東京湾から10キロほど川を上がったとこにある東京の極東なんかちとびっくりするくらい田舎で駅前なんか本屋とかレンタルDVDとか文化的な店はことごとく潰れてそのくせ歯医者と美容院とパチンコ屋なんか腐るほどあって誰か放火してくんねーかな。
メシ食うにしたって店員がバカばっかしの吉野家と同じ会社がやってるバカばっかしのカレーうどん千吉と灰汁だらけのラーメン出すバーミヤンと畳みてーなツラした店長のマクドナルドくらいでどーすんのよったく。あ、カレーのCOCO壱番屋ができたときはもう町中が色めき立って殺気さえ感じたのだがプレーンのポークカレーが480ジャパニーズ円に対して定番のカツとかトッピングすると詐欺みてーにバカ高くなるのとルーや辛さが選べるのはいーとしてご飯の量まで分かれててそれもお値段に反映するとゆーのが面倒くさくて今や風前の灯火なのだ。
極東の民度の低さを舐めんなよ。んでこれだ。あの幸楽苑が新店舗を建ててやってくるのだ。再び東京都とは言え極東の片田舎の期待と関心が光化学スモッグのよーに渦巻いてるのが息苦しいほど伝わってくるのだが、とにかく民度が低い町で最も民度が最低な天然地元民のおっさんたちの度を越した喫煙マナーにどう対処するかがこれから幸楽苑の運命を左右するのだな。とにかく分煙するならエアカーテンするとかしっかり分煙してくれ。ただ席を分けただけならプールの端っこで小便するよーなもんだと某国営放送が言ってたぞ。
間もなく一郎太君は、大きな湯呑みをのせた盆を持ってやってきました。ぼくは礼を言いその湯呑みを受け取ると、一郎太君はにっこりと微笑み静かに出て行きました。微笑む一郎太君は姉に似て、とても可愛い表情を見せたのでした。
霧渕博士はそんなことには構わずに、後ろ手を組んだままゆっくりと歩き回って回想にふけっていました。
「私は瀬戸内で、ある病気の研究をしていてね。あれは大正四年……三十五歳のころかな」
「瀬戸内というと、ハンセン病の隔離施設がありましたね」
「その通り、まさにその治療法を模索していたのだがその六年後に、同盟国であるドイツから偉大な医学博士、フランク・シュテルンが来日してね、私は彼の研究を手伝うことになった」
霧渕博士の話を聞きながら、ぼくは薬を服むために湯呑みの白湯で口を潤しました。
「私は喜んでね。なにしろそれはナチス錬金術なのだから」
霧渕博士は足を止めて、懐かしむように笑を浮かべました。
「ああ、聞いたことがあります。ヒトラーが軍事資金のために、黄金を人工的に造らせているとか……」
「その通りだよ君、さすがは新聞記者じゃないか」
霧渕博士は再び背中を丸めて歩き出しました。
「いえ、軍事資金とはいえ、錬金術で黄金をこさえるなんて、黄金の価値を下げるだけで、なんの役にも立たないって話を聞いたものですから」
ぼくは霧渕博士を目で追いながら言いました。
「さよう、愚かなことだよ。更には軟らかい黄金など、兵士の甲冑にもならんだろうしね。だがもうひとつ、ヒトラーが望んだ究極的なものがある」
「究極的なもの……?」
思わずぼくは聞き返しました。
「中世の錬金術師、ニコラ・フラメルやパラケルススが『賢者の石』と呼んだもの……私たち医学者はそれを研究していたのだ」
「それはいったい……」
ぼくは三角の包み紙を開いて、粉薬を口に運びました。
「不老不死」
何故か嬉しそうにそう言いながら顔を近づけてきて、鼻眼鏡の奥で薄気味悪く微笑むのでした。
思わずぼくは咽て粉薬を吹き出してしまい、博士その嬉しそうな笑顔を白くしてしまいました。
ぼくは更に粉を吹きながら、慌てて湯呑みの白湯を飲み干しました。
「し、失敬……不老不死って……それが錬金術とどう関係するのですか……?」
「黄金が錆びないのは、極めて組織が安定しているからだ。それに比べて他の金属は鉄、銅、銀の順で錆びていく。黄金以外の金属は病んでいる。病んでいるから錆びるのだ。したがって病んでいる金属を精錬し、余分なものを取り除けば良い。人体も同じことなのだ」
霧渕博士はゆったりと椅子に腰掛け、ハンカチで鼻眼鏡のレンズを神経質に磨きました。
「蛇が己の尻尾を喰らうがごとき……己を喰らい、己を殺し、己を育てる。完全なる自己完結……それがシュテルン博士の理想だった」
「あの……よくわからないのですが……」
霧渕博士は鼻眼鏡を掛けなおし、右手の人差し指で椅子の肘掛をとんとんと叩きながら話を続けました。
「十年前、私は大病を患ってしまってね。シュテルン博士が治療を施してくれたのだが、彼も二年前に亡くなってしまった。私ひとりになってしまった研究所は、すぐ政府の手によって閉鎖されてしまったのだ。まあ、加藤君が懸念するような、向日葵を腐らせる毒物はないよ。私も昨年から身体の調子を悪くしていてね、そういうものには敏感なのだ」
