あの大空祐飛さんでさえ

「スペシャル2番手って

 とむみたいな事を言うんだと思った。

 自分と一番近い所で実力のある人が

 一緒に作品を創ってくれるっていうのは、

 本当に幸せなことだなって。

 今更だけど、

 これが2番手さんかっていうのを

 教わりました。」

って絶賛した蘭寿とむさん。


蘭寿とむさんの大劇場卒業が本日。

蘭寿さんはさまざまなトップさんを支え

長い二番手時代を経て花組トップへ。


何度も、

次かって思ったことがあったでしょう。

でも、またかって思ったことも・・・


研16でのトップ。

遅咲きの真矢みきさんでさえ研15。

本当に長かった。


愛華みれさん時代の若手男役の

カッコイイ集まり。

その、最後の一人ですね。

東京でお会いするのを

楽しみにしています。


宝塚大劇場前楽のサヨナラショー。

蘭寿とむさんならではのショー。

組長の読み上げた蘭寿さんのメッセージ。

「ファン時代から見ていた

大浦みずきさん、安寿ミラさん、

真矢みきさん、愛華みれさん、

匠ひびきさん、春野寿美礼さん、

真飛聖さん、に続いて」と

歴代スターさんの名前が出て、

花組トップスターの矜持を感じた。

花組トップスター蘭寿とむ。

いい響きです。


月組の「マンハッタン不夜城」が

研1の初舞台。

ズンコさん以下の浮浪者に扮した男役が

黒燕尾服に着替える時に

ドラム缶から腕だけだして

シルクハットを手渡したのが

当時成績が一番の蘭寿とむさん。

ですって。

なんか、

それ聞いてますます

まゆさんが好きになった。

そうだったんだ・・・

ちょっとポカポカの休日昼下がり。

たまった洗濯をせっせとこなし

掃除でパタパタママしていて小休憩。


そこでパソコン開いたら、

なんと、宙組の大好きな生徒さんの

大量卒業・・・・・のツイが飛び交う。

百周年って、うれしいことばかりでない。

蘭寿とむさん、壮一帆さん卒業だし。


その上、

蓮水 ゆうや
愛花 ちさき
すみれ乃 麗

なぜ、なのだ。


まさかの

ちーたら、れーれ。


宙組に何が起こったのか。

これから運動会があるっていうのに。

ベルばらでさよならって。

あまりに早すぎる。


ちーさまはかいちゃんが泣くよ。

でも、元組長と対談したあたり

決心してたのか。


れーれはまぁくんと組み

『Brilliant Dreams NEXT』で
よく踊りました。

二人の相性がよく

金の花に感動した。


宙組は落下傘トップが続き

生徒さんには残酷な組。

次は生抜きにチャンスがきてほしい。


あの輝かしい宙組の始まりを

知っているから

なおのこと、さみしい。


そうそうに発表された花組の

『エリザベート』の主な配役。


気になるのはルキーニ役。

この役をしてトップにならなかった人は

いないってくらい重要。

誰が射止めるのか・・・

うれしいことに、だいもん。

望海風斗さんビックリマーク

次期トップでトート役の明日海りおさんと同期。

この役をだいもんで決まったことで

花組のエリザは成功間違いない。

だいもんは本気で狂気を演じる。

歌うまさんでもある。


北翔海莉さんがフランツ。

専科さんがフランツを演じる。

みっちゃん、

月組時代の下級生が主演な訳で

ちょっと、気の毒な気がするのは

かえって失礼になるかしら。


『エリザベート』はやはり配役だけでも

テンションがあがる。

チケットが取れるなら

何回でも観劇したい。

やはり、絶対にエリザは素敵だ。


百周年の宝塚歌劇。

なんとまぁ、

ベルばら上演が多いのでしょう。


雪組が全国ツアーで

オスカル・アンドレ編。

ツアーに先駆けて

発表がありました。

次期トップ早霧せいなさんと

次期トップ娘役咲妃みゆさん。

おめでとうございます。

チギちゃんは、待ちましたね。

同期のまさおくんが先に月組で

トップ就任しているから、

2人の同期並びも楽しみです。


花組は、次期トップお披露目を

中日劇場で明日海りおさんが

フェルゼン編。

月組の新人公演で何度も組んでる

蘭乃はなさんと。

安定のコンビですね。

らんちゃんはマリー・アントワネット。


宙組が鳳稀かなめさんの

オスカル編。

そして

全国ツアーにはフェルゼン編。

フェルゼンには朝夏まなとさんと

なんと、トップ娘役実咲凜音さん。

これは、つまり、

全国ツアーに現トップ娘役と行くとなると

もう、次期のトップ確約ですよね。

その間、かなめさんはディナーショー。

ちょっと、不思議な感じ。

大きな声では言えないけど、

ひょっとしたら、ひょっとするとか。


とはいえ、宝塚は手を変え品を変え

ファンを惑わすのが仕事だから

色々ありそうです。

が、

ベルばらずくしで

おなか一杯なのだけど。

まだ、まだ

ベルばらでいきますか?




