阪急7300系 初期車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

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私鉄最大のターミナル、阪急梅田駅。10面9線の駅には様々な車両が並んでいます。

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そんな中紹介するのは阪急7300系です。7000系列の京都線仕様ですね。現在京都線と神宝線とでは車両規格が異なっているのですが、神宝線の規格向上が完了すればそこでも走れるように新たな寸法で設計されています。現在この編成は近畿車輛に陸送され、リニューアル工事が施されています。その他の7322F、7303F、7305Fもリニューアルが完了したことから、初期車で原型を保っているのは6連の7321Fのみとなりました。

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運用は9300系や6300系で運用される快速特急特急通勤特急・嵐山線4連普通を除いた全種別ですが、朝ラッシュ後と夕ラッシュ前の快速急行の送り込みでの特急や、9300系のアクシデント発生時の代走による通勤特急、行楽期に6連車が臨時快速特急直通特急、嵐山線普通などで運用される時もあります。製造時期が比較的長期にわたっているためいくつかの差異があります。今回は初期車の車内を見ていきます。

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車内です。おおよそ2000系や2200系で確立されたデザインです。

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ドアです。これだけで系列を答えろって言われたら余裕で間違えられます(笑)


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車端部です。車椅子スペースはありませんので、優先座席のステッカーの有無のみの違いになっています。仕切り扉は窓が狭いタイプになっています。この貫通扉もそのものの取替えなどで少数派になりつつあります。画像は現時点での優先座席です。2014年7月中旬から、このモケットは見られなくなってしまいます。

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最前面です。ここも大きな窓が設置され2人掛けロングシートが設置されている2200系と同様の見かけです。かつては現在の6050・6150号車のように側面は壁となっていましたが、「車内が暗い」との意見を受け小窓が設置されました。現在7300系は全車が小窓の設置工事が完了しています。


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天井です。冷房吹き出し口はスポットタイプで、ラインデリアが一部に設置されています。初期車の特徴として、ラインデリアが飛び出た形状をしています。他車はほとんど埋まっています。


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少し暗いですが側窓です。日除けはアルミ鎧戸です。

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座席です。8人掛けのロングシートです。おおむね座り心地は他車と同様です。この車両ではまだドアの空気溜め元栓に蓋がされていないですね。

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車端部の5人掛けです。仕切り扉の戸袋が無い妻面は肘を置けるようにスペースが取られています。消火器は車外に飛び出すようにされ、妻面をフラットにしています。このあたり、どっかの消火器を車内に張り出すようにしている会社との車内環境作りの考え方の違いが見えてきます。

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最前の2人掛けです。この仕切り、やはり頬杖をしたい人には厳しいものがあります。


関連項目

阪急7300系 後期車

阪急7300系 7307F・7327F

阪急7300系 リニューアル車


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