行政の支援から取り残された人たちの声に寄り添うべき議員が、なぜ行政に寄り添うようになるのか? | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

令和5年12月18日午前10時から市役所2階の大会議室で出馬発表会をします!120億円溜まった基金で、自殺率や水道料が高い南魚沼市の市民の生活費をとことん下げます!

 「政治の役割は行政の支援から取り残された弱者に寄り添うこと」をモットーにしている南魚沼市議会議員の黒岩揺光です。

 

 今回のブログでは、なぜ、行政の支援から取り残された人たちの声に耳を傾けるべき議員が、行政に寄り添うようになるのか、について考えてみます。

 

 同僚議員の勝又貞夫議員を紹介します。

 

 

 

 約2年前、勝又議員は「ザ・メッセージ」と題した↑の後援会チラシを新聞に折り込みました。

 

 このチラシを見ただけでも、かなりユニークな議員だということはわかっていただけるかと思います。

 

 

 

 ↑が勝又議員の基本的な考え方です。

 

 「議員を育てるのも市民の力」「常に市民目線で物事を考えて行動」とあります。

 

 「行政側の目線で見るか、市民目線で見るかで、市政はかなり違ったものに見えてくる。市議会議員は市民の代表であることを、常に忘れてはならない」

 

 「市民目線を持てないようでは、議員は役に立ちません!」と強い言葉を放っています。

 

 勝又議員はとにかくユニークです。

 

 まず、私以外の現職議員の中では、唯一、会派に属さなかった経験を持ちます。

 

 

 

 

 次に、現在、所属している会派は「歩む会」です。勝又議員は六日町地区在住です。「歩む会」は塩沢地区に住む林茂男市長の出身会派で、塩谷寿雄議長、牧野晶議員、鈴木一議員がいる会派です。この方たちに共通するのは、自民党員で塩沢地区出身ということです。その中に唯一、六日町地区の議員が入ったわけです。

 

 無所属での経験があること。そして、塩沢地区の議員で原則占められてきた「歩む会」に入っていること等、色々な意味でユニークです。

 

 フェイスブックの友人の数は5000人近くになっていますが、多くの市民から、勝又議員から面識もないのに、「怪しいものではありません」というメッセージが来て、友人申請してくると言われます。

 

 私も、ある意味でとてもユニークな人間だと思うので、勝又議員とは同じユニーク仲間だと思っていました。同じ議会広報編集特別委員会で委員長と副委員長の関係でもあり、2人だけでラーメンを食べにいくことも何度かありました。

 

 しかし、そんなユニークな勝又議員との関係に今年3月、激震が走りました。

 

 すでに何度もブログで取り上げていますが、9月1日から水道料金の福祉減免制度が廃止されることで、生活困窮者の水道料金が最大で1000円以上値上げになります。本来、議員は、行政ではなく、市民の代弁者ですから、この制度の廃止によって生活が脅かされる市民の声を拾わなければいけません。

 

 しかし、「市民の代表であることを忘れてはならない」と言う勝又議員が、この制度の廃止について、議会だよりで報じる際、市民ではなく、行政に寄り添うと疑われるようなことをしたのです。

 

 まずは、↓のブログをご覧ください。

 

 行政をチェックする議会の広報誌の内容が事前に行政にチェックされていたらどう思いますか? | 打たれれば打たれるほど、出てくる杭になれ!表現の自由を奪われた市議会議員が言いたいことを言い続ける物語。 (ameblo.jp)

 

 

 5月1日に発行された議会だよりで、福祉減免制度の廃止について報じることになり、その際、市民目線に立って私が「料金が最大で倍増する」と下書き段階で記したものを、「市民目線を持てないようでは、議員は役に立ちません!」がモットーの勝又議員が、行政幹部に見せ、「料金が最大で倍増する」と記した部分を、「料金が値上げになる」と赤ペンを入れてもらったのです。

 

 

 

 

 この行為は、憲法21条で禁止される検閲行為と疑われるものであり、市民目線のかけらもありません。

 

 先日のブログでは、制度の廃止によって1000円以上料金が上がることに困っている女性の話を紹介しましたが、勝又議員は、この女性の苦悩に寄り添うのではなく、この制度の廃止を決定した側である行政に寄り添うと疑われる行為をしました。「最大で倍増する」という表現の方が正確だし、女性の苦悩がより明確に読者に伝わると思うのですが、勝又議員のこの行為によって「値上げになる」と編集されてしまえば、「ああ。1円とか10円の値上げなのかな」と読者は思い、女性の苦悩が伝わらない可能性が高いのではないでしょうか?

