星組『眠らない男・ナポレオン 

   ―愛と栄光の涯(はて)に― 』


2009年6月に
『太王四神記 Ver.II
-新たなる王の旅立ち-』で

星組トップになった柚希礼音さん。

6年目になろうとしています。


ナポレオンという

時代を築いた勇者演じる年輪が

レオン君の星組でのキャリアと重なり

感動的でもありました。


6歳年上という夢咲ねねさんが

老けて見えたのは、

芝居的には成功したんだと思います。


まだ一度しか観劇していませんが

何度か観れば一緒に歌えそう。


今回、狂言回し的な存在が

エリザのルキーニのように

幕開けからところどころ出てきて

説明する。

これは進行役で必要かもしれないけど

観客を信じてそのまま話を

すすめてほしいと思った。

説明がなくても理解できる。

と思うけど・・・・・・

色々積み込まれていたから

説明部分も必要か。

ちょっと、賛否両論。


が、

年老いた紅ゆずるさん演じるマルモンを

他者が演じて、

そのマルモンが狂言回し的な役とは・・・・

最初2人に共通点が見いだせず困惑した。

そんな狂言回しに使った割には

マルモンとの葛藤が薄く、残念。


ナポレオンという魅力的な人物を

素晴らしい音楽と舞台装置で

早足でかけていった感じ。


次回の観劇でまた感想も変わると思う。


本当に、

エリザベートは傑作だったと実感。

ロミジュリ、スカピンしかり・・・

そのなかに、

ナポレオンも加わってほしい。


ますます、太陽王が観たくなった。