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現在の東西線の最新系列がこの15000系です。10000系列のトレードマーク、「鍵型ヘッドライト」も備えています。一時期試用され、長らく禁じ手となっていたワイドドアを全車両に採用しました。乗降時間短縮にあまり寄与しないという声もありますが、実際はどうなんでしょうね。
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車内です。路線カラーのためか青系の色使いになっています。
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さっそくですが、これが特徴であるワイドドアです。ドア幅は180cmとなっています。地上区間を走ることもある東西線、さすがに戸袋を壁にしてしまうのはマズいと考えたか、戸袋窓付となっています。最近はここのように採光性を考えて、あえて戸袋窓をつける車両も多いですよね。
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車端部です。妻面の化粧板は暖色系となっています。仕切り扉は窓が大きいものです。妻窓も狭いながら設置されています。上部に機器がせり出しているため、少し暗くなっているのが残念ですね。
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最前面です。外観のデザインなどはかなり先進的な感じですが、ここだけを切り取るとえらく前時代的だなぁと思わずにはいられません。
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天井です。何といいますか、A-Trainらしいパネルを合わせて作ったデザインとなっています。蛍光灯はカバー無しのものですが、ソケットは埋め込み型となっています。そして、取材当時は画像のように一部が抜き去られていました。吊革は三角形、枕木方向にも渡されており、東西線の殺人的混雑振りがうかがえます。実際、平日朝ラッシュ時の中野方面行きを利用したのですが、荷物を持っていたこともあり、あの混雑にはげんなりしてしまいました。
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先頭車両は乗務員室を拡大しているため、しわ寄せとして直後のドア間が狭くなっています。窓も面積が狭いものを使っています。
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座席です。ドア間は3+3の6人掛けです。ワイドドア採用のため定員が減っていますね。袖仕切りは大型のものです。A-Train仕様のもので、窪みの下辺が割と下まで伸びているため、総合車両製作の袖仕切りと比べて肘周りの不快感は少なめです。奥行き不足なのは変わりませんが…。
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乗務員室直後のドア間は更に1人分減って5人掛けです。座り心地ですが、現在の10000系と同じような座席ですね。背ズリが「く」の字になっているため、受け止めてくれる面積は少ないです。クッション性が残念なことになっており、長距離乗車に適しているとは言えません。まぁ地下鉄車両であり、端から端まで乗る人もそうそういないと思うので、短距離利用中心ならこんなもんでしょう。
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車端部は2人掛けです。大型袖仕切りもあいまってかなり閉鎖的な空間ですね。最近の車両にしては珍しく、妻面の肘周りが広々と取られています。妻窓もありますし、居住性は良いと言えるでしょう。
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優先座席です。車端部のみの設定のため、優先座席の設定はメトロ一少ないですね。ここは何というか、融通の利かない所なんでしょうね・・。
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最後に車椅子スペースです。ここもなんとかギリギリ車椅子が納まりそうな幅しかありません(笑) 付帯設備は握り棒と非常通話装置となっています。
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