元宝塚歌劇団
宙組男役珠洲春希さんのブログ。
とある、宙組ドラマシティ公演。
「翼ある人々」の観劇なさって。
胸キュンなフレーズ。
昔の
「エイジ・オブ・イノセンス」
をちょっぴり思いだし・・・。
宝塚版「エイジ・オブ・イノセンス」は
星組から宙組に組替えになってた
椿火呂花さんの主演となった作品。
植田景子先生の脚本、演出。
ニューヨークの上流社会での
許されない愛の物語。
当時の時代背景を語るフロックコートが
ニューランド役のゆうかちゃんが
あまりにも似合いすぎて。
星組で真飛聖さんに隠れて
チャンスがなかったのが
とても残念に思った。
正統派二枚目で美目秀麗。
かつ、品のある姿。
同期のふづき 美世さんが
自由な感覚の人妻役で恋の相手。
美羽あさひさんが妻役で
幼さと可愛さを演じながらの裏に
二人の気持ちを知りつつ
しっかり夫を縛り付けるしたたかさ。
この嫌味な役を無邪気に演じる。
この三人のトライアングルが
二人の精神的な愛が噂になり
静かに波紋を呼んでいった。
ヨーロッパの伝統や格式のみを重んじた
窮屈きわまりない19世紀後半の
ニューヨークを感じて素晴らしかった。
「翼ある人びと」も秀作のようで
評判もいいから楽しみ。
宝ジェンヌの素晴らしさは
卒業しても下級生の舞台を観て
素晴らしさを広めてくれること。
いい作品は、いいのだから。
そうして褒めてていただくと
生徒さんにも励みになると思う。