きっと観劇した方がみんな幸せに

劇場を後にした作品。

明日は星組観劇なので早めに帰ろうって

観劇仲間と約束したけど

とてもそのまま帰れない。

できれば

そのまま劇場に残りたい気分。



幕が開いた瞬間から魅入られ

作品の流れがとてもよい。

流れる音楽の心地よさと共に

舞台も途切れることなく動く

その上、

役者のやる気が伝わってくる。

主人公を取り巻く人々や

末端にいる人まで物語があり

セリフのない芝居が所々で湧く。

すべての役者に愛情を持った脚本。


緒月遠麻さんと怜美うららさんが

慈愛に満ちたシューマン夫妻

孤高のブラームスを朝夏まなとさん。

クララ・シューマンの着るグレーの

上質なドレスが物語るように

静かに落ち着いた演技で

この三人を中心に物語は始まる。


有名な音楽家が登場する。

ベートベン、リスト、ワーグナー。

狂言回し的にヨーゼフ・ヨアヒム役で

澄輝さやとさん。


ベートベンはブラームス自身か

彼の分身かのように登場。

難しい役を凛城きらさんが好演。

かなりの自由に空間を奪っていく。


リストはさすが新公主演経験者。

愛月ひかる。

登場からしてピアノの魔術師。

堂々と存在感を示して

スケールの大きさを感じさせた。

新公主演経験ってスゴイ事ね。

そんな自信を感じました。


ワーグナーは春瀬央季さん。

はじめてきっちりしたセリフを聴いた。

作者の愛情を感じる言葉。

こういった経験は大切。

立ち姿や歩く姿が綺麗。

一瞬、瀬奈じゅんさんかと思った。

まだまだこういった人が

埋もれている宙組。


いい音楽にいい脚本。

生徒それぞれが生き生きと演じ

本当に至福の時間でした。





星組「ナポレオン」に次いで

宙組「翼ある人びと」も東上。

今週の土日は両方観劇できるので

ワクワクしています。


星組のちえちゃんはトップキャリアが

6年目に入るくらいで

最近のトップ歴からみると長目。

そんなキャリアがナポレオン演じるので

若いころから成長していくさまが

見ごたえがあった。


宝塚は成長楽しむを劇団だと

改めて感じた。


成長というと、宙組の青年館公演。

こちらは若手の集合。

とびきり活きのいい若手の活躍を

楽しみにしている。

こういう機会には

自分の壁を壊して思い切って

失敗を恐れず演じてほしい。


日頃セリフらしいセリフを話さない生徒の

声を感じるのも楽しみです。


新人公演で主演を演じられなくても

舞台に立てば

どこにいても頑張ってる生徒は気になります。

いつも、

みんなを観ています。



交響曲第3番~第3楽章

映画や舞台、ドラマなどで

よく流れる曲です。

その心地よい音楽を聴くのも楽しみ。



雪組トップスター壮一帆さんに続き

トップ娘役の愛加あゆさんも卒業。


添遂げ退団。

スポーツ紙にそう書かれていました。


先に卒業を発表した花組の蘭寿とむさんの

相手役の蘭乃はなちゃんは

次期トップとと組むことが決まっています。


蘭乃はなさんは真飛聖さん、

蘭寿とむさん、明日海りおさんと

三人の相手役に恵まれる事に。


蘭乃はなさんは月組時代の新公で

明日海りおさんとご一緒しているから