 

 そして、この一連の勝又議員の行動について、私がブログで書き、その件が、4月11日の議会広報編集特別委員会で問題視されました。詳細は↓のブログをご覧ください。

 

 議会の広報誌を議員が編集している姿を見たいと思う市民がいるのでしょうか? | 打たれれば打たれるほど、出てくる杭になれ!表現の自由を奪われた市議会議員が言いたいことを言い続ける物語。 (ameblo.jp)

 

 この委員会で、大平剛議員が、副委員長である私と勝又委員長が2人で、今回の一連の件について、文書を出すよう求めました。

 

 私は4月末に勝又議員に電話をし、「この文面についてどうするのか」と尋ねましたが、何も回答がありませんでした。

 

 すると、5月になって、勝又議員が私に電話をし、「議会事務局に文書を持っていったら、副委員長との連盟でお願いしますと言われた」と言います。つまり、連盟で書くはずだった文章を、勝又議員は、私に相談もなく、勝手に文章を作り、それを提出しようとしたとのことです。

 

 5月10日に勝又議員と私で会うことになりました。

 

 私は「明日ですがやり取りはすべてブログで公開させていただきますので、よろしくお願いいたします。委員会の公的な活動ですので、お願いします」とラインで送りました。

 

 勝又議員は「明日は委員会の前段の打ち合わせですから、自粛ください!」と返信しました。

 

 おかしいですね。勝又議員は「議員を育てるのも市民の力」という言葉をチラシに書いておりました。だったら、勝又議員の言動をより多くの市民に知ってもらったほうが、「議員を育てる」ことにつながるのではないでしょうか?公人になったのですから、すべての議員としての言動が市民に見られているという前提で活動すべきです。市民に知られたくないことはしなければいいだけの話です。

 

 私は「自粛しません」と伝えました。

 

 5月10日午前9時半、私は勝又議員と会いました。

 

 勝又議員は以下の文章を私に見せました。

 

 

 

 今回の件については、「委員長と副委員長の考え方の違いが表面化し、少なからず混乱がありました」とありますが、勝又議員が行政幹部に議会だよりの記事の内容が適切かどうか判断を仰いだ行為が、不適切であったということが記されておりません。本人はおそらく全く反省していないということになります。

 

 次に、勝又議員が用意した文章には↓の文面もありました。

 

 

 

 「記事にするための原稿の内容については、その数値や文言などの表記、表現が適切であるかどうかを、執行部に確認することは問題とはならない」とあり、憲法が禁じる「検閲行為」を推奨するような文章となっています。

 

 さらに、「記事になる前の校正段階の原稿を、そのまま不特定多数の市民に公開することはあってはならない」とありますが、地方自治法115条に会議は公開するという原則があるため、委員会は公開されるべきものです。議会だよりの編集作業は正式な「委員会」で行われているものですから、委員会で配布される文章はすべて公開されるものとなります。先日は市民が委員会を傍聴したのがその証左です。

 

 憲法や地方自治法の精神と真っ向から対立するものを、委員会の確認事項として、文書化するわけにはいきません。

 

 この日の会議は、勝又議員のこの文章を私に手渡すだけで終わりました。

 

 後日、私は、以下の文章を案として出しました。申し訳ありませんが、勝又議員の案は受け入れることができませんでしたので、全面差し替えをさせていただきました。

 

 

「議会だより」は、二元代表制のもと、行政のチェック機関である議会の活動を市民に共有するための広報誌である。市民の多様な意見を幅広く代弁するために選ばれた議員たちの活動を公平に伝えるためのものである。

 

 議会には会派があり、特定の政治的意見を持つ議員が多数派を占めることもあるが、多数派の意向で少数派の発言が意図的に歪められないよう、公正公平な編集に努める。

 

 今回の件については、行政のチェック機関である議会の広報誌の編集責任者である委員長が、行政に記事の記載内容が適切かどうか意見を求めたもので、憲法21条で禁じられている「検閲行為」の疑いをかけられるようなことが起きてしまった。今後、このようなことが起きないよう、委員長と副委員長の間でより密なコミュニケーションをとっていきたい。

