機長がコックピットへ戻ってから沈黙の時間が続きます。

「どうなるんだろう。どうなるんだろう?」

といった雰囲気でいっぱいの機内。

 

機長の頭の中では脳内会議です。(ごんごん2016的妄想)

「ヤベェよ。翼の状態が見えねぇじゃないか!

 しかも降雪は激しさを増すし、。。

 安全マニュアル的には駐機場へ引き返して、再チャレンジなんだけど、

 札幌ー東京線はビジネス客も多いから飛んでしまいたいけどなぁ。

 でも、万が一このB8-9(B787-9)を離陸できずにオーバーランとか、

 墜落させてしまったら、大変なことになるし、ANAが墜落第一号なんて、

 許されないからなぁ。。。」

 

 

さて、コックピットに戻り副操縦士とのミーティング(ごんごん2016的妄想)

副操縦士「どうでした? 翼の雪の状態は。」

機長  「それがさー、窓に雪がべったり張り付いているし、

     外が真っ暗すぎてはっきりとはみえなかったんだよねー。

     雪が乗っているのは確実なんだけれど、それがどれくらいの量なのか

     確実にはわからないんだよ。」

副操縦士「安全マニュアル的には完全なる安全を確認できない場合は離陸を断念する

     ってことになりますね。」

機長  「その通りなんだけれど、お客さんを早く届けたいし、

     グラウンドスタッフに「駐機場戻って、給油、翼の雪落とし、フライトプラン。。。

     なんてリクエストすると、渋るだろうし、面倒だよねー。」

副操縦士「ですね。それにしても、雪の降りかたがさらに強くなってきていますよ。」

機長  「マジかよ!。ホントついてねーなー。こっちが定時にドア閉じたのに、

     なかなか滑走路侵入許可出ないし、滑走路は圧雪でノロノロ走行しか

     できない上に誘導灯もろくに見えなかったし、

     しまいには、除雪車の車列の通過を待て。だなんて酷すぎるぜ。」

副操縦士「そうですよね。しかし、離陸するなら翼の雪が増えないうちの方が

     いいですね。決定しませんか?」

機長  「そうだな。俺としてはリトライしても24時には羽田に到着できるだろう

     から、駐機場に引き返したいと思うけど、君はどう思う?」

副操縦士「僕も賛成です。事故になるより、謝る方がずっといいでしね。」

機長  「では、駐機場へ戻ることにしよう。

     一応、機内の雰囲気を確認しておこう。」

 

 

チーフパーサーとのやりとり(ごんごん2016的妄想)

チーフパーサー「はい、チーフパーサーです。」

機長     「安全が確認できないから、駐機場へ引き返します」

チーフパーサー「え、ビジネスのお客様も多いことを考慮した上での判断ですね?

機長     「はい、すべての事を考慮して駐機場へ戻る事を決定しました」

チーフパーサー「客室はまだ平和ですので、ご安心ください」

 

 

グラウンドスタッフとのやりとり。(ごんごん2016的妄想)

機長   「こちら78便。グラウンド取れますか?」

グラウンド「こちら千歳グラウンドです。」

機長   「前向きに離陸することを考えたのですが、駐機場へ引き返します。」

グラウンド「え、なにか重大な問題でも見つかりましたか?」

機長   「いえ、機体には問題ありません。翼の上の雪と降雪との兼ね合いで

      安全が確認できないために離陸を断念します。」

グラウンド「了解しました。10番スポットが空いているので、10番へ移動

      していください。給油、融雪車、スタッフを準備させます。

      一応、羽田の受け入れ態勢を確認しておきますので安心してください。」

 

 

ここで、機長の声で機内アナウンス。

「ただいま安全確認のために翼の上の雪の量を点検しました。

 しかし、視界が悪く安全な状態であることを確認できませんでした。

 誠に残念ではありますが、当機は駐機場へ引き返すことを決定しました。

 お急ぎのところ誠に申し訳ありません。

 

機内から

「あ~~~」

というがっかりの声が。

 

ごんごん2016は?というと

「お! トラブルだ~! どんな展開になるか楽しみ~❤️」

とトラブルを楽しんでいるのでした。

 

だって、こうしてプログにして遊んでいるくらいですから。。。

 

 

さて、駐機場へ戻ることを決定したヒコーキ。

いっこうに動き出せません。

 

 

おそらく、管制官とのやりとりをしていたのでしょう。

 

機長 「千歳ディパーチャー。NH78便です。安全の為に日本語で話します。

    NH78便は安全が確認できないために駐機場へ戻ります。」

 

管制官「え、他の機は支障なく離陸しているのですが、機体トラブルですか?

    消防車等の手配は必要ですか?」

機長 「降雪が強いので、翼の上の雪を点検した結果、完全なる安全を確認

    できない状態なので、駐機場にて翼の上の雪を落として再度チャレンジ

    したいと思います。

管制官「離陸の取りやめを許可します。

    次の指示があるまでそのままでお待ちください。」

機長 「了解しました」

 

 

つづく

 

 

※このブログは事実を元にしていますが、一部フィクションが含まれています