とにかく次から次へと語られるとっぴな話に、ぼくはすっかり度肝を抜かれました。しかし学者には、質の悪い冗談を好む人が多いと聞いていましたので、ぼくはそのまま聞き流すことにしました。
「来たまえ、私の研究室を案内しよう」
霧渕博士はすっと立ち上がり、土蔵の扉へぼくを促しました。
15歳で上京してバイトしながら役者を目指して19歳でデビューなんざあ見上げたもんだよ子猫のタマキン。んでもってバレたらどーなるか考えなくても分かるだろ29歳のいー大人ならフツーにスーパーモデルと美人料理研究家に二股かけてそれも婚約プロポーズのほとんど結婚詐欺なことしてやっぱし生まれと育ちと中卒のオツムはその程度なんだな塩谷瞬。テレビで泣いて謝ってたけどなんで後ろに八百屋のオヤジがいんだろ。ってか泣いて謝りゃあ許してくれると思うゲイノージン根性が嫌らしいのだ。本当に悪いと思うんなら走って逃げろ。んでほとぼりが覚めた頃に出てきて泣いて謝りゃあ会見のテーマが二股交際からどこに逃げて何をしてたのかにすり替わるからなんだかお得だろ。ってかそんな企みがあるゲイノージン根性はもっと嫌らしいのだ。
ってなわけで昨日はトリオの連中に焼き鳥とホッピーをおごってもらったのだがここんとこ自宅では酒をひかえててもっぱらノンアルコールビールでも味と匂いはビールだからノンアルコールとはいえ脳みそが”ビール”と認識してしまいけっこうなほろ酔いになってしまうのだ。いわゆる偽薬によって病状が回復したり悪化するプラシーボ効果の一種と思われるのだが健康なヒトに偽薬を服用させたとこ肝臓障害が出たとゆーからあなどれんのだ。ヘタしたらおれはノンアルコールビールで肝硬変になったりしたりなんかしちゃったりしたら死んでも死にきれんだろーなあ。ちなみに色々試したのだがやっぱしキリンが一番旨い。キレと苦味がまるっとビールなのだ。ってなことでキリン、たしか中央区新川だよな。住所近いんだしキリンって連呼してやるから四トントラックでノンアルコールビールを送れ。キリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリソキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキリンキr
くわずぁりぃじゃあねーのよシナチクぅわっははーっ くわずぁりぃじゃあねーのよチャーシューぅわっははーっ ラーメンっに入れてぅもいーけどぉ ちょいと残念な状態ぅだったぁのぉあははーっ ぅあはははーっ ぅはぅはぅはぅいやぅひーっ! ひえーっ!
とゆーわけで一世風靡したあの中森明菜の名曲「飾りじゃないのよタマゴは」からのワンフレーズをお届けしたのだ。
ってなことでここは練馬変態倶楽部で有名な江古田にあるらーめん太陽の煮干らーめん480ジャパニーズ円なのだ。確かにお値段にしては単純に旨い。麺もコシ云々よりひと玉半とボリューミーなのだがこれだったらチャーシューとシナチクはいらんのだ。だって硬くて違和感があってこれじゃあ邪魔なだけなのだ。んで今日はスキンヘッドで行ったのだが帰りがけにお店のおばちゃんが誰かと勘違いして「連休は千葉に行ってらっしゃるんでしょ、お早いお帰りでどうでした?」とかワケわかんねーことゆーから「まあ、あれじゃあーねぇ。あ、ごちそうさん」と適当に帰ってきたのだ。
ってなことで何故に江古田なのかってーと決まってんじゃねーか、ジプシージャズトリオの”ベンジャミン・フランクリン”じゃなくて”Valsemells”で音を合せに行ったのだ。アコースティックはいいよなあ、公園とかで演奏るからなあ。ちなみにこの楽器は右からあの名器マーチンの小型バージョン。真ん中はジプシージャズの定番マカフェリのギター。左のボテッとしてネックが長げーのはおれのベースなのだ。
一応こんなんでやってんのだがギターのヤツにおれのベースを弾いてもらって初めて客観的に音を聴いたのだが安いな、音が安いのだ。まあ26000ジャパニーズ円で買った安もんだからかわからんがまだまだ音が安いのだ。これから育てて行けばなんとなーくマシになるかなあ。
ってなことで最近おれのボンビーな状況を憐れんでるファンも増えてきてなにかと当る馬券の買い方とか間違いない投資や先物売買の勧誘が増えてきたのだ。ありがたいなあ、いま検討中だからしてお返事待っててね死ぬまで。とゆーわけで未だに掛け算の七の段が怪しくて最近”紆余曲折”の”紆余”を覚えたいー歳のおっさんの”せっちんの地獄へズンドコ!”をよろしくねっと。