 

 

確認事項

 

●    記事の表記が適切であるかどうかを執行部に確認することは憲法21条で禁じられている検閲行為であるということを認識するべきである。

●    地方自治法115条に会議公開の原則があり、委員会では傍聴が可能である。そのため、委員会で配布された資料を公開することは何の問題にもならない。もし、発行前の資料を公開したくないのなら、委員会ではなく別の会を立ち上げて編集作業をすべきである。

 

 5月22日に議会広報編集特別委員会が開かれる予定でした。この日の委員会では、8月1日発行の議会だよりの表紙をどうするかが議題でした。

 

 勝又委員長は、この委員会で、勝又議員の案と私の案を「委員全員に配布したい」と言いました。私は、まだ、一度もそれらの文書のすり合わせをしていないのだから、すり合わせをした上で出すべきと伝えました。結局、委員会では文書は配布されず、再び、「委員長と副委員長でしっかりコミュニケーションを取ってほしい」と他の委員から言われました。5月31日に、再度委員会を開き、それまでに勝又委員長と私の文章を出すことに決定しました。しかし、「委員会は非公式で開くことにしよう」ということになりました。つまり、正式な委員会ではなく、非公式会合ということになります。

 

 

 5月23日、私と勝又委員長が議会事務局で二人で会いました。

 

 勝又委員長は、ご自身が書いた文書を私に見せ、「どこを直したらいいのかやってみてください」と言いました。

 

 私は「私が書いたのは見られたのですよね?」と聞きました。

 

 勝又議員は「これだね?」と言いました。

 

 勝又議員は、「俺のはどこを直せばいいのか教えてほしい」と言いました。

 

 私は、「私の文章でお願いします」と伝えました。

 

 勝又議員: あなたの文章をそのまま出すことが希望なのですか?まあ今の話はそうだよね。じゃあ、もう一度確認します。これをこのまま連盟で出すということが、あなたがベストだと思っているのですね?

 

 私: はい。

 

 勝又議員: じゃあ、参考までに、私の文書のどこに問題があるのか、蛍光ペンでつけてもらえますか?

 

 私は、勝又議員の文章をすべてに〇をつけました。

 

 勝又議員: 私は色々な人に聞いてみた。その業界のことを知っている人たちに聞いてみました。間違ったことを出さないように、事実を確認するのなんて当たり前にやっていることだと言われました。「検閲」にあたるという話ですが、ここに「検閲」とはどのようなものか書いてあります。私は確認をしにいったのであって、行政が強制力を使って何かをしようとしたわけではないでしょ。普通に考えれば、憲法を持ち出すなんて話自体が、変だっていうふうに、俺がいくとこいくとこ言われたね。「こんなところで憲法持ち出してやっているのですか?」と。

 

 私: 何回も繰り返して申し訳ないのですけど、委員長は「普通」とか「常識」という言葉をたくさん使われるのですが、

 

 勝又議員: それで「普通」と言ったのは、、

 

 私: ちょっと、私が話しているのですが、いいですか?私の話、最後まで聞いてもらっていいですか?

 

 勝又議員:いいですよ。

 

 私:普通とか、常識というのは、それぞれの価値観です。勝又議員の68年の人生と、私の42年の人生、全く違うと思うのです。出会った人も違えば、見てきたものも違う。勝又議員の常識が私に通用すると思うこと自体が、僕にはありえないので、

 

 勝又議員: ありえない?

 

 私: 普通とか常識とかいう言葉を使いたいなら、話し合いをする意味がないと思います。

 

 勝又議員: 話し合いの意味がない?

 

 私: 普通とか常識とかというのは違うのだから。

 

 勝又議員: それでね、まあこの、、

 

 私: よろしいですか?私の言っていることは理解してくれましたか?その部分を理解してもらっているかどうかお知らせ頂けますか?

 

 勝又議員: 全然違うってことだよね。

 

 私: そうです。それで、最後まで私の話を聞いてもらっていいですか?

