッジへ向かう=プレミアムシートの可能性大

 

という オトナのくせにちっさい見栄の張り合いの瞬間があります。

 

ごんごん2016的にはANAは意図的にこの瞬間を作り出して、より客単価の高いプレミアムクラスを常に(高い金額で販売して)満席にして、席が取れない状況も憧れを導き出すツールにしたい。 のでは?と、ごんごん2016は考えています。

 

この辺で。。。