花組でのトップを組む相手としては

気心がわかっていて安心なんでしょう。


娘役道はさまざま。

やはり組む相手との関係で

色々な生き方になる。





星組『眠らない男・ナポレオン 

   ―愛と栄光の涯(はて)に― 』


2009年6月に
『太王四神記 Ver.II
-新たなる王の旅立ち-』で

星組トップになった柚希礼音さん。

6年目になろうとしています。


ナポレオンという

時代を築いた勇者演じる年輪が

レオン君の星組でのキャリアと重なり

感動的でもありました。


6歳年上という夢咲ねねさんが

老けて見えたのは、

芝居的には成功したんだと思います。


まだ一度しか観劇していませんが

何度か観れば一緒に歌えそう。


今回、狂言回し的な存在が

エリザのルキーニのように

幕開けからところどころ出てきて

説明する。

これは進行役で必要かもしれないけど

観客を信じてそのまま話を

すすめてほしいと思った。

説明がなくても理解できる。

と思うけど・・・・・・

色々積み込まれていたから

説明部分も必要か。

ちょっと、賛否両論。


が、

年老いた紅ゆずるさん演じるマルモンを

他者が演じて、

そのマルモンが狂言回し的な役とは・・・・

最初2人に共通点が見いだせず困惑した。

そんな狂言回しに使った割には

マルモンとの葛藤が薄く、残念。


ナポレオンという魅力的な人物を

素晴らしい音楽と舞台装置で

早足でかけていった感じ。


次回の観劇でまた感想も変わると思う。


本当に、

エリザベートは傑作だったと実感。

ロミジュリ、スカピンしかり・・・

そのなかに、

ナポレオンも加わってほしい。


ますます、太陽王が観たくなった。

元宝塚歌劇団

宙組男役珠洲春希さんのブログ。


とある、宙組ドラマシティ公演。
「翼ある人々」の観劇なさって。
胸キュンなフレーズ。


昔の
「エイジ・オブ・イノセンス」
をちょっぴり思いだし・・・。


宝塚版「エイジ・オブ・イノセンス」は

星組から宙組に組替えになってた

椿火呂花さんの主演となった作品。

植田景子先生の脚本、演出。


ニューヨークの上流社会での

許されない愛の物語。

当時の時代背景を語るフロックコートが

ニューランド役のゆうかちゃんが

あまりにも似合いすぎて。

星組で真飛聖さんに隠れて

チャンスがなかったのが

とても残念に思った。

正統派二枚目で美目秀麗。

かつ、品のある姿。


同期のふづき 美世さんが

自由な感覚の人妻役で恋の相手。


美羽あさひさんが妻役で

幼さと可愛さを演じながらの裏に

二人の気持ちを知りつつ

しっかり夫を縛り付けるしたたかさ。

この嫌味な役を無邪気に演じる。


この三人のトライアングルが

二人の精神的な愛が噂になり

静かに波紋を呼んでいった。

ヨーロッパの伝統や格式のみを重んじた

窮屈きわまりない19世紀後半の

ニューヨークを感じて素晴らしかった。


「翼ある人びと」も秀作のようで

評判もいいから楽しみ。

宝ジェンヌの素晴らしさは

卒業しても下級生の舞台を観て

素晴らしさを広めてくれること。

いい作品は、いいのだから。

そうして褒めてていただくと

生徒さんにも励みになると思う。