 

勝又議員: いいですよ。

 

 私: 私が書いたのは、「検閲行為が疑われるようなことが起きてしまった」というもので、検閲行為と断定はしていないわけですね。

 

 勝又議員: これはどうですか? (「記事の表記が適切であるかどうかを執行部に確認することは憲法21条で禁じられている検閲行為であるということを認識するべきである」という私の文書を指さす)

 

 私: 「検閲行為の可能性が疑われる行為であることを認識するべきである」と替えるべきですね。

 

 勝又議員: これ確認事項ってなかったかい。検閲行為として疑われるというのはどうしてなのかね?行政が強制的に関与して検査したわけではないわけですよ。

 

 私: でも、勝又議員が畔地まで行って確認をしにいったということは、誤解する方もいると思います。(水道課は市役所から10キロ離れた「畔地地区」にあり、勝又議員はわざわざ畔地まで資料をもって、赤ペンを入れてもらったのです)

 

 勝又議員: 自発的にいったのを誤解する市民がいる、少なくとも、あなたがそう思ったのだよね。

 

 私: 料金が倍増する世帯がある、というものを、値上げになる、と書き換えてもらうと言う行為というのは。

 

 勝又議員: 使用水量によっては、料金が最大で

 

 私: ちょっといいですか?最後まで聞いてもらっていいですか?勝又議員の行いが不適切だったという話をしています。

 

 勝又議員: 畔地に行ったことが不適切な行為であったと。俺、確認しに行ったんだよ。例えば、議場に持ち込まれていない表。これが適切であるとは思わなかったから、そのほかにも数値や固有名詞に間違いがあってはいけないのだから。発行責任者は議長名で出すものだから、議場に持ち込まれていないもので報告するのは適切ではないと思ったから、私が自発的に行ったのです。

 

私: 何度、言っても堂々巡りになるだけなので、もう言いたくないのですが、私は、「最大で倍増する」という箇所を、水道部長に「値上げになる」と書き換えてもらった行為は、不適切だったと思います。

 

勝又議員: 値上げになる? 福祉減免が外された結果、支払い額が増えるだけで、水道料金そのものは別の考え方じゃねえの。福祉減免が外れた結果、支払額がそうなったというだけで、水道料が倍増になるという事実があるかどうか。

 

黒岩: もう繰り返したくないし。

 

勝又議員: じゃあ、

 

黒岩: 私の話終わらせてもらっていいですか?

 

勝又議員: いいですよ。

 

黒岩: 二元代表制において、行政をチェックする側である議会が、チェックされる側である行政に、議会だよりの内容が適切かどうかをたずねるのは不適切だったと思います。

 

勝又議員: じゃあ次にいきます。校正をかけている段階の原稿を写真にとって全世界に公開するというのは、こういう仕事に携わっている人に聞いてみたのだが、校正をかけている段階のものを公開するなんていうのはだめだと。しかも憲法違反だという書きたてもあったわけですよ。これもそれも変だなと。

 

黒岩: 話がごっちゃになっている感じがするのですが、「憲法違反」というのはブログで書きましたっけ?

 

勝又議員: 写真にとっておけばよかったな。あれはもう書き換えた?

 

黒岩: 書き換えてないです。話をごっちゃにさせないで、事実を基にいきたいのですけど、校正段階のものを全世界に公開した話と、憲法違反の話を一緒にされましたけど、私、ブログで憲法違反のこと書きました?

 

勝又議員:いや、それ書いてないのであれば、俺の思い違いかな。まあ、こういうところに出てくるから。

 

黒岩: じゃあ、それごっちゃにしないでいいですか?

 

勝又議員: いいですよ。

 

黒岩: じゃあ、出版される前の校正段階のものを公開したことについてですね。ここに書いてある通りです。(私は、私の文書の「 地方自治法115条に会議公開の原則があり、委員会では傍聴が可能である。そのため、委員会で配布された資料を公開することは何の問題にもならない。もし、発行前の資料を公開したくないのなら、委員会ではなく別の会を立ち上げて編集作業をすべきである」という部分を指さす)

 

勝又議員: 委員会に提出される資料っていうのは完成品をかける,,,

 

黒岩: ここに書いてある通りです。これに対して、コメントをください。

 

勝又議員: 、、、、、、、、。 、、、、、、。 自治法115条は、本会議の規定であり、委員会は、自治法上の議事公開の義務はない。

 

 (要するに、勝又議員は、地方自治法115条は本会議にのみ適用されるのであって、委員会には適用されない、と言っているのです)

 

黒岩: それどこに書いてあるのですか?見せてください。

 

勝又議員: 、、、、、、。どっかにあるだろう。

 

黒岩: 見せてください。

 

勝又議員: 今、見せられない。

 

黒岩: じゃあ、それが出るまで待ってください。勝又さんが勝手に自治法を解釈できないので。勝又さん、いつから憲法学者になったのですか?

