明治座花形歌舞伎 観劇
明治座十一月花形歌舞伎、今日は千穐楽。18日に観劇しましたので、メモです。一、車引チラシに写真がない中村鶴松丈は、桜丸の役は抜擢。しかしながら、梅王丸の橋之助と、力が拮抗していると感じます。近年大きな役を勤める機会があり、努力が形になっているようです。二、一本刀土俵入これまで何度も見たこのお芝居。中村吉右衛門や勘三郎の姿が、目に残ります。主役のみならず、登場人物のひとりひとりが印象的で、しみじみとした舞台を作り上げています。今回の中村勘九郎丈。この役にまっすぐにぶつかっています。(勘九郎丈の勘三郎襲名の話もあと数年の内でしょうか…と思う、今日この頃。)三、藤娘開演前の緞帳。中村米吉丈の藤娘。可愛らしいだけではない、きっちりとした踊り。今年はお正月の「八重垣姫」、各地で上演した「ヤマトタケル」の弟橘姫など、役者振りがまた一段と上がりました。中村 米吉 - Instagram: "🪻藤娘🪻あれ?なんか違うの混ざっているような……笑来月の明治座、昼夜の大役、何卒よろしくお願い申し上げます🙇#明治座 #十一月花形歌舞伎#藤娘 #鎌倉三代記#スーパー歌舞伎 #ヤマトタケル#ラスト1回#歌舞伎 #女形#中村米吉©︎松竹"October 20, 2024、4,543 likes, 61 comments - yonekichi.rice_lucky : "🪻藤娘🪻あれ?なんか違うの混ざっているような……笑来月の明治座、昼夜の大役、何卒よろしくお願い申し上げます🙇#明治座 #十一月花形歌舞伎#藤娘 #鎌倉三代記#スーパー歌舞伎 #ヤマトタケル#ラスト…www.instagram.comこの「藤娘」という舞踊は、昭和の終わりから平成の初め頃…いわゆる大御所の女方が、昼の部の打ち出しの演目としてよく出していました。尾上梅幸、先代雀右衛門、先代芝翫など、繰り返し見ました。若いですが博識な米吉丈は、そういったこともご存じでした。(筋書きのインタビューより。)