 

勝又議員: へ?

 

黒岩: いつから憲法学者になったのですか?

 

勝又議員: 憲法学者になったなんて言ってません。

 

黒岩: じゃあ、自分で勝手に解釈しないでください。

 

勝又議員: 憲法読んでみたよ。

 

黒岩: 今、自治法の話なので、この話は終わりでいいですか?

 

勝又議員: 憲法学者の話をされたから、それに対する応答じゃないですか。

 

黒岩: じゃあ、この話は終わりでいいですね?

 

勝又議員: はい。そうすると、平行線なんで、今日の会議はこれで終わりだな。そうすると、修正に応じられないなら、会っても無駄だと言われていましたけど、言ってましたよね?

 

黒岩: 、、、、。

 

勝又議員:それは認めますよね?

 

黒岩: 、、、。

 

勝又議員:どうして返事しないのですか?

 

黒岩: 何が言いたいのですか?教えてください。

 

勝又議員: うーん。なかなか会話がかみ合いませんね。それでね、双方の文面を出して委員会で見てもらえばいいと言ったけど、それはだめだと、あなたは繰り返し言ったよね。で、今、ここでどこを直せばいいかと話し合っても、全否定じゃないですか。だから、両方出してもらいましょう。勝又の文面と黒岩の文面を両方出そうと言ったけど、「絶対だめだ」と食い下がったよね?今は気が変わったということですか?

 

黒岩: 気が変わってません。あの段階ではまだ一度もお会いしておらず、交渉の段階でしたので。

 

勝又議員: 会いましょうといっても、替えるつもりがないなら、会っても意味がない、と言ったじゃないですか?

 

黒岩: 私が出した案について勝又さんがどういう意見なのか示してもらいたいと言いました。

 

勝又議員: 会っても意味がないと言ったんですよ。

 

黒岩: 私が出した案に対して、何かしらのフィードバックがなければ、会っても意味がないですよね。

 

勝又議員: なるほど。俺は正直言って、これは直す必要がないと思っている。

 

黒岩: だから。会う意味がないですよね?直す必要がないわけでしょ?もうこれでいきたいわけでしょ?

 

勝又議員: それでね。今日、どことどこを直すべきかっていう話を聞けると思った。

 

黒岩: 私の文面を見れば、勝又さんだって、「じゃあ、この部分とこの部分を採用して、こういう文章にしよう」ということはできますよね?

 

勝又議員: 内容が違いすぎるよね。

 

黒岩: 内容が違いすぎても、ここは修正してみようかなっていうのはできるのに、ご自身ではそれはされなくて、

 

勝又議員:だから、どこを直すべきかってマーカーペンで記をつけてと。

 

黒岩: だから、私の案はもう出しましたよね? それです。そこを基に、勝又議員が修正案を出せないなら、どうぞ、委員長の好きなようにしてください。

 

勝又議員: じゃあ、委員会で双方の文面を出して、判断してもらいましょう。

 

黒岩: それで、どうするのですか?委員会で多数決をとって、勝又案に5票、黒岩案に2票、とかになって、それでどうするのですか?その後、何になるのですか?

 

勝又議員: それは委員会になってみないとわからない。

 

黒岩: そこがないと、何を目指しているのかがわからないので。

 

勝又議員: いつまでもそういうこと言っていると、こういうのが書けねえことになる。

 

黒岩: わかりました。あの、委員会で出すのはいいので。前回、委員会を非公式にするという案でしたけど、「招集通知」出してください。公式な委員会でないと、私行きませんから。招集通知出していただいて、一語一句すべて公開されるという前提でやっていただいて、そうしたら行きますね。それでいいですか?(招集通知というのは、正式な委員会や本会議には必ず出されます)

 

勝又議員:はい。

 

黒岩: じゃあ、それで終わりでいいですか?

 

勝又議員: はい。

 

黒岩: ありがとうございました!

 

 その後、5月末に開かれるという委員会について、勝又議員から全く連絡がありませんでした。

 

 私は5月29日、議会事務局に電話をし、「5月31日の委員会はどうなったのですか?」と尋ねました。

 

 担当者は「委員長から聞いてないですか?」と言い、「開かない方向です」と言いました。

 

 すると、勝又議員からラインがありました

 

 「次の議会広報編集特別委員会は、予定通りに31日の朝9時からになります。今回は非公式の委員会となります。黒岩議員は、今後は非公式の委員会には出席しないとのことでしたが、とりあえずお知らせします。勝又」

 

 私は「非公式の委員会ってなんですか?それは委員会とは言わないのではないですか?」と返答しましたが、勝又議員は返事をくれませんでした。

 

 ラインで電話をしても、出てくれませんでした。

 

 

 

勝又議員のチラシをもう一度ご覧ください。

 

 

 

 「いつでもお電話ください」とありますね?

 

 だったら、なぜ副委員長からの電話に出ないのでしょうか?

 

 守れない公約はすべきではないですよね?

 

 勝又議員には連絡が取れないので、念のため、大津素子・議会事務局長に電話をし、5月31日の会合が非公式なものであることを確認しておきました。後から、「委員会なのに、なんで出ないんだ!」と言われても困りますので。

 

 そして、6月議会になりました

 

 勝又議員は6月14日の本会議終了後に議会広報編集特別委員会を開くと言いました。

 

 招集通知も出されました。

 

 私はどんな議論がなされるのか楽しみにしていました。

 

 しかし、委員会では、8月1日の議会だよりの「一般質問」のコーナー等のデザインをどうするかの話だけで終わりました。

 

 15分ほどで委員会が終了し、副委員長の私が閉会宣言をしました。議会事務局の職員2人が退出しました。

 

 そこで、勝又委員長が「ちょっと残ってもらっていいですか?」と委員に呼びかけました。

 

 私が座り続けていると、勝又委員長が立ち上がり、「例の件ですけど、、」と話し始めました。

 

 私は、「委員会はもう終わったのですよね?」と尋ねましたが、勝又委員長は「ちょっと聞いてください」と言いました。

 

 私は、「委員会が終わったのなら、私は帰ります」と言い、席を立ちました。川辺きのい委員が「なんで?」と私に言い、他の委員は黙って座っていました。

 

 私は川辺委員の「なんで?」の意味がよく理解できませんでした。時間はすでに午後5時を過ぎていました。委員会でないのなら、集まりたい人が好きに集まって雑談をしているだけなのですから、保育園の送迎という大事な業務を控えている私が退出するのは当然のことではないでしょうか?雑談するために、保育園に子どもを預け続けたら、それこそ問題になります。

 

 結局、大平議員が求めた文書は提出されることもなく、誰も何も処分も注意もされることもなく、この1件は終わりました。最初から最後まで、勝又議員がどうにかして、自分の侵した行為を市民の目に触れられない形で、もみ消そうとしているようにしか見えませんでした。

 

 それでは、最後に、もう一度、勝又議員の基本姿勢を見てみましょう。

 

 

 

 

「市民目線を持てないようでは、議員は役に立ちません」

 

 

 行政の代弁者ではなく、市民の代弁者と言いながら、水道料金が1000円以上値上げになって悲鳴を上げる市民の声に寄り添うのではなく、値上げを実施する側の行政に寄り添い、副委員長からの電話は無視し、「議員を育てるのは市民」と言いながら、公人としての自らの言動を市民に公開することをとことん拒むというのはいかがなものでしょうか?

 

 勝又議員、市民に見せたくない言動は、もうしないようにしましょう。

 

 もし、私の日々の日常の発言や言動を勝又議員のチラシで取り上げたいのでしたら、どうぞ。すべて取り上げてください。私は、すべての言動を市民にさらけ出せます。だって、何も恥ずかしいと思うことはしていませんから。

 

 もし、あなたが市民にさらけ出したくない言動があるのなら、それはあなた自身が自らの言動に問題があるということを証明しているようなものなのです。公人になると決めた時点で、あなたの言動はすべてさらけ出されるという宿命なのだということを、どうかご理解ください。そして、選挙前に美しい言葉を並べただけと言われないよう、「目に見える結果」を出してください。

 

 お願いします。